月案・週案に使える文例集です。
『もくじ』から気になるところを見てみてくださいね。
おたより文例はこちら♪
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【1月】園だより、クラスだより、おたより書き出しと文例集【保育園・幼稚園】
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もくじ
今月の保育のポイント
- 生活習慣を見ても、出来る出来ないの差がくっきりと表れ、発達もでこぼこな印象を受ける。手伝ってあげようとするのがおせっかいになってしまったり、一方で保育者にべったりと甘える子どもも。多様な姿をここで把握し、クラス全体としてどう運営していくかを今一度考えても良い。
- 友達と共有する、社会事象が分かってくる頃。正月の文化について鏡餅をかざってみたり、七草がゆをしてみたりし、文化的な楽しみを伝えていくと子ども達も文化の雰囲気を嗜むように楽しめる。
- 仲の良い友達と共有し、楽しめる時期ではあるが、一方で人の気持ちや状況を理解することはまだ難しい面もあるので、イメージを保育士が仲立ちして共有して援助しながら楽しむ。
読むと保育が、もっとスムーズになりますよ♪
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【1月】の保育のポイントとスムーズに進めるコツ
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月のねらい
- いろんな遊びや活動を通して友達や異年齢児と触れ合い、楽しく遊ぶ。
- 霜柱や雪などの冬の自然に触れ、興味や関心を持つ。
- 衣服の着脱や排泄など生活に必要な活動を自ら行おうとする。
- 自分の気持ちを相手に受け止めてもらう喜びを感じる。
週のねらい
その1
- 1週目:生活リズムを整え、元気いっぱい遊ぶ(養護)
- 2週目:お正月遊びに興味を持ち、保育者や友達と楽しむ(教育)
- 3週目:ごっこ遊びなどを通して自分なりのイメージを持って遊ぶ(教育)
- 4週目:遊びの中で保育者や友達と言葉でやりとりする楽しさを味わう(教育)
その2
- 1週目:お正月の雰囲気を保育者や友達と一緒に楽しむ(教育)
- 2週目:友達や保育者との関わりの中で自分の思いを知らせようとする(教育)
- 3週目:日本の伝統的な遊びを楽しむ(教育)
- 4週目:感染症に気をつけて、寒い冬を元気に健康に過ごせるようにする(養護)
前月末の子どもの姿
養護(生活)
- 生活の流れが分かり、自分でできることは自ら行おうとする姿が見られる子もいる。
- 食事や排泄、着替えなどがかなり自立してくる一方で、遊びに夢中になって排泄が間に合わなくなってしまったり着替えが遅れてしまったりすることがある。
- 自分の気持ちや思いを言葉で表現しようとするが、うまく伝えられず友達とトラブルになってしまうことがある。
- スプーンやフォークの正しい持ち方を覚え、きちんと使おうとする。
教育(遊び)
- 木の実や石、ままごとの道具などを使い、イメージを膨らませながら遊んでいる。
- 保育者や友達とやりとりを楽しみながら遊び込む姿がある。
- 寒さに負けず、戸外でも思いっきり身体を動かすことを楽しんでいる。
- はさみやペンなどの道具の使い方を知り、正しく使おうとする。
- 月の歌や誕生会の歌など日々親しんでいる曲のリズムを覚え、楽しく活動に参加している。
活動内容(五領域対応)
養護(生活)
- 自分の気持ちを言葉で表現しようとし、気持ちを受け止めてもらう喜びを感じる。(言葉・人間関係)
- 着替えや食事の準備など生活の流れを覚え、自分で行う。(健康)
- 寒さに負けず、戸外でも元気いっぱい遊ぶ。(健康)
- 異年齢児と関わる機会を通して、優しくしてもらったり大きくなることへの憧れを持ったりする。(人間関係)
教育(遊び)
- 活動や遊びの中で友達と関わりを持ち、一緒に遊ぶ楽しさを味わう。(人間関係)
