2021年はどんな年?最後は笑顔で締めくくろう!【はなうたの週間保育士コラム】

2021年12月27日

はなうたってだーれ?

保育士歴10数年、現在は小規模保育園勤務。子どもも先生たちも笑顔でいられる環境をつくる!をモットーに日々過ごしています。

それでは、今週のコラムをお楽しみください♪

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こんにちは、はなうたです。

今年ももう残りわずかですね。2021年はあなたにとってどんな年でしたか?私は、職場を変えたことが1番大きな出来事でした。

3月まで働いていた保育園は“子どもを優先し過ぎる”保育園。そして、4月から働いている今の保育園は、“保育者の都合を優先し過ぎる”保育園。どちらもなんとも極端ですね。

さて、あなたはどちらが子どもや保育者にとって幸せな環境だと思いますか?

まず、“子どもを優先し過ぎる”保育園。

子どもを第一に考え、一人ひとりの欲求に寄り添えるようにと、人員は多く確保されていました。担当制を導入し、親子と深い関わりを持つことができました。悩むことは多かったのですが、やりがいは計り知れないものがありました。

しかし、周りの先生たちのメンタルが安定しているとは言えませんでした。まず、休憩が取れません。お昼寝中に子どもが起きたら担当の先生が対応します。手が離せなくても、自分の担当の子たちの連絡帳は自分で書かなければいけません。

やることに追われる日々。そして、保育に自信が持てなくなり、辞めていく先生も多かったのです。先生のメンタルが不安定だと子どもたちも不安定になります。泣いてばかりの子どもたちを見て、「これは本当に子どもたちにとって、幸せな環境なのだろうか。」と、悩んでしまったのです。

そんな私が次に選んだのが間逆な保育園。保育者のやりやすさを優先している園です。

保育者の心の余裕が何よりも大切だと思った私は、最初は疑問を抱かず働いていました。しかし、それは段々エスカレート。「え、そこまでしちゃう?」と思うことまで保育者優先にし始めたのです。

私は段々「子どものためにもっとこうしたい。」と思うことが増えていきました。それは不満となってストレスになっていきました。

でも気付いたのです。この保育園の子どもたち、とっても穏やかで、噛み付きもほとんどありません。「保育園行きたくない!」と泣く子もいません。毎朝ニコニコ登園してきてくれます。そして、働く先生たち。笑い声が耐えずいつも楽しそうです。

子どもも大人も笑顔でいられる保育園。それが私の理想の場所でした。保育の質はお世辞にも高いとは言えなくても、結果みんなが楽しく過ごせるのならそれが一番いいのかもしれないと思ったのです。

もちろん、改善していくべき部分は沢山あるのですが。でも、改善して先生たちの心の余裕が無くなるくらいなら、今のままの方が子どもたちは幸せかもしれません。保育の質の高さが必ずしも子どもの幸せに繋がるとは限らないのだと気付いた年でした。

いつも週間コラムを読んでくださり、ありがとうございます。どんな一年だったとしても、最後は笑顔で締めくくりたいですね。

今年もいっぱいお疲れ様でした!

皆さん、良いお年をお迎えください。

先週のコラムはこちらからどうぞ♪

孤独で辛い?あなたの頑張りは誰かが必ず見ているよ【はなうたの週間保育士コラム】

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

明日も笑顔あふれる1日になりますように☆

来週も、よろしくお願いします!

 

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