子どもとの信頼関係の育み方【はなうたの週間保育士コラム】

はなうたってだーれ?

保育士歴10数年、現在は小規模保育園勤務。子どもも先生たちも笑顔でいられる環境をつくる!をモットーに日々過ごしています。

それでは、今週のコラムをお楽しみください♪

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こんにちは、はなうたです。

先日、“どうやって子どもとの信頼関係を築きますか?”とご質問をいただきました。自分の保育を振り返ってみる良い機会だと思い、改めて、私はどうやって子どもとの信頼関係を育んでいるのだろう、と考えてみました。

はじめに、入園したばかりの子どもたちの場合。まずは笑顔、なにより笑顔!そして、「かわいいね」「大好きだよ」「大丈夫だからね」をよくアイコンタクトで伝えています。大好きなママやパパと離れて不安でいっぱいな子どもたち。そんな子どもたちに、少しでも早く安心して過ごしてほしいな、と願う気持ちからの行動です。

人見知りで私を拒否する子もいます。そんな時は無理に近付かず、一定の距離を保ちます。食事や排泄、睡眠時は人見知りが強くなる傾向があるので、そういう場面では慣れている先生にお願いすることもあります。

人見知りの子どもと仲良くなるチャンス、それは遊んでいる時間。ご機嫌な時はそれとなく近付いて話し掛けてみます。一緒にその子の好きな遊びを楽しんだり、沢山お喋りをしたりして、少しずつ、少しずつ距離を縮めていきます。

そして子どもとの信頼関係を築く為には、保護者対応も大切だと考えています。その日の可愛かったエピソード、面白エピソードを丁寧に伝えます。そして、「可愛らしいですね」「成長を感じて嬉しかったです!」などの気持ちを通して、子どもへの想いを繰り返し伝えていきます。

子どもはママやパパの気持ちを敏感に感じ取ります。ですので保護者の方との信頼関係が築ければ、おのずと子どもとの関係にも変化が現れると思っています。

それから私は、その子の“ありのままの姿”を受け止めることとと、気持ちに“寄り添う”ことを大切にしています。例えば、子どもが何かいけないことをした時には叱るよりも先に“なぜ、そのような行動をしたのか”を考えます。そして、「〇〇君は△△したかったんだね。でも、お友だちは悲しかったみたいだよ。」と、まずは行動を受け止めてから話をしています。

気になる行動をする子ども。お友だちに意地悪をしてしまう子ども。そんな子どもたちのことを“困った子”と捉えるのではなく、行動の理由や気持ちを理解したい。という愛情や強い想いが、保育士の言葉がけや関わり方を変えるのではないか、と思っています。そして、その愛が段々子どもに伝わっていくと、少しずつ、信頼関係が築けていけるのでは…と思っています。

信頼関係はすぐに築けるものではありません。拒否され続けると心が折れそうになることもあります。それでも、3月にはきっと「先生、大好き!」なーんて言ってもらえる日がくるかもしれない。そんな日を夢見て明日も子どもたちに愛を伝え続けていきたいなと思う今日この頃です。

先週のコラムはこちらからどうぞ♪

この保育でいいの?!と感じた時の勇気と行動【はなうたの週間保育士コラム】

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

明日も笑顔あふれる1日になりますように☆

来週も、よろしくお願いします!

 

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