【超完全版】全学年(0〜6歳児)の発達の道筋(生活習慣/心と身体の発達)

2021年9月9日

発達の道筋へようこそ。

このページでは、0歳児~6歳児まで、子どもの発達1年ごと項目ごとに表にして見やすくまとめています。

発達を見える化(可視化)することで、例えばこんなことに役立ちます。

  • 月案、個人案などで先を見据えたねらいをつける
  • 今の子どもの発達段階を知り、発達課題を見つける
  • 何で上手く指示が通らないかの原因を見つける

保育の振り返りや、書類を作るとき、遊びのヒント等に、参考になれば幸いです。

 

項目はそれぞれの様子がつながりやすいように、基本的な生活習慣心と身体の発達に大きく分けて作っています。

各項目について簡単に説明をしますね。

【基本的な生活習慣】

  • 食事・・・掴み食べからスプーンを持つ、箸を使うなど
  • 睡眠・・・睡眠、午睡時間の変わる様子など
  • 排泄・・・オムツが取れるまで、自分で後始末ができる過程など
  • 清潔・着脱・・・手を洗う、洋服を脱ぎ着する発達の様子など

【心と身体の発達】

  • 粗大運動・・・立つ、座る、歩く、走るなど、全身を使った大きな運動
  • 微細運動・・・掴む、摘まむ、ハサミを使うなど、指先などの細かい動作
  • 表現・・・音に興味をもつ、色で表現するなど、表現活動の参考に
  • 認知・言葉・・・見たものや聞いたものを理解する、それを言葉に出す発達の様子など
  • 自我・人との関わり・・・自分の思いを他者に伝えたり、相手の気持ちを理解していく様子など

このようなになっています。ではどうぞ!

※発達には大きく個人差があります。おおよその目安にしてくださいね。

 

0歳

保育方法を合わせて参考にする場合はコチラ→「0歳児の保育方法をポイントでまとめました」

 

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  2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月 5ヶ月 6ヶ月 7ヶ月 8ヶ月 9ヶ月 10ヶ月 11ヶ月
基本的な
生活習慣
食事

・約2時間ごとに120ccほど授乳する
・お腹が満たされると乳首を口から舌で押し出すようになる

・授乳中に周りを見るようになる

・白湯を飲み始める

・身近な大人等、他者が食べる姿を見て口を動かす等、食べたそうな仕草をする

・スプーンを嫌がり、口の中に入れると舌で押し出してしまうことがある。

・授乳する感覚が3時間半~4時間程度になる

(6か月)

・スプーンで白湯、スープなどを与えられても嫌がらずに飲む

・スープ状のものが安定して飲み込める

・味の違い分かり始める

・離乳食を舌と顎の上下運動舌でつぶして食べるようになる

・下から歯が生えてきて、歯と歯茎で食べる

・手づかみで食べようとする

・スプーンや食器に興味を持ちはじめ、コップを持って飲もうとする

・味の好み、食べ方が個性に現れる。好き嫌いが始まる

・前歯が上と下各4本生え、合計8本になる

・食べ物を前歯で噛み切る

・手伝われるのを嫌がり、自分で口に運ぼうとする

睡眠 ・1日に20時間ほど眠り、目覚めると泣いて知らせる

・いつも同じ方向に首を傾けて眠る

・活発な新陳代謝から、睡眠中に汗を多くかく

・1日に14時間ほど眠る

・昼夜の区別がつくようになり、夜良く眠るようになる

(6か月)

・起きている時間が少しずつ増え、眠りが浅くなり始める

・寝返りができるようになる

・目覚めたら泣くなど、目覚めを知らせようとする。

・眠たくなるとぐずるなどして知らせる

・夜に10時間ほどの睡眠が取れるようになる

・1日3回の睡眠リズム(午前、午後、夜)が安定する

・抱っこをしなくても、横に寝かせて入眠できるようになる

・午睡時間が一定になる

・成長ホルモンの分泌が多くなり、熟睡するようになる
排泄

・泣きで排泄を表すようになる

 

・尿が体の中に一定量たまると、自然に排泄する

・1日の尿回数は減り、1回の量が増す

(6か月)

・炭水化物を食べるようになると、便の色がより茶色っぽくなる

・食事と排泄の間にはっきり間隔が生じる

・排尿の間隔が安定しだす

・便が1日に1~2回ほどになる

・トイレに座ると、偶然排泄することがある

・尿意を自覚し、投げ座りの姿勢が安定することで、トイレでしばらく座っていられる

  ・オムツやトイレでは排尿しなくても、オムツを下ろしたり、トイレから立ち上がると緊張が解けて出ることがある
清潔・着脱

・オムツが濡れると不快感を感じて泣く(快、不快の芽生え)

