保育士は天職ですか?【niceの週間保育士コラム】

2023年1月30日

niceってだーれ?

保育士歴30年以上の元保育士。現在はリトミック&親子遊びの講師や、ライターをしながら悩める保育士さんの気持ちが安らぐ文章を届ける活動をしています。

それでは、今週のコラムをお楽しみください♪

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皆さん、こんにちは!niceです。先週は今季最強寒波が襲来し、厳しい寒さや雪に見舞われました。皆さんの地域はいかがでしたか?

先日、私の住んでいる地域は最低気温が-5.6℃を記録しました。これは、この地域での観測史上最低気温だったそうです。本当に凍えるような寒さでした。翌日の最高気温は1℃でしたが、前日の寒さを経験したおかげで暖かく感じました。

寒さや雪は大変ですが、「寒い!寒い!」と言いながらも、降る雪や積もった雪に大喜びで、吹雪の中でも外に駆け出して行く子ども達の様子を思い浮かべて、「寒さや子ども達の元気に負けちゃいけないぞ!」とも思いました。

「最悪」だと思えば最悪だけど、「まだマシ」だと思えば「そんなに悪くはない」と思えることもあります。要は気持ちの持ちようや考え方次第。

このコラムを読んでくださっているのは、保育士の方が多いと思います。皆さんは、保育士という仕事が天職だと思いますか? 保育士以外の仕事をしている方も、今ご自身がされている職業を天職だと思いますか?

改めて“天職”という言葉を辞書で調べてみました。「天から授かった職業。また、その人の天性に最も合った職業」と書いてあります。

私は保育士として、32年働きました。一緒に仕事をする保育士さんの中に何人か「この人は保育士が天職なんだな」と感じる人はいましたが、私は恥ずかしながら1度も保育士が自分の天職だと思えたことはありませんでした。

「保育士が天職なんだ」と感じる人には尊敬する部分がたくさんあり、自分の目標やあこがれとして、いつもお手本にさせてもらっていました。

何か失敗したり、うまくいかなくて落ち込んだりしたとき、「自分以外のすべての人がうらやましい」と感じた日が何回もあります。「向いていないから、辞めようかな」と考えたことも数知れません。

それでも、30年以上続けられたということは、たとえ天職ではなくても全く向いていなかったわけではないのかもしれないと、今は思っています。

どんなに落ち込んでも、朝が来たら園に行かなくてはいけません。園に行けば泣いている暇も落ち込んでいる暇もなく、子ども達の前で泣くわけにも暗い顔でいるわけにもいきません。

でも、無理に元気を出そうとしなくても、子ども達と一緒にいると自然と元気をもらえます。つくづく幸せな職業で、幸せな職場だったなと思います。

自分の仕事が天職だと感じられている人は、本当に幸せです。ぜひ、そのまま仕事を楽しんで充実した毎日を送ってください。

たとえ天職だとは思えなくても、その仕事を選んだことは意味があるはず。きっと、天職だと思う人だって失敗したり落ち込んだり反省することはあるでしょう。

人生はジェットコースターのように、上がったり下がったりするものです。だからこそ、スリルがあって楽しいのです。もし辛いことがあったら、「最悪」ではなくて「まだマシ」だと思って頑張りましょう。

先週のコラムはこちらからどうぞ♪

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします!

 

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元保育士の男性。1989年から2022年まで保育士として、保育園や認定こども園に勤務経験あり。勤務中は、クラス担任(1~5歳児)、園バス運転手、管理職など様々な経験しました。2022年3月に保育士を退職し、現在はWebライターとして活動中。リトミック指導の資格も持ち、リトミックや親子遊びなどの講師もしています。趣味は音楽と本とフィットネス。好きな音楽を聴きながら本を読むのが至福の時間です。

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