こんにちは。モモンガ(自然大好き保育士)です。
今回はふと困ったときに使える、遊びネタを紹介!
- 今日の遊びを何するか考えないといけない・・・
- 次の活動まで微妙な時間ができてしまった、何しよう?
- 遊びのネタがもうないよ・・・
こんな経験ありませんか?
出来るだけ用意が簡単で、すぐに実践できる&ちょっと切り口が面白い遊びを選んでいますので、新人にもベテランにもおすすめです。
このシリーズは12か月、毎月季節に合った遊びを紹介しています。
よければ他の月も見てみてくださいね。
6月は梅雨の室内遊び特集!ということで、室内遊びのみ厳選して紹介しています。
乳児の室内遊び特集(0,1歳クラス向け)
+.◆ 新聞紙プール ◆ .+
ビリビリ破いて投げてみたり、身体をそれなりに動かして楽しめる新聞紙プール。
大人も子どももストレス解消にビリビリは良いですよ。
ビリビリに破いた新聞紙を取っておけば、次の日でも遊べます。
また、乳児だけではなく幼児まで遊べますし、遊びの幅が広くてアレンジも沢山。
まさに雨が続き、室内遊びでは間がもたない期間にぴったりですね。
「ちぎる」が楽しく体験できる1面ももっています。
~ねらい~
- 新聞紙をちぎる経験し、手指を刺激する
- ちぎって細かく増える新聞紙の変化を楽しむ
~用意するもの~
- 新聞紙(できるだけたくさん)
- プールになるもの(ビニールプール、たらい、なんでも)
- ビリビリになった新聞紙をとっておく袋
- その他遊びを広げるもの(カラーボール、牛乳パック、風船、年上のお友達などなど)
~遊び方~
新聞紙をプールの中で破きましょう。
まだ手をねじって「ちぎる」行為が難しい子が多くいると思います。
そんな時は異年齢。お兄さんお姉さんに手伝ってもらいましょう。
保育士や2歳以上の子ども達みんな一緒にビリビリ破いて楽しめますよ。
保育士が新聞紙プールの中に埋もれて、「バァ~」なんてユーモアを出しながら一緒に楽しみましょう。
段ボールをいくつか組み立てて、おひとり様用プールなんていうのも楽しいかもしれません。
+.◆ 魚釣り ◆ .+
今回紹介するのは磁石でクリップを釣る魚釣りゲームです。
クリップに魚をつけて、手軽に釣りを楽しみましょう。
~ねらい~
- 魚釣りという新しい遊びに触れる
- 保育士と一緒に糸で魚が持ち上がる楽しさを感じる
~用意するもの~
- 竿(チラシを丸めたものor割りばし)
- タコ糸
- クリップ
- 磁石(100均で売っている小さめの物でOK)
- 魚(折り紙などで作ったもの)
- 魚を釣る場所(タライやダンボール)
~遊び方~
①まずは竿を作ります
竿はチラシを細く丸めたものがおすすめです。
無い場合は割りばしでも良いですが、子ども達が目をついたりしないように取り扱いは注意です。
竿にタコ糸を30cmほどつけます。
長さは子どもの身長に合わせてください。長すぎると糸同士が絡まりやすいので、短めがおすすめです。
タコ糸の先に磁石をセロテープでくっつけて完成。
②魚をつくります
魚の口先にクリップをセロテープで付けます。
たったこれだけです。
魚は折り紙でも良いですし、魚を印刷したものを使っても良いでしょう。
魚の写真をネットで見つけて印刷すると本格チックになります。
魚の強度を上げるには、ラミネートがおすすめです。
水にも強いのでちょっとくらい舐められても大丈夫ですね。
③遊びます
タコ糸の絡まりを防ぐためにも、できるだけ子ども同士の距離を取りながら遊ぶようにしてください。
無理ならしょうがないですけどね(笑
磁石にくっつく魚を見て、大喜びのはず。
釣った魚を入れておく箱もあると広がりますね。
+.◆ 転がしボーリング ◆ .+
まだボールを転がしたり投げたり難しい子どもへ、ボールを持って離すだけでボーリングが楽しめます。
ボールがピンに当たると倒れるので、「当たった→倒れた」のような結果が得られ、「もう1回」繰り返しを引き出す要素のある遊びです。
