【2月】「すぐできる」室内・室外の遊びネタ

こんにちは。モモンガ(自然大好き保育士)です。

今回はふと困ったときに使える、遊びネタを紹介!

  • 今日の遊びを何するか考えないといけない・・・
  • 次の活動まで微妙な時間ができてしまった、何しよう?
  • 遊びのネタがもうないよ・・・

こんな経験ありませんか?

出来るだけ用意が簡単で、すぐに実践できる&ちょっと切り口が面白い遊びを選んでいますので、新人にもベテランにもおすすめです。

このシリーズは12か月、毎月季節に合った遊びを紹介しています。

よければ他の月も見てみてくださいね。

 

 

乳児(0,1歳クラス向け)

室内遊び

+.◆ PEテープで引っこ抜き ◆ .+

とっても簡単につくれる0歳児向けおもちゃです。

上にあるものをひっぱってみる。

とってもシンプルですが、重力に逆らって上を見上げるって案外少ないもの。

赤ちゃんにとっては新しい世界かも?です。

~ねらい~
  • 上にあるものを引っ張り、全身運動を引き出す
  • 音が鳴る期待感をもって紐を引く
~用意するもの~
  • 1~2mくらのひも
  • 30~50cmくらいのPEテープ
  • できれば鈴
~作り方と遊び方~

1~2mほどの紐に30~50cmくらいのPEテープをくくりつけていきます。

PEテープの数は子ども×2本ぐらいが目安です。

それを子どもの手の届く高さに固定して、鈴がある場合は上につけましょう。

これだけで完成!

のれんのようにくぐって遊ぶのも良いですし、引っ張って遊ぶのも良いでしょう。

 

+.◆ ストロー落とし ◆ .+

定番ストロー落としです。

ストロー落としというと、ふたに穴をあけてという形を想像しますよね。

しかし結構手間がかかるもの。

今回はペットボトルひとつで手間いらずのストロー落としを紹介します。

~ねらい~
  • 手指をつかってつまむ経験を何度も重ねる
  • 穴にストローを入れて始まりと終わりを体験理解する
~用意するもの~
  • ストロー(太いもの、細いもの)
  • 500mlペットボトル
~遊び方~

ストローとペットボトルを用意します。

ペットボトルにストロー入れて楽しむ・・・ただそれだけです!

ストローはつかみやすい太いものから子どもに渡しましょう。

簡単にできるものが「もっとしたい」を引き出します。

何回かやった後、細いものも出してみましょう。

集中して遊ぶ子どももいるでしょう。

ペットボトルを振ってマラカスみたいに音を出して楽しむ。

ドバッと出る様子を楽しむ。

色んな楽しみ方が見られるでしょう。

 

戸外遊び

+.◆ しっぽつき鬼ごっこ ◆ .+

寒い2月です。さぁ、元気に走りましょう。

みんなで走るにはしっぽとりがおすすめ。

~ねらい~
  • 寒さに負けず元気に身体を動かす
  • しっぽを取るひとつの目的をもちながら走ることで、友達と一体感を楽しむ
~用意するもの~
  • しっぽになるひも
~遊び方~

保育士がお尻にしっぽをつけます。

子どもの手の届きやすい、長めにすると良いでしょう。

あとはなびかせて走るだけ!

子どもは必ず追いかけて取ろうとしてくるでしょう。

速い保育士、ゆっくりの保育士の役割を決めるとメリハリがあって楽しめますね。

毎日毎日やっても飽きずに追いかけてきますよ。

 

幼児(2~5歳クラス向け)

室内遊び

+.◆ 手つなぎ鬼 ◆ .+

みんなで追い込み漁をするように、手をつないで追い込んでいきます。

遅い子も速い子も関係なく、みんなで手をつなげば怖くない!

