月案・週案に使える文例集です。
『もくじ』から気になるところを見てみてくださいね。
個人案はこちら♪
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【1月】個人案の文例【2歳児】
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おたより文例もあります♫
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【1月】園だより、クラスだより、おたより書き出しと文例集【保育園・幼稚園】
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もくじ
今月の保育のポイント
- 手洗い、うがいの大切さを知り、自分でできるようにペープサートや紙芝居で促していくと良い。しっかりできたことを褒めることも大切だが、生活習慣をただこなすだけではなく、自分で理解し行うことがねらい。
- 正月明け、生活リズムがくるって乱れがちな子ども達。寒い冬でも体を動かして元気にすごせる健康のねらいがあると良い。
- 走る、跳ぶ子どもが増え、同時に速いは楽しい、高いは楽しいと、子どもの好奇心も旺盛になっていく。ただ、まだ危険が分からず不安定で高いところに登ったり、ぬかるんでいても気を付けもせず走ったりもするので、安全面には気を付けて保育していく。
- 物から自分のイメージにつなげてごっこ遊びも上手になっていく頃。ちょっと面白いファンタジーな世界の色々な物(冠など)あると楽しくイメージをもって遊びが広がる。
読むと保育が、もっとスムーズになりますよ♪
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【1月】の保育のポイントとスムーズに進めるコツ
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月のねらい
- 友達に興味を持ち、遊びを通して関わろうとする。
- 身体を動かす活動を楽しみ、身体の使い方を知る。
- のりやマジックなどの道具を正しく使おうとする。
- 活動や遊びの中で言葉に親しみ、言葉を発することを楽しむ。
週のねらい
その1
- 1週目:友達に興味を持ち、遊びを通して関わろうとする(教育)
- 2週目:身体を動かす活動を楽しみ、身体の使い方を知る(教育)
- 3週目:のりやマジックなどの道具を正しく使おうとする(教育)
- 4週目:活動や遊びの中で言葉に親しみ、言葉を発することを楽しむ(教育)
その2
- 1週目:生活リズムを整えながら、元気に過ごせるようにする(養護)
- 2週目:友達や保育者と共に正月遊びを楽しむ(教育)
- 3週目:見通しを持って、身の回りの簡単なことや片付けなどの習慣が身につくようにする(養護)
- 4週目:進級に向け、3歳クラスの雰囲気や環境に少しずつ慣れていく(養護)
前月末の子どもの姿
養護(生活)
- 食事の際には、スプーンやフォークを使って自ら食べ進める姿がある一方で、時々手づかみをする姿もある。
- クリスマスの楽しい雰囲気を感じ、歌に合わせて踊ったり体を動かしたりするのを楽しんでいる。
- トイレで排泄する習慣が確立した子もいれば、失敗してしまう子もいる。
- 着替えの際には「自分でやる」という気持ちが少しずつ芽生え、自ら一生懸命に取り組む姿がある。
- 保育者の発した簡単な言葉や絵本の言葉を真似して発し、言葉を発することを楽しんでいる。
教育(遊び)
- 友達が遊ぶ姿を見て新しい遊びに興味を持ったり、友達に近付いて行ったりする姿がある。
- 折り紙やマジックなどのモノに興味を持ち、保育者と一緒に使いながら遊んでいる。
- しゃがむ、ジャンプするなど身体を動かすことを楽しんでいる。
- 自分の気持ちを簡単な言葉を使いながら表現し、保育者や友達に伝えようとする。
活動内容(五領域対応)
養護(生活)
- 繰り返す言葉やモノの名前やなどに親しみ、真似して言葉を発することを楽しむ。(言葉)
- 着替えや食事などの基本的な生活行動を、自分でしようとする。(健康)
- 排泄の際にはトイレに行き、トイレで出来た喜びを味わう。(健康)
- 氷や水の冷たさに触れるなど、冬ならではの自然に触れる。(環境)
教育(遊び)
