退職の意向が副園長に伝わっていないようです【第407回|保育士お悩み相談】

2020年3月30日

こんにちは、ほいくのおまもりです。

今回の相談者からのお悩みは、『退職を希望しており、すでに園長には話しているのですが、副園長には伝わっていないようです。どうしたら良いかと悩んでいます』というご相談。

回答者のほいくのおまもりは『直接こまりんさんから副園長に「すでに園長には伝え済み」であることを前置きした上で話してみてはと考えます』とアドバイス。

どうぞ、御覧ください。

保育士お悩み相談(LINE)

こまりん
【性別】女性
【年齢】30代
【保育士経験年数】1年
【相談文】
お久しぶりです
昨年めでたく転職したかと思いきや初日から給食も休憩もないと副園長から言われ、絶望。タイムカードは5分遅れ。副園長に正規はパートに指示出ししてかないとと説教され、具体的な指導がないまま新人なりに頑張ってきました。監査で指摘があり、秋から担当の週案を書くように頼まれましたが、「児童記録も含めて持ち帰りでお願いします」とのこと。また初めて、私が主で散歩に行くと、そこにスパイ(事務員)を送り込まれ、公園の選び方や、他の職員からのダメ出しも併せて副園長から説教されました。園長は節約家で購入品も厳しく、パートさんのシフトを12月から削り出しました。発表会での衣装も副園長から却下されて発表会当日は40分も残業したのにサービス残業扱いです。疲れ果てて起きれない時はタクシーを使って7時出勤したりしてます。
園長の人柄や仕事しやすそうな環境と聞いて安易に入社を決めてしまいましたが、現場と園長のズレ、おむつも毎日の回収にしてくれないなど衛生面のこと、備品は自費、毎日お楽しみ会という内容に窮屈すぎました。保育もやりにくく乳幼児が同じ時間に同じように動かなきゃいけなかったり危険な場面が多いです。私とほぼ同期入社の方は同じような不満があり、体調不良を理由に早々退職されました。そして年明けには急に退職してしまう人が出る始末。あと産休や事情で離れる方も何人かいます。
私も年明けに家庭の事情で~退職をお願いしたいと園長に告げました。その後、辞めるんだから研修は受けないでほしいと書類を返されたり、冷たい対応を取られます。
ただ副園長には「来年度も継続がいますのでよろしく~」と言われていて、退職のことが伝わってなさそうです。
事務室、休憩室がないため忙しい副園長に話すのを手こずっております。事務員から「副園長にこちらから話しておきましょうか?」と言われました。そういう方法もありでしょうか?次回の園選びでは失敗したくないです。
ほいくのおまもり
ご相談内容を確かに承りました。

お辛い中申し訳ありませんが、お時間を頂けたらと思います。

ほいくのおまもり
こんばんは。

お待たせいたしました。

お話を伺った印象では、こまりんさんの園ではそもそもの業務量が多く、持ち帰り業務や残業、自腹の備品等、職員が負担するのは当然という認識があるのかもしれませんね。
ただ、これでは職員も疲弊してしまいますし、こまりんさんが「辞めたい」と考えるお気持ちもよく分かります。

【退職を希望しており、すでに園長には話しているのですが、副園長には伝わっていないようです。どうしたら良いかと悩んでいます】とのご相談につきまして、当方の回答としましては、【直接こまりんさんから副園長に「すでに園長には伝え済み」であることを前置きした上で話してみてはと考えます】。

事務員を通して副園長に伝えることを提案されたとのことですが、当方としてはあまりおすすめが出来ません。
こまりんさんからの言葉ではないため(あくまでも事務員を通した言葉となるため)、副園長にどのように伝わったのかが分からないでしょうし、こまりんさんが意図しない言葉や、こまりんさんが本来伝えたかった言葉を伝えてもらえない可能性もあります。
その結果、話が行き違ってしまうおそれもあるでしょう。

個室の部屋がなく話しかけるタイミングも難しいとのことですが、話す機会を見つけたらこまりんさんから話してみてはと感じます。
その際には「すでに園長には話しているのですが」と前置きすることで、前々から園長には話しているいうことを伝えてみてはと思います。

転職で失敗したくないというお気持ちはごもっともだと感じます。

当サイトに転職に関してこまりんさんのお気持ちに寄り添えるのではと思う記事がありますので、ご紹介いたしますね。

あなたの保育士転職は失敗する?!辞めたい8つの理由と4つの不安

実習園にそのまま就職は危険!保育士の就職、転職は複数園の見学が必須です

「転職が失敗」と感じるリスクを少しで減らすためには、やはり色々な園を見学し、直接肌で雰囲気を感じ取ることがとても重要なのではと感じております。
2つ目の記事はタイトルが「実習園への転職」となっておりますが、実習園に限らず、転職する際にも大切なポイントなのではと思います。

こまりんさんがやりがいを持って働ける職場に出会えますことを願っております。
お困りの際にはいつでもいらして下さいね。

こまりん
ご回答ありがとうございます。
やはり自分から伝えた方がいいですね。と朝伝えられそうな機会がありそうでしたが、またも退職者が新たに出てしまい、掻き消されてしまいました。
何とか伝えなければと思います。
見学もまだまだしてみようと思います。
添付してくださった実習の記事のモモンガさんの書き方が面白くて笑ってしまいましたが、参考にさせて頂きます。
ほいくのおまもり
こちらこそ早々の返信をありがとうございます。

退職者が新たにいらっしゃるとのことですが、こまりんさんはすでに年明けには園長に伝えていらっしゃいますので、副園長に話す際には「園長には年明けには伝えているのですが」と時期を明確にして伝えてみてはいかがでしょうか。

色々な園を見学するという考えは、とても良いなと思いますよ。
複数の園を見学するうちに、こまりんさんが「どのような園で働きたいのか」、よりはっきりとしたイメージも浮かぶのではと感じます。
お忙しいかと思いますが、今のうちから見学を行っていくことで、気持ちに余裕を持って次の園を決めることが出来るでしょうし、退職後仕事のない期間が少しでも短くなる(または退職後すぐ就職できる)かもしれませんね。

記事を楽しんで頂けたとのことで、当方も嬉しく思っております!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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ほいくのおまもり

サイト管理人夫婦の夫の方。保育士を3年勤めた後、営業や経理、自営業など幅広い仕事をして社会人14年目。異色な人生経験を少しでも役立てたいと思いから、2016年4月にこのサイト立ち上げました。3児の父でミニマリストの読書好きです。好きな言葉はLess is more.

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