保育園・幼稚園で大人気&おすすめの絵本を集めました。
- 学年ごとのおすすめを知りたい
- 季節感のある絵本を読んであげたい
- 子どもを引きつける絵本を読みたい
そんなニーズを抑えつつ、図書館でも借りられる、人気・定番の王道絵本を中心に選んでいます。
『もくじ』から気になるところを見てみてくださいね。
月案文例も人気です♪
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【まとめ】絵本のおすすめ(保育園・幼稚園・こども園)
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せかいでさいしょにズボンをはいた女の子
ねらい
- 自分らしさについて考えるきっかけを持つ
- 「男の子らしさ」「女の子らしさ」とは何かを考えるきっかけを持つ
あらすじ
ちょっとだけむかしのアメリカでのお話。
女の子はズボンをはいちゃいけない時代がありました。
それがおかしなことだとはみんなが思っていなかった中で、たった一人メアリーだけが考えついたこと・・・
それは、ズボンをはくことでした。
ところズボンをはいて外へ出てみると、町は大騒ぎ。
メアリーは「わたしのふく」を選んで着ているのに、どうして文句をつけるんだろう?
最後に学校についたメアリーが見た、女の子たちの服装にぜひ注目してくださいね。
解説文
この絵本は小学生新聞でも紹介されました。
ピンク色をベースとした絵の中で、黄色い服を着た少女メアリーの存在感がはっきりと目立ちます。
あとがきにも詳しく書かれていますが、この絵本は作者の母親の実体験がベースとなっているようです。
最近園や学校では名簿や背の順など、「男の子」「女の子」の区別をなくすところが増えてきました。
世の中でも「男の子らしさ」「女の子らしさ」というよりは、「自分らしい」選択を認め合う風潮になってきましたね。
この絵本をきっかけに「自分らしさ」とはなんだろう、と話し合う機会を持つのも面白そうです。
表紙・裏表紙の内側に、それぞれズボンとスカートの絵が描かれていますが、表紙と裏表紙で表現が変わっているところも興味を引きます。
ぜひ子ども達にも見せてあげてくださいね。
そらまめくんのベッド
ねらい
- 旬の野菜に興味を持つ
- いろいろな野菜に親しむ
あらすじ
そらまめくんの宝物はふわふわでやわらかいベッド。
ところがある日、大事なベッドがなくなってしまいました。
えだまめくんやさやえんどうさんなど仲間たちがベッドを貸してくれたのですが、どれも寝心地がよくありません。
そらまめくんはやっぱり自分のベッドがいいと探しに行ったのですが・・・ベッドを使っていたのは誰だったのでしょう?
解説文
そらまめはこの時期の食材で、その皮は絵本のとおり、ふわふわと柔らかです。
百聞は一見にしかず、ぜひ絵本と一緒に実物のそらまめを子ども達に見せてあげてください。
子ども達が野菜に興味を持つきっかけとなるかもしれません。
園によっては食育の一環としてそらまめの皮むきを取り入れているところもあるでしょう。
食育の導入としてもおすすめの一冊です。
そらいろのたね
ねらい
- みんなでものを共有する楽しさを知る
- 友達や保育者と一緒に物語の展開を楽しむ
あらすじ
ゆうじはきつねに頼まれて、お互いの持ち物をとりかえることになりました。
そらいろのたねをもらったゆうじはさっそく庭にたねを埋めました。
すると出てきたのは芽ではなく、そらいろの家だったのです。
はじめは小さかったそらいろの家は大きくなっていき、次々と仲間たちがやってきてうちに入りました。
ところがそこへきつねがやってきて、みんなを家から追い出して鍵をかけてしまったのです。
すると家がどんどんと大きくなり始め・・・
解説文
はじめはひよこが一羽入るだけでいっぱいになってしまう小さな家が、しまいには森中の動物達が入れるほどの大きさになっていきます。
だんだんと大きくなるさまは、見ていてワクワクしますね。
嬉しそうに家の中に入っていくみんなの姿が伝わるよう、明るいトーンで読み進めていくのも良いですね。
ところでこの絵本には「ぐりとぐら」や、「いやいやえん」のしげるやこぐちゃん、おおかみが出てきます(もしかしたらちこちゃんも!?)。
子ども達が気がつくか様子を見守るのも、また違った面白さがありますよ。
こんにちは!わたしのえ
ねらい
- 思いのままに表現する気持ちよさ・楽しさを味わう
- 絵を描くことの喜びを知る
あらすじ
真っ白い紙の真ん中に筆をおいてみよう。
筆で大きくかいたり、ぐるぐるぽたぽたちらかそう。
今度はわたしの手や足が筆の代わり。
おもいきってかいたら、手や足が「もっともっとかきたい!」って喜んでいるよ!
絵をかくのっておもしろいね!
解説文
絵を描くことの喜びを改めて発見できるような絵本です。
女の子がのびのび・いきいきと描く姿を見て、子ども達も「絵を描いてみたい!」と思うかもしれません。
絵画制作の導入としてもぜひおすすめしたい一冊です。
テーマのある絵だけではなく、女の子のように大きな紙に自由に表現する活動を取り入れるのも楽しそうですね。
みどりいろのたね
ねらい
- 植物の成長に関心を持つ
- 長編物語に親しみ、楽しんで見る
あらすじ
まあちゃんたちのクラスで畑にたねをまくことになりました。
まあちゃんはたねと、なめていたみどりいろのあめだまをうめたのですが・・・
まあちゃんはなまけものでちっとも水をやろうとしません。
土の中ではすっかりのどがからから、おなかがぺこぺこのたねたち。
そこであめだまをなめてみると・・・!?
まあちゃんのたねは無事成長したのでしょうか。
そして、その味は!?
解説文
本を手に取ると分厚くボリュームがあるように見えますが、すべてのページに挿絵があり、文も短くシンプルなので、一気に読み進めることができるのではと思います。
たねとあめだまの言い合いの場面もユーモアがあって面白く、子ども達も喜んで見ることでしょう。
セリフの部分は実際に会話しているように読むとより楽しめますよ。
はじめての長編物語(童話)としておすすめの一冊です。
5歳になると植物を育てる活動もあるでしょうから、導入時に読むのも良いですね。
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