- 落ち葉や氷など自然にあるものを使って、自分なりにイメージを膨らませながら遊ぶことを楽しむ。(環境・表現)
- 冬ならではの自然に触れ、落ち葉のパリパリした感触や氷の冷たさなどに興味を持つ。(環境・表現)
- 歌や曲に合わせて友達と一緒に身体を動かし、身体を使って表現する楽しさを味わう。(表現)
- 造形遊びを通してクレヨンやペンなどのさまざまな道具に親しむ。(環境)
- お正月遊びを通して、日本の伝統的な遊びを知る。(環境)
環境構成と援助
養護(生活)
- 排泄や食事の準備、片付けなど、少しずつ見通しを持って自ら行動できるよう、声掛けを工夫していく。
- 子どもの思いを引き出し、時には子どもの気持ちを代弁しながら友達との関わりに仲立ちをし、思いを伝え合う経験ができるように援助する。
- 身体を動かすと温かくなることや冬ならではの楽しい遊びを提案し、寒さに負けずに思いっきり遊び込めるようにする。
- 異年齢児とも関わって遊べるようにコーナーを作ることで、大きくなることへの期待を持ったり優しくしてもらう経験ができるようにする。
教育(遊び)
- なりきることで身体や言葉を使って表現する楽しさを存分に味わえるよう、一緒にやりとりや雰囲気を楽しみ、遊びに寄り添うようにする。
- 体操(ダンス)や歌の選曲の際には子どもが親しみやすい曲を選び、子どもが身体を動かしたくなるよう保育者自身も楽しんで踊ったり歌ったりする。
- 活動の中でクレヨンやはさみなど、さまざまな道具に触れる機会を設けるとともに、使い方や危険な使い方の説明を繰り返し伝える。
- 友達と遊ぶ楽しさを味わえるよう、必要に応じて仲立ちや声掛けを行なうようにする。
- お正月遊びの際には伝統ある遊びであることを子どもに分かるように伝え、興味が持てるように遊びを進める。
健康、安全面で配慮すべき事項
- 子どもの様子や体調をよく観察し、少しでもいつもと違った様子が見られた場合はすぐに対応する。
- 感染症が出た場合には他職員と連携を取り合い、迅速に正しく対応できるように準備をしておく。
- 暖房などで部屋を必要以上に温め過ぎないよう、子どもの目線に立ってその都度室内の温度調節を行うようにする。
- 鳥肌が立っていたり汗をかいていたりする子どもには声をかけ、衣類による体温調節ができることに気付けるよう援助する。
今月の 歌・絵本・手遊び・室内室外遊び
歌・絵本・手遊び記事の使い方
ねらい、解説文も用意しています。サッと目を通しておくといいですよ♪
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行事
- お餅つき
- 誕生会
- 避難訓練
食育
- お正月にちなんだ行事や給食を通して様々な食材に興味を持ち、苦手なものも食べてみようとする。
- お餅つきではお米の形が変わる過程を見て学ぶとともに、食感や感触を楽しむ。
- スプーンやフォークの持ち方を覚え、正しく使おうとする。
- 友達や保育者と会話をしがら楽しい雰囲気の中で食事をする。
地域と家庭との連携
- 園だよりでもちつきの日程について知らせ、準備物や保護者の方にも参加していただくなど協力を依頼する。
- 寒い季節を元気に乗り切るための情報を掲示し、体調管理に気をつけてもらえるようにする。
- 子どもの体調の変化があった場合には、些細な変化でもしっかりと家庭に伝達するようにし、いつでも連携がとれるようにする。
自己評価
- 生活の流れが分かり、子どもが自ら排泄や着替えを行うことができたか。
- お正月ならではの料理や食材に触れ、さまざまな食べ物に興味をもてたか。
- 気持ちを自分なりの言葉で表現し、保育者や友達に受け止めてもらう喜びを感じることができたか。
- 道具や自然にあるものを使って、遊びのイメージを膨らませながら遊ぶことを思いっきり楽しむことができたか。
- 遊びや活動の中で保育者や友達と言葉でやりとりすることを楽しんでいたか。
- 異年齢児と関わる機会を設けることができたか。
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