・沐浴の時手足をばたつかせて喜ぶ

・顔を拭いても嫌がらずにいられる

・汚れたおむつを替えると泣き止む

(6か月)

・オムツ交換時に盛んに足を動かしたり、声を上げたりする

・オムツ交換を嫌がり、ひっくり返ったり泣き出す姿が見られる

・大人とスキンシップをとりながら着替えることを喜ぶ

・靴下などを自分で引っ張ると脱げることがあり、脱ぐ楽しさを知り始める

・目の前の物を何でもすぐに口に入れる

  ・服を脱ぐときは両手を上げたり、顔を拭くときは目を閉じる等、意識して大人に協力するようになる ・自分で衣服を着ようとする素振りが見られるようになる

心と身体
の発達

粗大運動

・動くものに反応して顔を向ける

・腹ばいで頭を持ち上げる

・手と足を開いて、左右対称の姿勢が取れるようになってくる

・首が少しずつすわり始める

・あおむけで自分の手を合わせる

・援助によって寝返りができる

 

(6か月)

・寝返りをする

・脚を投げ出し、投げ座りをする

・お腹を床につけ、腕の力でハイハイする(ずり這い)

・両手を支えると、立とうとし、わずかにならば立てる

・両手を床から離して座ることができる

・両手と膝を床につけてハイハイする(「四つ這い)

・つかまり立ちをし、伝い歩きが始まる

・ハイハイの動作と蹴る力が強く、安定する

・膝を伸ばす高這いで段差や斜面を乗り越える

・座ったまま、両手を肩まで上げられる

・自力で床から立ち上がり(ひとり立ち)、片手を支えると歩こうとする

微細運動

・手の平を使って物を握る

・5秒ほど手に持ち続けることができる

・持っているものを取ろうとすると、抵抗する

・差し出されたものを自分で掴む

・近くにあるものを手を伸ばして掴む (6か月)

・おもちゃを一方の手からもう一方の手へ、持ち替えるようになる

・出されたものを両手に物を持ち続けることはまだ難しく、離れてしまう

・持っているものが手から離れてしまうことはあっても、自ら自由に離せない。

・ビー玉等小さい物を鷲掴みで取る

・左右の手にそれぞれ物を持ち、自分から離すことが出来る

・次々と物を掴んでは離すことを繰り返して楽しむ(散らかす動作が増える)

・小さい物をかき寄せるように指で掴む

・拍手ができるようになり、大人の真似をするようになる。物を掴んで打ち鳴したりもする

・箱に物を入れたり、積み木を積む等、調整して遊ぶ動作が徐々に見られる

・小さい物を親指、人差し指、中指で掴もうとする。

・おもちゃを相手に渡したり、くっつけたり離したり、左右の手で交互に調整しながら遊ぶようになる

・小さい物を親指と人差し指で摘まもうとする

表現

・音楽が聞こえると手足を動かす

  ・手に持ったものを振ったり口に入れる  

(6か月)

・気になるものを引っ張ったり、触ろうとする

・水を叩いて水しぶきや感覚に興味を示す   ・目に入った興味のあるものを指差し喜ぶ ・両手に持っている物を打ち合わせて音を楽しむ ・ブロックをくっつけたり、壊したりすることを繰り返して楽しむ
認知・
言葉

・人の声や音のする方に目を少し向ける

・喃語が盛んに出始める

・目の前の動く物を右左、上下と目で追い続ける

・泣き声で不快の程度を表す

・音の強弱、高低をつけた喃語が出るようになる

 

(6か月)

・動くものを目で追うだけでなく、左右の物を繰り返し見比べ、持っている人も見るようになる

・多音節・母音が出る(アワアワ、アウアウなど)

・「マンマンマン」など意味を伴った喃語が出始める

・話しかけるとそれに応じて受け答えをし始める

・何かを要求するかのような発声(多音節・母音)が増えるが、意味は無い

・「ンアンアンア」「ダッダッダッ」など2音を反復して発声する

・大人が指をさすと、指の先にある物を見つけることが出来る(指差しの理解)

