はなうたってだーれ?
保育士歴10数年、現在は小規模保育園勤務。子どもも先生たちも笑顔でいられる環境をつくる!をモットーに日々過ごしています。
それでは、今週のコラムをお楽しみください♪
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こんにちは、はなうたです。
先輩保育士の先生に、「保育でやりたいことがあったらどんどん言ってね!」と言われました。でも正直、やりたい保育はそんなにないんです。私は、子どもが安全に楽しく過ごせるのであれば、周りの先生たちの“やりたい”についていくスタイルです。
それよりも、年々やりたくない保育の方が多くなっている気がするのは私だけでしょうか?
例えば…おもちゃの貸し借り。「かして」って言われたら絶対に「どうぞ」と貸してあげなければいけないの?喧嘩をして、「ごめんね」って言われたら絶対に「いいよ」って言って許してあげないといけないの?など。
乳児期に叱ることは、自分と他人を傷つけようとした時だけでいいと思っています。その他のことで泣くまで叱ることはしたくない。他にも、給食を無理やり食べさせたくない。寝たくないと言っている子を無理やり寝かせたくない、などなど。
そんな保育を見かけるたびに「こういう理由でこうしたほうがいいと思います。」そう言える根拠と勇気が私にはまだ無くて、言葉を飲み込んだり、落ち込んだりしてきました。でも、保育のことをもっともっと勉強して、少しずつそんな自分を変えたいなとも思っています。
話が逸れましたが…経験を重ねれば重ねるほど、やりたくない保育が増えていく。それって一見ネガティブに聞こえるかもしれないけれど、それは、自分の中で保育の方向性が見えてきたということではないでしょうか?
いま、「〇〇が嫌だなぁ」と思いながら働いている人へ。もちろん、したくないの理由が“大変だからやりたくない”、“面倒だからやりたくない”など、自分本位の理由ではいけません。
あなたのその“したくない”気持ちは、子どもに寄り添った想いですか?だとしたら、それはあなたのワガママでも、ネガティブな気持ちでもありませんよ。どうか、周りに流されることなく、自分の想いを貫いてください。
“こんな保育はしたくない。だから、私はこうしたい”その気持ちを大切にしてください。そして、やりたい保育ができる環境を選んでください。その想いが増えれば増えるほど、あなたの“理想の保育”が見えてくるはずですから。
先週のコラムはこちらからどうぞ♪
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『いい子』って『都合のいい子』?【はなうたの週間保育士コラム】
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
明日も笑顔あふれる1日になりますように☆
来週も、よろしくお願いします!
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