~ねらい~
- ボールが当たることで倒れる一連の動きを味わい、「もう1回」を引き出す
- ボールが坂道を転がる様子を楽しみ、倒れるまでの間を経験する
~用意するもの~
- 坂道発射台(板と箱)
- ボール
- ボーリングのピン(紙コップ)
~遊び方~
まず離れたところに紙コップピンを立てます。
紙コップに絵とか描いて楽しく仕上げると尚受け良しでしょう。
立て方ですが、ピラミッドのように重ねて上に立てると、倒れた時に動きが大きく楽しいです。
離れたところから坂道発射台を使ってボールを転がして遊びます。
上手く当たるとコップが倒れます。
ボールを小さく、大きくしてみたり、色々いじって遊びましょう。
幼児(2~5歳クラス向け)
+.◆ じゃんけんバスケット ◆ .+
フルーツバスケットにじゃんけんを混ぜた遊びです。
帰りの会の前など、ちょっとした間に短時間で遊べますよ。
~ねらい~
- ルールを理解し、全員でルールを守って遊ぶ楽しさを知る
- ルールを通して約束を守ることの大切さを知る
~用意するもの~
- 椅子
~遊び方~
まず椅子を内側を向くように丸く並べます。
椅子は子どもの人数から1つ減らした数を用意します。
鬼は真ん中で立ち、他の子どもは椅子に座ります。
鬼と座っている子ども達でじゃんけんをします。
負けた子ども達と鬼は他の椅子に移動します。
椅子に座れなかった子どもが次の鬼になります。
これを繰り返します。
ルールがいまいちピンときていない子、負けが受け入れられなくて泣く子ども等々いると思います。
子どもの今持っている力が見えるので、そういったことを把握するにも良いゲームでしょう。
+.◆ オセロめくり ◆ .+
直径30cmほどの大きなオセロを、白チームと黒チームに分かれてとにかくひっくり返すゲームです。
単純な動作とルールで、個人ではなくチームで争う体験ができ、結果が一目で分かるので、とっても盛り上がりやすいゲームです。
~ねらい~
- 友達と一緒に協力しながら遊ぶ楽しさを味わう
~用意するもの~
- ダンボール
- 絵の具
- カッターorはさみ
~オセロの作り方~
まずはダンボールを直径30cmの円に切り抜きましょう。
両面に白、黒を塗って完成です。
大体15~20個ほどあると楽しめますよ。
~遊び方~
白チームと黒チームに分かれます。
開始の合図で30秒~1分ほど、自分のチーム色にオセロをひたすらひっくり返します。
終わった後色が多いチームの勝ち。
オセロは白黒でなくても、色は何でもOKです。
キャラを拡大コピーして貼り付けてもいいですね。
カラーコピーが使えるなら、用意はそっちの方が楽かも?
+.◆ ふうせんうちわバレー◆ .+
うちわを使って、相手の陣地に風船を落とす遊びです。
身体をしっかり動かして、風の動きも感じられる遊びになっています。
~ねらい~
- 風船の不規則な動きと、風の力を感じる
- 思考しながらうちわで扇ぐ
- 友達同士で競ったり協力する楽しさを味わう
~用意するもの~
- 風船(子どもの人数÷2=数)
- うちわ(子どもの人数分)
- テープ(養生テープがおすすめ)
- すずらんテープ(ラインに使います)
~遊び方~
まずコートを描くのに、テープでラインを引きます。
剥がしやすい様に養生テープがおすすめです。
1回1回使い捨てがもったいない!場合は、すずらんテープでコートを描き、養生テープ等で端っこを貼り付けても良いでしょう。
よーいスタートでうちわでパタパタ、風船を相手の陣地に入れます。
時間内に多くの風船を相手陣地に入れた方の勝ちです。
個人戦でも、チーム戦でも楽しめます。
また、風船が床に落ちた場合の取り扱いですが、3歳ぐらいまでならそのまま関係なく遊ぶでも良いですし、5歳クラスなら落ちたらポイントになるようにしても楽しいかもしれません。
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