月案・週案に使える文例集です。
『もくじ』から気になるところを見てみてくださいね。
おたより文例はこちら♪
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【2月】園だより、クラスだより、おたより書き出しと文例集【保育園・幼稚園】
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もくじ
今月の保育のポイント
- 基本的生活の自立については、子ども個人で差がくっきりと出ている時期。そこを前提として、子ども個人の育ちを振り返りながら、これからの課題を明確化していく。
- 保育士や友達とイメージを共有し、認めながら遊ぶ楽しさを1年かけ経験から少しずつ分かってきた時期。人との関わりについての力を認め、子どもに共感することでその心地良さを子どもが経験し、他人にもできるように関わっていく。
- 子ども個人の力の育ち、人との関わりの育ちを認めた上で、進級への期待に目を向けていく。みんなでルールを決めてみたり、子どもの力を信じた働きかけをする。
- 身近な自然の気づきに共感し、霜の感触や凍った水などの不思議さを保育士自身が気づいて知らせる。
読むと保育が、もっとスムーズになりますよ♪
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【2月】の保育のポイントとスムーズに進めるコツ
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月のねらい
- 寒い中でも元気に身体を動かして遊ぶ。
- 自分の気持ちを言葉で表現し、相手の気持ちにも気付く。
- 身の回りのことを率先して自分でやろうとする。
- 行事に参加し、日本の風習に親しみを持つ。
週のねらい
その1
- 1週目: 豆まきに参加し、日本の昔ながらの行事に関心を持つ (教育)
- 2週目:戸外でも寒さに負けず、思いっきり身体を動かして遊ぶ(教育)
- 3週目:保育者や友達と簡単なルールのある遊びを楽しむ(教育)
- 4週目:友達の気持ちに気づき、自分の気持ちと折り合いをつけようとする(教育)
その2
- 1週目:身の回りのことはほとんど自分でできるようになる(養護)
- 2週目:一人ひとりの健康管理に留意し、毎日を快適に過ごせるようにする(養護)
- 3週目:冬の自然事象に触れ、興味をもって遊ぶ(教育)
- 4週目:自分の気持ちや想像したことを表現しながら遊びを楽しむ(教育)
前月末の子どもの姿
養護(生活)
- 衣類の着脱が自分でできるようになってきている。
- 排泄が自立し、行きたい時には「トイレに行ってきます」など保育者に伝えられる子もいるが、言えなかったり間に合わずに失敗してしまう子もいる。
- スプーンやフォークの持ち方を覚え、正しく使えるようになってきている。食べこぼしも多いが、自分で食べる意欲がある子どもが多い。
- 気の合う友達の存在によって、安心して過ごす姿がある。仲の良い友達が欠席すると、不安そうにすることもある。
教育(遊び)
- 友達との関わりが増え、気の合う友達と一緒に好きな遊びを楽しんでいる。
- 簡単なお正月遊びに興味を持ち、繰り返し楽しむ子どももいる。
- お正月の歌や好きな曲を覚えて歌ったり踊ったりして表現することを楽しむ姿がある。
- 粘土などを使用し、見たことのあるものをイベージして形作って遊べるようになってきている。
- 戸外遊びでは、年中・年長の子がやっている遊びを真似して、様々なものを使って遊ぼうとする姿も見られる。
活動内容(五領域対応)
養護(生活)
- 自分の気持ちを言葉で言い、相手に伝えようとする。また、相手の気持ちにも気付く。(言葉)
- 食べこぼしなどに気づき、自分で拾ったり保育者に伝えたりし、周りを綺麗にしようとする。(健康)
- 豆まきを通して日本の文化に興味を持つ。(環境)
- 衣類の着脱だけでなく、鼻水が出たら気付き鼻をかむなどの身の回りのことも自分でやろうとする。(健康)
教育(遊び)
- ペンや粘土などを使って、イベージしたものを様々な方法で表現することを楽しむ。(表現)
