乳児クラス向けの個人案、文例集です。
『もくじ』から気になるところを見てみてくださいね。
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【5月・1歳児】月案・週案の文例/ねらい、養護、子どもの姿、食育など
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子どもの姿
低月齢・・・1歳2ヵ月~1歳7ヵ月
- 機嫌よく遊ぶ時間が増えたが、急に寂しくなり泣くことがある。
- 探索を楽しみ、なんでも口に入れようとする。
- 言葉を掛けるとスプーンやフォークを使おうとするが、ほとんど手づかみでこぼすことも多い。
- 歩行がまだ不安定で、よく転びそうになる。
高月齢・・・1歳8ヵ月~2歳1ヵ月
- 友達と一緒に遊ぶ姿が見られるようになったが、関わり方が分からずに突然友達を押したり、友達の持っている物を取って反応を見たりすることがある。
- 絵本を見て「○○だね」と言ったり、友達を見付け「○○ちゃんいたよ」と言ったりする。
- 着替えの時間になると、自分でズボンを脱ごうとしている。
- 戸外では、ボール遊びが好きで投げたり蹴って遊んでいる。
共通
- 「どうぞ」「ありがとう」など、保育者と簡単な言葉のやりとりを楽しんでいる。
- 連休明けで生活リズムが崩れ、午前中に眠くなったり、食事が進まない様子が見られる。
- オムツを替えようとすると嫌がって逃げようとする。
ねらいと内容
低月齢・・・1歳2ヵ月~1歳7ヵ月
- ゆったりとした雰囲気の中で、園の生活に慣れ、安心して過ごす。
- 安全な環境の中で、保育者と探索活動を十分に楽しむ。
- 食具を使って食べることに慣れる。
高月齢・・・1歳8ヵ月~2歳1ヵ月
- 保育者と一緒に遊ぶ中で、友達との関わり方を知る。
- 安心して、自分の想いや発見を言葉で表現する。
- 衣服の着脱に興味を持ち、自分でやってみようとする。
共通
- 保育者と簡単な会話を楽しみながら、言葉の数を増やしていく。
- 少しずつ生活リズムを整え、機嫌良く過ごす。
- オムツを替えてもらうことで、きれいになった心地よさを感じる。
環境構成と保育者の配慮
低月齢・・・1歳2ヵ月~1歳7ヵ月
- 子どもの不安な気持ちを受け止め、抱きしめたり、好きな遊びを探したりと気持ちを切り替えられるようにしていく。
- 本児の思うように探索活動が出来るように見守りつつ、口に入れてはいけない物などを繰り返し伝える。
- スプーンやフォークで食べやすいように大きなおかずを切っておいたり、そばについて援助をしながら自分で食べようとする意欲を高められるように見守る。
高月齢・・・1歳8ヵ月~2歳1ヵ月
- 突発的に友達を押してしまうことがあるので、近くで見守るとともに、一対一で関わりながら気持ちの安定を図っていく。
- 目を合わせて本児の語り掛けに丁寧に応え、言葉のやりとりを楽しむ。保育者からも沢山話しかけ、発語を促す。
- 自分でズボンを脱ごうとしている時は、「上手だね」などと言葉を掛けながら見守る。出来ない所だけを手伝うようにすることで、自分で出来た達成感を味わえるようにしていく。
共通
- 沢山語り掛け、お互いに言葉のやりとりを楽しみながら発語を促していく。
- 保護者との会話や連絡帳から、家庭での様子を知り、必要であれば園での様子を伝えたうえで、保護者と一緒に生活習慣を見直していく。
- オムツを替える時間がスキンシップの時間となるように、「きれいになったね」など言葉を掛けながら、一対一のコミュニケーションを大切にしていく。
自己評価のポイント
- 連休明けで気持ちが不安定な子どもに寄り添うことができたか。
- 探索活動が十分にできる環境を整えることができたか。
- 子どもの言葉に丁寧に応え、発語を促すような関わりができたか。
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