・大人の表情や音から叱られた、褒められたことを何となく分かり始める

・喃語で大人とやり取りをする

・「ダメ」「えらい」など、禁止、褒め言葉が理解できるようになる

・自分の名前が呼ばれると分かる

・意味のない発声は減り、「マンマ」「ワンワン」等、意味のある言葉(初語)を発するようになる

・言葉と物や現象が徐々に結びつき、発声する語彙が増えていく

自我・
人間関係

・浅い眠り、まどろんでいるときに笑顔のような顔を見せる(生理的微笑)

・動く人を顔や目で追う

・あやすと微笑み、自分からも微笑みを見せる(社会的微笑) ・自分の思いを親しい大人に伝えたい欲求が高まる

(6か月)

・音の方向や種類を聞き分ける

・「いないいないばあ」を喜ぶ

・抱っこされる時に、両手を伸ばして要求する ・傍にいた人がいなくなると泣く(8か月不安)

・自分から行きたい方へ手を伸ばしたり、欲しい物があると声を出すなど、要求を親しい大人に伝えるようになる

・親しい大人に対して愛情が生まれる

・「ばんざい」などの身振りを真似したり、声をかけると身振りで答える

・興味のある物を指さし、声を上げる微笑む等、親しい大人に知らせるようになる

・自分の要求が明確になり、要求と異なる対応をされると怒る

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1歳

保育方法を合わせて参考にする場合はコチラ→「1歳児の保育方法をポイントでまとめました」

 

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  1~3ヶ月 4~6ヶ月 7~9ヶ月 10ヶ月~2歳
基本的な
生活習慣
食事

・エプロンを着けようor着けるように持ってくる等、食事の存在を理解し、関わろうとする

コップやスプーンで食事をとろうとする仕草が見られる

・スプーンは上握りで持っている

・上下左右の奥歯(乳犬歯)が生えてきて、16本程度になる

・スプーンで食べ物をすくおうとするが、手首が上手く使えず、落としてしまい、手で拾って食べる

・両手で安定してコップを持ちながら飲む

・口の中で舌で食物を動かしながら喉の方に持っていくようになる

・スプーンを下握りで持つようになる

・奥歯を使って噛むようになる

・スプーンを鉛筆握りで扱えるようになると、器に手を添えながら食べる

 

