はなうたってだーれ?
保育士歴10数年、現在は小規模保育園勤務。子どもも先生たちも笑顔でいられる環境をつくる!をモットーに日々過ごしています。
それでは、今週のコラムをお楽しみください♪
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こんにちは、はなうたです。
あっという間に3月ですね。今のクラスで過ごすのもあとわずか。そう思うと当たり前だと思って過ごしている日々の積み重ねの一つひとつが愛おしく感じますね。年度末は1年間のまとめや来年度の準備と大忙しですが、子どもたちとの時間を大切に楽しく過ごしていきたいですね。
今回のコラムは、【これだから保育士やめられない!】そんなエピソードです。担当している0歳児クラスの、1歳の女の子。1歳とは思えないくらいとっても賢い子です。みーちゃんと呼びますね。この間、お昼寝の時間になっても寝たくなかったみーちゃん。寝る時に欠かせない大好きなお人形を私に「はい」と手渡し、自分のお布団をポンポンと叩き、「寝ていいよ」とアピール。“私はまだ遊びたいから眠いなら先生が寝ていいよ”との気遣いなのか、“先生が寝れば遊べる”と思ったのか真意はわかりませんが、行動が小さな大人のようで日々新たな発見と驚きの連続です。
そんなみーちゃんですが、賢いがゆえに、園でうんちをするのが恥ずかしいのか、4月に入園してからもうすぐ1年、一度も園でうんちをしたことがありません。便秘気味な体質もあり、生活の中で「保育園でもうんちしていいんだよ。」「うんちしたら先生がきれいにしてあげるからね。大丈夫だよ。」と、繰り返し言葉を掛けてきました。
そんなある日、連絡帳には“2日間うんちが出ていません”とのお母さんからの言葉が。そしてその日の給食も食欲がありませんでした。みーちゃんの目を見ながらいつものように「保育園でもうんちしていいんだよ」と伝えるとうんうん、と頷き、「うーん!」と踏ん張る真似をしていました。
そして夕方、なんとうんちをしてくれたのです!「すごいね!みーちゃん!うんちできたね!」と頭を撫でながら、気持ちが伝わった嬉しさで泣きそうになりました。赤ちゃんだから言葉は分からないだろうと、つい無言でオムツ替えをしてしまったり、忙しさから無言で鼻水を拭き取ってしまうことがあるかもしれません。でも、どんなに小さな赤ちゃんでも、私たちの言葉はしっかり伝わっているんだと思い出させてくれた出来事です。
大好きなママやパパと離れて保育園で過ごす子どもたち。多かれ少なかれ我慢したり、寂しい思いをしているはず。これからも、「大丈夫だよ」「〇〇ちゃんが大好きだよ」と、安心できる言葉をいーっぱい注いであげたい。安心できる居場所ができることは、子どもたちの健やかな成長に繋がるはずだから。
先週のコラムはこちらからどうぞ♪
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あなたは一人じゃない。保育はチームプレー【はなうたの週間保育士コラム】
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
明日も笑顔あふれる1日になりますように☆
来週も、よろしくお願いします!
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