届け!真面目過ぎて苦しい、保育士さんへ【はなうたの週間保育士コラム】

はなうたってだーれ?

保育士歴10数年、現在は小規模保育園勤務。子どもも先生たちも笑顔でいられる環境をつくる!をモットーに日々過ごしています。

それでは、今週のコラムをお楽しみください♪

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こんにちは、はなうたです。

「あなたの性格を教えてください。」と聞かれたらどう答えますか?私は、「良くも悪くも真面目です。」と、答えます。

真面目という言葉にどんな印象を受けますか?信頼できる、頑固、融通がきかない、細かい、など様々だと思います。私は職場で「真面目だね」と言われるたびに、なんだか責められている気持ちになっていました。「そんなに真面目にやらなくていいのに」「もっとサボっちゃえばいいのに」と。

一人が真面目だと、周りの人までやらなきゃいけない雰囲気になってしまい、反感を買っていたのかもしれません。そして周りの人が手を抜く中、真面目な人は黙々と仕事を終わらせる。すると終わった人の所に次の仕事が来る。それってなんだか損してるって思いませんか?私も、そう思っていた時期がありました。真面目にやればやるほど仕事が増える。責任が増える。そして、期待値が高まるほどミスをした時に叱られる。そんなの理不尽だ!と。

目の前のことだけ見ていたら、確かに損をしていると感じるかもしれせん。でも、今思い返してみると、真面目に仕事をしていたからこそ得られたことが沢山あったなと思います。例えば、毎日の連絡帳。文字を大きくして文字数を減らせば短時間で終わらせられますが、子どもの様子を詳しく伝えようと毎日時間ギリギリまで書いていたら、文章を書くことが好きになりました。

今、真面目な自分が嫌だなぁと思っている人がいるとしたら、それは素晴らしい長所ですよ、と伝えたい。経験値を積めば積むほど自分の能力を高めたり、未来の可能性を広げることに繋がりますから。結果的には未来の自分への自己投資です。

でも、真面目『過ぎる』のは要注意です。何でも完璧にやろうとしたり、期待に応えようとし過ぎるのは心身の健康に良くありません。実際に私は、真面目過ぎる性格のせいで、思い通りに仕事が終わらずイライラしたり、心を病んだりすることがよくありました。

人生の中である程度の年数、真面目に仕事をしてきた私は、真面目『過ぎる』自分の生き方に苦しさや限界を感じ始めたので、次は手の抜き方を意識するようにしました。四六時中、「これが終わったらこうして、次はこう…」と、先読みし、考え続けることをやめました。そして、目の前の子どもたちとの時間を楽しむことを意識するようにしました。仕事のスキマ時間、絶え間なく事務仕事をするのもやめました。「今日できなくても明日やればいいや!」「今日の〇〇ちゃんの仕草、可愛かったですね〜」と、ペアの先生とのお喋りの時間を作ったりしました。手の抜きどころを覚えることは決して悪いことだとは思いません。仕事を長く、楽しく続けるために必要なスキルだと思っています。

すぐには自分を変えることはできません。でも、少しずつ意識していくことで、【自分を苦しめない真面目】になれる気がしています。保育士さんは真面目な人が多い印象です。このコラムが、そんな真面目な保育士さんが、気持ちよく働けるヒントになれば嬉しいです。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

明日も笑顔あふれる1日になりますように☆

来週も、よろしくお願いします!

 

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