はなうたってだーれ?
保育士歴10数年、現在は小規模保育園勤務。子どもも先生たちも笑顔でいられる環境をつくる!をモットーに日々過ごしています。
それでは、今週のコラムをお楽しみください♪
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こんにちは、はなうたです。
先日テレビでトイ・ストーリー4を見ました。見るのは2回目です。映画って見るたびに捉え方が変わっていたりして面白いですよね。
今回見たトイ・ストーリー4のストーリーが強く心に刺さったのでお話しさせていただきたいと思います。(以下ネタバレを含みます。ご注意ください。)
まず、トイ・ストーリー4は公開当初から賛否両論ありました。3までに積み上げてきた物をぶち壊してしまう、そんな結末だったからです。
実際に私も、1回目(3年前)に見た時は衝撃を受けました。ただただ切なかった。「今までの仲間を捨てて新しい場所に行っちゃうの?」とウッディの決断を素直に受け入れることができませんでした。
でも今回は持ち主に大切にされていないウッディをみていて本当に胸が苦しくなりましたし、それでも持ち主のために!それが僕の使命なんだ!と頑張るウッディを見て、「もういいよ、自分のために人生を生きていいんだよ」と思わずにはいられませんでした。
その心境の変化…それは私自身、辛い環境でも子どもたちのためにと耐えてきた過去があったからです。
保育士はよく“年度の途中で辞めるのは無責任だ”と批判されます。子どもたちが可哀想、周りに迷惑をかける、と。私もパワハラやサービス残業の多さに耐えかねて年度の途中で退職したことが何度もあります。その度に心無い言葉を浴びせられ、頑張れなかった自分を責め続けました。そんな自分とウッディが重なって見えたのです。
ウッディは持ち主のそばに居続けることが自分の使命だと思いずっと生きてきました。しかし、色んな経験を通して自分の本当の使命(やりたいこと)を見つけます。
それは沢山のおもちゃたちを助けること。そして新たな居場所を見つけて再び輝き出したのです。実は私もそうなんです。
保育士として子どもたちのために!と働いてきましたが、段々気持ちが変わってきました。劣悪な環境下で苦しんでいる保育士を減らしたい。一人でも多くの保育士が笑顔で過ごせる環境を作りたい、それが私のやりがいなのかもしれない、という思いに変わってきたのです。
色んな経験をした後に見たからこそ、素直に「よかったね。」と、ウッディの決断を受け入れることができました。
トイ・ストーリー4について、書きたいことははまだまだあるのですが…まとまらなくなってしまうのでここまでにしておきます。
賛否両論あるお話ですが、私は見てよかったなと思いました。行動することの大切さ、誰かの為にと行動したことは巡り巡って自分の為になっていく、一生懸命生きていれば自分が輝ける場所はまた見つかる、という大切なことを沢山教えてくれたからです。
このコラムを読んで、共感する部分があった人はぜひ観てみてください。きっとあたたかい気持ちになれると思います。
さーて、次の休みは何を見ようかな♪
先週のコラムはこちらからどうぞ♪
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いやいや期のミー君が、笑顔で過ごせた日【はなうたの週間保育士コラム】
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
明日も笑顔あふれる1日になりますように☆
来週も、よろしくお願いします!
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