休憩がとれないのは当たり前じゃない!【はなうたの週間保育士コラム】

はなうたってだーれ?

保育士歴10数年、現在は小規模保育園勤務。子どもも先生たちも笑顔でいられる環境をつくる!をモットーに日々過ごしています。

それでは、今週のコラムをお楽しみください♪

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こんにちは、はなうたです。

4月に今の保育園に転職し、約半年が経ちました。今回は転職して変わったことの1つ『休憩が取れる職場』についてお話したいと思います。

私は今まできっちり休憩が取れる職場で働いたことがありませんでした。他の仕事だったら当たり前に取れる休憩、なぜ保育士は休憩できないのでしょうか?

午睡中、こまめに睡眠チェックをしなければいけない、子どもが起きたら誰かが見なければいけない、事務仕事や製作物など、保育以外にやらなければいけないことが沢山ある。理由は様々だと思います。でも、最大の理由は『休憩がとれなくても仕方がないと諦めている人が多いから』だと思っています。

実際、私もそうでした。新人の時からきっちり休憩が取れる職場ではなかったので、「そんなものなのか」と流されていました。そのまま10年以上、休憩が取れない現状を、“保育現場の常識”と捉え過ごしてしまいました。

しかし、少しずつ保育士の処遇改善が進み、休憩がきちんと取れる職場が増えてきたことを知り、やっと自分の職場の異常さに気付くことができたのです。なので、転職活動の時には「休憩は取れていますか?」と必ず聞くようにしました。「休憩は各クラスの先生たちに任せています。」と、答えを濁す保育園が多い中、「休憩はしっかり1時間取るように会社で決められています!」と、ハッキリ言ってくれたのが今の保育園です。

小規模保育園、約6人の保育士が前半後半に分かれて休憩に入ります。今までは子どもと一緒に給食を食べたり、連絡帳を書かないといけないからと急いでお弁当を食べたりしていました。なので、ゆっくり昼食を食べられるということだけでとても幸せだなぁと感じたのです。そして、1時間子どもたちから離れてしっかり休息を取ることで、午後からの心の元気さが全く違う気がしました。

もし、休憩が取れない職場で働いている保育士さんがいるのだとしたら伝えたい。それは当たり前ではありません。心に余裕を持って子どもたちと接するためにも、保育士にとって、きちんと休憩がとれる環境で働くことは必要なことだと思うのです。

しかし、たった一人で労働環境を変えるのはとても難しいことです。まずは同じ気持ちを持っている仲間を探してみるといいかもしれません。そして、どうしたら休憩をとれる環境が作れるのか仲間と一緒に考えてみましょう。

まずは、10分ずつでもホッと一息いれてみませんか?そこから少しずつ、周りを巻き込んで良い方向に環境を変えていけるといいですよね。

いつか“休憩がきちんと取れること”が保育業界の常識になる日が来ますように。

先週のコラムはこちらからどうぞ♪

人と比べないコツは、信じて待つこと【はなうたの週間保育士コラム】

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

明日も笑顔あふれる1日になりますように☆

来週も、よろしくお願いします!

 

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