はなうたってだーれ?
保育士歴10数年、現在は小規模保育園勤務。子どもも先生たちも笑顔でいられる環境をつくる!をモットーに日々過ごしています。
それでは、今週のコラムをお楽しみください♪
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こんにちは、はなうたです。
小規模園の園長になって約1ヶ月が経とうとしています。
今回のコラムは、“こんなリーダーになりたい!”そんな理想を追い求めていたはすが…気付いたら迷走してしまっていた。そんな私の失敗談をお話したいなと思います。
みんな、「こんなリーダーになりたい」「こんなリーダーの元で保育がしたい」など、様々な理想像があると思います。
私が理想とするリーダーは…「みんなの良さを引き出すことのできる人」です。
どういうことかと言うと、みんなを引っ張っていくのではなく、縁の下の力持ちになりたい!ということ。
先生一人ひとりの個性や良さを把握して、それを活かすための環境を整えること。良さも苦手も受け止めて、のびのびと保育をしてもらうこと。それが何より大事だと思っています。
そのために、先生一人ひとりと話をすることを大切にしてきました。そして思いや意見に耳を傾け、柔軟に対応しました。
でも、全員の意見に耳を傾けるって思った以上に大変なんです。
例えば…Aさんに「〇〇がやりたい!」と言われ、それいいな!と思ってOKしても、他の人に「それはやりたくない」と言われたら考え直さなければいけない。でも、Aさんのやる気は消したくない。そして、その提案が子どもや園のためになることなら実現させたい。そのためにはどうすればいいのか必死に考える。その繰り返しの1ヶ月でした。
みんなの意見を聞いて対応し過ぎた結果、「え!この間はこう言ってたよね?」「やり方また変えたの?」そう思われるような方向性ブレブレリーダーになってしまっていました。
みんなの意見を大切にしたいはずが、みんなを振り回してしまっていたんだととても反省。初めから理想を高く持ちすぎても上手くいかないと実感した瞬間でした。
それから私は意見は聞くけどもその場で即答はせず、「1年かけてやっていきましょう♪」と、長い目で見てほしいことを先生たちに繰り返し伝えるようにしたのです。
組織の育み方って子どもの成長と一緒だなと思います。
すぐに結果は出ないけど、毎日丁寧に手をかけ、言葉をかけていくことで、いつかできるようになる。大きく成長していく。
だから“ちょっとずつ”を大切に、私も焦らずじっくり、いつか目指すべきリーダーになれたらいいなと思います。
まだまだ始まったばかり!
失敗、反省沢山あると思いますが、一人で抱え込まず周りの人たちを頼りながら楽しく進んでいきましょうね。
先週のコラムはこちらからどうぞ♪
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熱が出た!あなたの園の対応方法は?【はなうたの週間保育士コラム】
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
明日も笑顔あふれる1日になりますように☆
来週も、よろしくお願いします!
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