- 保育者や気の合う友達と簡単なルールのある遊びを繰り返し行い、ルールを守って遊ぶ楽しさを味わう。(人間関係)
- 遊びを通して霜柱や凍った水などに気づき、興味を持つ。(環境)
- 異年齢児の遊びを真似したり一緒に遊んだりすることで、様々な遊びがあることに興味を持ち、やってみようとする。(人間関係)
- ダンス、劇遊び、リズム遊びなどを通して、身体で表現することを楽しむ。(表現)
環境構成と援助
養護(生活)
- 自分の気持ちを相手に言葉で伝えようとするが、なかなか言葉にできない子どももいる。必要に応じて代弁しながら、相手に伝わるように援助する。
- 気持ちを表現できてもなかなか気持ちに折り合いがつけられない時もある。相手の気持ちにも気づけるように声をかけていく。
- スプーンの持ち方や姿勢などに気をつけて食事を進められる一方で、食べこぼしなどには気づかない子もいる。その都度声をかけ、ティッシュで拾うゴミ箱に捨てるなど対応の仕方を伝えていく。
- 鼻水をかんだり肌着をズボンに入れるなど上手くできない子どももいるため、繰り返し一緒に行い、少しずつ自分でできるように援助する。
教育(遊び)
- 氷に触れられるよう、バケツに水を張っておくなど準備しておく。
- 異年齢児と遊ぶ機会を設け、一緒に遊べるような簡単なルールのある遊びを提案できるようにする。保育者も一緒になって遊び、子どもが遊びの楽しさを味わえるように必要に応じて援助していく。
- 子どものイメージしたものが表現できるように、「どんな形かな?」「丸と四角を作っているとどうかな?」などヒントとなるように援助し、表現できた喜びを感じられるようにする。
- 劇遊びやダンスを行う際には子どもの好きなポーズややりたい踊りを取り入れ、表現する楽しさを味わえるようにする。
健康、安全面で配慮すべき事項
- まだまだ室内と戸外の気温差が激しい時期である。汗をかいていたり震える様子などがないか、一人ひとりの状態によく目を向け、衣類の着脱などの声掛けを適宜行う。厚着すぎて動きにくい服装になっていないかにも注意する。
- 手洗いうがいが確立していない子どもも多いため、保育者自身が行う姿を見せたり一緒に行ったりすることで、子どもが自ら意識的に行えるようにしていく。
- 感染症が流行りやすい時期。体調の変化が見られた場合には迅速に対応し、保護者にも注意喚起を行うようにする。
今月の 歌・絵本・手遊び・室内室外遊び
歌・絵本・手遊び・室内室外遊び記事の使い方
ねらい、解説文も用意しています。サッと目を通しておくといいですよ♪
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行事
- 節分(豆まき)
- 身体測定
- 誕生日会
- 避難訓練
- 発表会
食育
- 豆まきを通して日本の食文化に触れ、親しみを持つ。
- 食事中の簡単なマナーや姿勢を覚え、気をつけようとする。
- 食べこぼしなどに気づき、自分で拾ったり保育者に伝えたりして周囲を綺麗にしようとする。
地域と家庭との連携
- 感染症が流行りやすい時期なので、発生状況を知らせるとともに手洗いうがいの感染予防の協力をお願いする。また子どもだけでなく、保護者の体調にも気を配りながら対応する。
- 冷え込む時期なので子どもが着脱しやすい上着の用意をお願いする。その際は子どもがケガをしないようにフードがついていないものを用意してもらう。
- 豆まきなど伝統行事を保護者や地域の人と楽しむ機会を作り交流を楽しむ。
自己評価
- 冬の自然現象に気気付き、遊びの中で触れることができたか。
- 異年齢児と関わって遊び、新しい遊びやルールのある遊びを経験することができたか。
- イメージしたものを粘土で形作ったり絵で書き表すなど、表現することを楽しめたか。
- 保育者や友達に言葉で自分の思いを伝え、相手の気持ちも聞くことができたか。
- 豆まきに楽しく参加し、昔ながらの風習に親しみを持てたか。
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