追いかけられる方は最後まであきらめない気持ちとスリルを楽しめる遊びです。

異年齢でも楽しめます。

ホールや体育館ぐらいの規模で遊びましょう。

~ねらい~
  • 友達と一体感や目的をもって楽しむ
  • 身体を元気に動かして遊ぶ
~用意するもの~
  • 特になし
~遊び方~
  1. 鬼を1~3人決めます
  2. 10数え、鬼ごっこ開始
  3. タッチされたら鬼と手をつないで追いかけます
  4. 全滅するか、時間制限がくるまで続けます

子ども達の走力や場所の広さに合わせて鬼の数は決めましょう。

どうしても手をつないで走るので、スピード的には鬼が不利になります。

子どもによっては、「好きな友達と手をつないで走りたい」思いから好きな友達を最初に狙う等、面白い子どもの考えも見られるかもしれません。

大きく否定はせずに、おおらかに楽しんでいきましょう。

 

+.◆ 色鬼 ◆ .+

3歳児でもこの時期になると、色々な物事が分かってきた段階です(もちろん個人差はありますが)。

世の中にはいろんな色があることも分かってきて、「これは何色」と呼び名も分かってきました。

普段保育室や園内には色んな色があります。

保育士が鬼になって、子ども達の色の気づきを再発見、刺激しましょう。

~ねらい~
  • 色を見つけたときの安心感や見つかるまでのドキドキ感を楽しむ
  • 生活圏にある色を再意識し、自分の身近な環境より深く知る
  • ルールを理解し、共有しながら遊ぶ
~用意するもの~
  • 特になし
~遊び方~

3歳児であれば保育士が鬼になりましょう。

最初は簡単な青、赤、緑、黄などから始めましょう。

色鬼は鬼ごっこというよりも、色探しゲームとしてとらえると良いでしょう。

特に3歳児には色が見つかったら褒めたり、ヒントを出したり、臨機応変に対応しましょう。

4、5歳であれば鬼になりたい子、その中にはちょっと難しい色を言いたい子がいます。

鬼になりたいがために、わざと色に触れない子どもも出てくるでしょう。

そんな時は鬼を順番性にして鬼を楽しむ遊びにしてしまいましょう。

 

戸外遊び

+.◆ 氷で遊ぼう ◆ .+

2月今日は寒いなと思っていると、水たまりが凍っていることがありますね。

後は霜柱が日陰に出ていたり。

子ども達にとって自然界の氷というのは、知ってるけど知らない未知の世界のようなものです。

だから氷を見つけるとバキバキに割ったりほぼ100%関わりに行きます。

今回はそんな氷との関わりについて書いてみます。

~ねらい~
  • 氷に対する疑問や不思議をクラスで共有しながら試行錯誤する
  • 試行錯誤しながら体験活動することで、身近な環境に関心を抱く
  • 氷に触れ感触や形、見つけたワクワク感を楽しむ
  • 寒いところで氷ができる科学を学ぶ
~用意するもの~
  • あえて言うならばバケツ、トレー
~遊び方~

まずは子どもに集まった時に話を振ってみましょう。

3歳児であれば、氷の絵本を一冊読んでからが良いでしょう。

「氷ってどうやってできるのかな?」

子どもから色んな意見が出ると思います。

なんやかんやあって、「冷たい、寒いところで氷はできる」という結論になってくると思います。

そうなったら「外に氷探しにいってみよう!」と期待感をもって外にでましょう。

霜柱や何か日陰で見つかるかもしれません。

見つかったら、そこから氷の遊びを存分に触れ合いましょう。

天然の氷は土や木が入っていたりし、ちょっと違う存在。

そんな異世界の氷と戯れる子どもの様子を観察しましょう。

見つからなかったら残念。

ちょっと仕掛けをしてみましょう。

バケツに薄く水を張って、一晩日の当たらない所に置いておきましょう。

子ども達と凍ることを願って入れておくのもいいですね。

氷点下にいけば無事凍ってくれます。

また、ちょっとずるいかもしれませんが、どうしても成果が欲しい場合は、並行して透明な平パックに水を薄く入れ、冷凍庫を使い、朝にこっそり外の日陰に置いておきましょう。

この氷の遊びですが、ちょっと導入をかけておくだけで期待感がある分、子ども達も楽しめます。

また、保育的にもエピソードとして紹介できる実践になるので、おすすめですよ。

 

 

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モモンガさん

某都市で保育士として数年勤務。最初の職場は園の方針が合わず、悩みに悩んだ末に転職しました。現在は関東の保育園で活躍中しています。森林インストラクターの資格も持っている大自然派。

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