- くぐる、しゃがむなどの身体を動かす遊びを通して、様々な身体の使い方を楽しむ。(健康・表現)
- 友達の遊ぶ姿を見て同じ遊びに興味を持ち、一緒に遊ぶことに楽しさを感じる。(人間関係)
- 保育者の言葉掛けや絵本を通して、様々な言葉に親しむ。(言葉)
- 遊びや活動を通して折り紙やのりなどのモノに触れ、モノの名前を知る。(環境)
- 自分の気持ちを言葉を使って表現し、保育者や友達に思いを伝えようとする。(言葉・人間関係)
環境構成と援助
養護(生活)
- 一人ひとりのトイレの間隔に合わせてタイミングよく誘い、トイレで排泄する経験ができるようにする。また、成功した時には一緒に喜び、できた嬉しさを十分に味わえるよう声を掛ける。
- 着替えの際には子どもの「自分でやる」という気持ちをしっかりと受止め、見守るようにする。
- 食事の際には手づかみで食べてしまう子もいるため、スプーンやフォークを使いたくなるよう必要に応じて声を掛ける。
- 冬の自然に触れる機会を設け、「水が冷たいね」「氷ができてるね」など声をかけることで子どもが気づけるようにする。
- 子どもが言葉に興味を持てるよう、同じ言葉が繰り返される絵本などを準備する。
教育(遊び)
- 友達と関わりが持てるよう、遊びの中で声を掛ける。
- 遊びや活動を通して友達と遊ぶのは楽しいと感じられるよう、必要に応じて援助する。
- 身体を動かすことを楽しめるよう、くぐる、しゃがむ、ジャンプするなどを取り入れた活動や遊びを準備する。
- のりやマジックを使った造形遊びの際にはモノの名前を繰り返し伝え、子どもが覚えやすいようにする。
健康、安全面で配慮すべき事項
- 少しずつ身体の使い方が分かって上手に動かせるようになるが、モノとの距離感が分からなかったりバランスを崩したりしやすい時期。転倒して怪我に繋がらないようよく見守り、危険なことは声を掛ける。
- 友達と関わって遊ぶことを楽しむが、思い通りにならない時には怒って手が出てしまう子もいる。楽しく遊べるよう必要に応じて気持ちの代弁を行い、気持ちを受け止めるようにする。
- 水道の水などで服が濡れてしまった時には、すぐに着替えられるように多めに着替えを準備しておく。
- 衣類の調節などによる体温調節を自分で行うのはまだ難しい時期。汗をかいていたり、鳥肌が立っていないかなどよく観察し、必要に応じて声を掛けて衣類の着脱を一緒に行うようにする。
- 流行性の風邪や胃腸系の風邪が流行りやすいため、一人ひとりの体調や便の様子を気にかけ、体調の変化があれば気づけるようにする。
今月の 歌・絵本・手遊び・室内室外遊び
歌・絵本・手遊び記事の使い方
ねらい、解説文も用意しています。サッと目を通しておくといいですよ♪
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行事
- お餅つき
- 誕生会
- 避難訓練
食育
- 絵本を通して、身近にある野菜や果物に興味を持つ。
- 友達と一緒に楽しい雰囲気の中で食事を進められるようにする。
- 自らスプーンやフォークを使って食べようとする。
- お餅に触れて感触を楽しみ、モチモチした食感を味わう。
地域と家庭との連携
- インフルエンザが流行りやすい時期であるため、手洗いうがい等を子どもと一緒に丁寧に行ってもらえるようお願いする。
- 園で使用するためのうがい用のコップを準備してもらい、洗って毎日持たせてもらえるよう呼びかける。また、家庭でもうがいの練習をしてもらえるようにお願いする。
- 戸外でも子どもは活発に遊ぶため、遊びの様子を知らせつつ動きやすい服装を心掛けてもらえるよう伝えていく。
自己評価
- 子どもの「自分でやる」という気持ちを大切にし、見守ったり待ったりすることができたか。
- スプーンやフォークを使って食べようとする気持ちを子どもが持てたか。
- 身体を動かす遊びを子どもが存分に楽しめたか。
- 遊びや活動を通して友達と関わる楽しさが味わえたか。
- 冬の自然に触れ、水や氷の冷たさに気付くことができたか。
- 体調不良の様子が見られた時には迅速に対応し、適切な対応ができたか。
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【1月】個人案の文例【2歳児】
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