熱が出た!あなたの園の対応方法は?【はなうたの週間保育士コラム】

はなうたってだーれ?

保育士歴10数年、現在は小規模保育園勤務。子どもも先生たちも笑顔でいられる環境をつくる!をモットーに日々過ごしています。

それでは、今週のコラムをお楽しみください♪

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こんにちは、はなうたです。

4月も半分が過ぎましたね。新生活に寒暖差もプラスして、子どもも大人も疲れがたまり、体調を崩しやすい時期かもしれません。

私が働く園でも熱を出す子どもが続出しました。中には嘔吐を伴う明らかな体調不良からの発熱もありましたが、そうではなさそうな発熱の対応について、モヤっとしたことがあったのでお話させていただきたいと思います。

園児の発熱、何℃からお迎え要請してますか?

ここ、園によって本当に意見が分かれるところだと思います。ちなみに前働いていた園は、38℃までは様子を見る派でした。

理由は、乳児は特に環境に左右されやすく、平熱が高い子もいるからです。

37.5℃以上あっても、衣服の調節や水分補給をして、しばらく様子を見る。再度熱を測りそれでも変わらないようなら保護者に状況報告をします。そして38℃になったらお迎えをお願いしていました。

ところが今働いている園はとっても単純明快。37.5℃になったらすぐお迎え要請です。

熱以外の症状がなくても、登園後すぐでも関係ありません。実測で37.5℃が1度でも出たらお電話です。

この間も、私が出勤したら「〇〇ちゃん、実測で37.5℃あったのでお迎えのお電話しました!熱以外の症状はありません。」と言われ、その子は帰宅。

次の日登園してきた際保護者に体調を伺うと…

「昨日は帰ってから36.6℃しかなくて、ずーっと元気でしたー!体調に変わりもないので受診もしませんでした!」と食い気味に言われたのです。

そうだよね、やっと慣らしが終わって仕事に行けたと思ったら数十分後にお迎え要請が来て早退したのに、全く熱もなく元気だったら嫌味も言いたくなるよね…と。

発熱時の対応については、この園で園長になる前からとてもモヤっとしていた部分の1つでした。

確かに今はコロナ禍。感染を広げないための対策ももちろん大切です。

そして、色んなやり方があるのも重々承知した上で、私はもう少し柔軟に対応がしたいと感じたのです。

ネットで意見を募ってみたところ、賛否両論ありましたが、やはり“発熱があっても様子を見てからお電話をする”園が大多数でした。

それも、園の方針だから仕方なくそうしているのではなく、当然のようにそうしています。という意見が多いことに心が温かくなりました。

感染対策と保護者支援。時には両立が難しく、どちらかを選ばなくてはならない場面も出てきます。

そんな時にどちらを重視するのか、ただただコロナ禍だから仕方がないよねで終わらせずに最善を職員と共に考えていきたいなと強く感じた出来事でした。

先週のコラムはこちらからどうぞ♪

新年度、大変さを見るか、豊かさを見るか【はなうたの週間保育士コラム】

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

明日も笑顔あふれる1日になりますように☆

来週も、よろしくお願いします!

 

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