睡眠

・夜は約9時間半、午睡は2~3時間ほどの、1日12時間程度の睡眠になる

・歩き始め、活動量が増えるため、午前中に眠ってしまうことがある。

・眠くなると、目をこするなど決まった動作が見られるようになる

・午睡はほぼ1回に安定し、熟睡できるようになる。2回寝から1回寝になる ・睡眠の途中で起きても再眠することができる
排泄

・排泄は1日10回程度、感覚がおおよそ決まる

・自分の便意、尿意を理解しだし、大人に知らせる子どももいる

・排尿間隔が長くなり、おむつを確認しても濡れていない場合もある

・オムツが外れる子どももいる

・自分でおむつ交換やトイレが分かり、促されると歩いていく

・トイレに興味を持ち、友達のトイレする姿を見るなどしている

・排尿排便を我慢することができるようになってくる

・意識的にトイレで排尿、排便ができることもある

清潔・着脱

・援助があれば自分から服に足や腕を通すことができる

・自分で脱いだ服をカゴに入れるなどの始末をする

・何でも口に入れ、舐める、噛むことを行う

・帽子を見ると外に行くことが分かるようになり、自分で靴下や帽子を着用しようとする

・自分でオムツ、パンツをはくことができるようになる

・石鹸の泡や水道の開閉に興味をもち、手を洗いながら遊んでしまうこともある

・自分で自信をもって着脱するようになり、出来ないことでも「じぶんで」と自ら行おうとする

・腕まくりをしようとする

・口が食物で汚れると、濡れタオルで拭く

・自分の物と友達の物の区別がつくようになる

・鼻水を拭いたり、手を洗う気持ち良さが分かる

・口をゆすぐことができるようになってくる

心と身体
の発達

粗大運動

・歩行が始まる

・伝い歩きや手を広げてバランスをとりながら歩く。

・障害物があると避ける、座ったまま体の向きを変えることができるが、用途に応じた体の方向転換はまだ難しいため、椅子の背もたれに向かって座るなどの行為も見られる

・手をつなぐなど、簡単な援助があれば階段を上り下りできる

・紙を破る、ボールを投げることが少しずつできる

・くぐる、またぐ、乗り越える等の簡単な運動ができる

・用途に合わせた体の方向転換ができる

・三輪車にまたがり地面を蹴って進む

・尻をつけず、しゃがんだ体制が維持できる

・歩行が安定し、でこぼこの道を歩いたり走ることができる

・一人で階段を上り下りできる

・両足跳び、飛び降りに挑戦しようとする

微細運動

・積み木を2,3個程度積み上げて遊ぶ

・容器に物を入れて遊ぶ

・スプーン、スコップを握る

・1本の指を立てて指差しをする

・積み木を10個程度高く積んで楽しむ

・スコップですくって入れるをし始める

・腕全体を使って線を描く

・積み木をバランスを見ながら積もうとし、倒れてもまたやり直す

・2つの容器に入れ替える、分類分けをして遊ぶ

・シールをつまみ、別の場所に貼ることができる

・積み木を積むだけではなく、歪みを調整しながら、真っすぐ並べることもできる

・▲●■など簡単な形が分かり、型にはめて遊ぶ

・コップの水を移し替えて遊ぶ

・形を見ながら真似して描こうとする

表現

・曲に合わせて楽しい気持ちで体を動かす

・砂や水の感触を楽しむ

・クレパスを使って打ちつける等し、点々、線を描く

・紙を破ることが楽しくできる

・粘土をちぎる、叩く、触って遊ぶ

・クレパスを持って肩から動かし、線を殴り書きできる

・小さなものをつまんで箱に入れる遊びを楽しむ

・自分でシールを剥がし別のところに貼るを楽しむ

・クレパスを持って肩と肘を使い、丸を描くことができる

・太鼓やタンバリンなど、音の出るものを叩いて色んな音が出ることを喜ぶ

・粘土、泥、砂、それぞれの性質の違いを感じながら楽しむ

・「~のつもり」が出現し始め、見立て遊びをする

認知・
言葉

・簡単な指示を理解することができる(こっちだよ等)

・要求や気持ちを指差し、一語文で伝えようとする

・単語の1文字を表現する(イヌの「イ」など)

・冷たさ、熱さ、硬さ、軟らかさ、色の違いに気づく

・質問に対して自分の気に入ったものを指差すことが多いが、聞かれたものの方を見ることもある

・共通するものをグループで捉えはじめる(バス、電車はブーブーなど)

・「車はどれ?」等の質問に対し、複数の中から選んで指をさして答えることができる(可逆の指差し)

・遊びながら何か独り言を片言でつぶやいて楽しむ

・「ママ 大好き」など、二語文で話す

・簡単な歌、台詞を模倣する

・共通するものの中に一つ一つ違いがあることに気づき、それぞれ名前をつける(バスはブーブ、電車はガタガタなど)

自我・
人間関係

・大人と一緒に何かすることを喜ぶ。身近な世話をしてくれる人に愛情を表す

・相手の状況に関係なく、自分の思いを通そうとし、禁止されるとひっくり返って泣くなど、拒否をする

・その場の雰囲気に流され、自分の要求を忘れるなど、要求の持続はしない

・おもちゃを取られそうになると抵抗したり、食事を手づかみで食べようとするなど、自分の意志を行動で表す

・自分の思い(~したい、欲しい)が高まり、些細に見える要求でも叶わないとひっくり返って泣くなどする

・特定の人を後追いしなくなり、友達と物のやり取り等して喜ぶようになる

・自分の思いを上手く表現できず、噛みつくことがある

・友達と手をつないで歩き、人を引っ張って発見したものを見せようとする

・自分の名前を呼ばれると返事ができるようになる

・自分の要求がある時は、周囲の雰囲気に流されず思いを持続させ、粘り強く要求する

 

・好きな人形を抱きしめるなど、愛情を示す。保育士のひざに他の子どもが乗ってくると、独り占めしようと押しのけることもある。

順番を待つことが分かり始める

・相手からの要求や意志、場面の状況を受けて自分の要求を抑えることをし始める

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2歳(準備中)

準備中(10月下旬掲載予定)

 

3歳(準備中)

準備中(11月下旬掲載予定)

 

4歳(準備中)

準備中(12月下旬掲載予定)

 

5歳(準備中)

準備中(2021年1月下旬掲載予定)

 

 

 

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モモンガさん

某都市で保育士として数年勤務。最初の職場は園の方針が合わず、悩みに悩んだ末に転職しました。現在は関東の保育園で活躍中しています。森林インストラクターの資格も持っている大自然派。

-保育士の学び、子どもの発達

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