保育士面接に使える|最近の保育ニュース【2021年8月版】

2021年8月31日

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保育士面接に使える|最近の保育ニュース【2022年5月版】

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こんにちは、ほいくのおまもりです。

2021年8月の気になる保育士・保育園のニュースをまとめました。

面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考にしてください。

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面接対策!

「そのニュースについて、面接でどう話せば良いか?」は、転職エージェントのキャリアが10年を超える『noriさん』に解説してもらっています。

送迎バス5歳園児死亡

県警、保育園を3時間家宅捜索 バス車内で5歳児死亡:朝日新聞デジタル

送迎バス5歳園児死亡 警察が保育園捜索 業務上過失致死の疑い | 事件 | NHKニュース(リンク切れ)

送迎バス5歳児死亡 「先に救急車ではないのか」 保護者会詳報 | 毎日新聞

送迎バス熱中症死 福岡県と中間市、保育園に改善勧告(毎日新聞) - Yahoo!ニュース(リンク切れ)

送迎バス園児死亡 保育園に改善勧告 福岡(リンク切れ)

送迎バスで熱中症 園児死亡から1か月 近く保育園に改善勧告へ | 熱中症 | NHKニュース(リンク切れ)

福岡県中間市の保育園で、送迎バスの車内に取り残された5歳の園児が熱中症で死亡した問題で、警察は安全管理が不十分だったとみて、業務上過失致死の疑いで保育園に捜索に入りました。

全国的にニュースになったため、ご存じの方も多いと思います。

バスを降りたと思っていた園長と、欠席だと思っていた担任、この行き違いが原因の一つでしょう。

このような事故はいつでもどこでも起こり得るものであり、絶対に他人事だと考えてはいけませんね。

 

★面接で使うなら!

「福岡県中間市の保育園で、送迎バスの車内に取り残された5歳の園児が熱中症で死亡したというニュースが気になりました。バスを降りるときの確認は当然大事だと思いますが、お休みの連絡がないにも関わらず、”来ていない=お休み”と勝手に解釈してしまうことの危険性を感じました。子どもたちにとって安心・安全な保育園であるために、確認作業を怠らないことや自分勝手な解釈はしないように改めて気を付けていきたいと思いました。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

ニュースを見て、自分自身の保育を見直そうとする姿勢は好印象となりやすいです。

 

待機児童と利用手控え

待機児童は過去最少5634人…保育の受け皿整備進み、感染拡大で利用控え : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン

都内 保育所などの空き待つ待機児童 初めて1000人下回り最少 | NHKニュース(リンク切れ)

県内待機児童、最少13人 前年比180人減 保育36カ所増設で /茨城 | 毎日新聞

Gキッズ、今期下方修正 コロナで保育施設の入所率低下: 日本経済新聞

厚生労働省は27日、認可保育所などへの入所を希望しながら入れない待機児童(今年4月1日時点)が、前年より6805人少ない5634人になったと発表した。4年連続で減少し、統計を取り始めた1994年以降で最少となった。保育の受け皿整備が進んだほか、新型コロナウイルスを警戒した利用控えで申込者数が初めて減少に転じたことなども影響した。

待機児童問題が叫ばれて久しく、国を始めとする行政は待機児童の解消のために動き続けてきました。

そのかいあって、待機児童問題は解消に確実に近づいています。

今現在の待機児童問題の解消はコロナの影響で出産や保育園利用を控えている(先送りにしている)人も多いかと思いますが、大きな流れとしては『解消』に向かっていることは間違いありません。

そしてそうなれば、必ずやってくるのが「保育園余り、保育士余り」の時代です。

そうなったときにも、子ども・保護者といった利用者から求められるものを提供できるのかが求められる時代になりますね。

 

★面接で使うなら!

「待機児童が減少傾向にあるというニュースが気になりました。待機児童問題に対して積極的に取り組んできた成果だと思うのですごくいいことだなと感じました。その反面、今まで空きのある保育園しか選べなかった保護者が、自由に保育園を選べるようになることを考えると、より選ばれる保育園としていくことが大事なのではないかと思いました。選ばれる保育園になるよう、私もできることを精一杯努めていきたいと思っております。

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

待機児童問題の解消はいいことだと思います。

ただし、それによって保育園は空きができやすくなるのも事実。

保育園を支えていくのは、現場の保育士であるという気持ちを持っているのは、運営者としては嬉しいはずです。

 

海外の常識、日本の常識

保育園、途中でやめた外国人ママの後悔 #日本のフツウが分からない 申し込みが「1年に1回」だけなんて(withnews) - Yahoo!ニュース(リンク切れ)

モンゴルから15年前に来日したザヤさん。二人の子どもを育てながら、教科書にも、辞書にもない日本の子育ての習慣に直面してきました。その「失敗」を糧に、ザヤさんが開く子育てママを集めた勉強会には、多くの悩めるママが集まります。でも、勉強会をのぞくと見えてくる日本だけの「常識」って、言われてみると、不思議なことだらけ?

非常に面白く、勉強になるコラムなので是非、全文を読んでみてもらいたいです。

日本住んで日本で保育士をしていると当たり前のことが、外国人からすると『?』なことは、本当によくあることでしょう。

今はコロナで在日外国人は以前よりは少ないかもしれません。

でも、今後はまた外国人が増えていく可能性は十分にあるでしょう。

そうなったときには「あ、これは日本だけでしか通じないことかも。理解していないかも?」と想像力を働かせることが大事ですね。

 

★面接で使うなら!

「モンゴル出身のママ・ザヤさんという方に関するニュースが気になりました。国が違えば制度も違い、戸惑うことが多いといった内容でした。言われてみれば確かにそうだなと思い、国だけではなく、育ってきた環境によって、その人の考える「フツウ」は異なるものであると感じました。子どもたちや保護者と接する時にも、私の常識とは異なる可能性があることも念頭に、柔軟性を持って対応していけたらと思いました。

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

子どもたちや保護者の話・考えに耳を傾け、自分自身の常識にとらわれずに対応していこうとする姿勢は面接では魅力的に映るはずです。

 

認可保育所の不正受給

神戸の認可保育所『市の給付金1060万円を不正受給』新規の園児受け入れ停止処分 | MBS 関西のニュース(リンク切れ)

神戸市の保育園 給付金不正受給で新規受け入れ停止処分/兵庫県(サンテレビ) - Yahoo!ニュース(リンク切れ)

神戸市の認可保育所が給付金1000万円余を不正に受給|NHK 兵庫県のニュース(リンク切れ)

「管理者」の園長も保育に従事、給付金上乗せ不正受給 1千万円超、神戸の認可保育所処分|総合|神戸新聞NEXT

神戸市は市内の認可保育所が給付金約1060万円を不正に受給していたとして、新規で園児の受け入れを6か月間停止する行政処分を行いました。処分を受けたのは、神戸市中央区の「ようだい」が運営する『Ohana保育園』です。認可保育所では運営・管理業務を専従で行う『管理者』を設置した場合に毎月の給付金が加算される仕組みになっていますが、神戸市によりますと『Ohana保育園』は2019年4月~2020年12月にかけて、管理者としての業務を行っていない元園長を『管理者』として届け出て合わせて約1060万円の給付金を不正に受け取っていたということです。

頻繁ではありませんが、定期的に出てくる不正受給のニュース。

保育園は補助金で運営されているからこそ、こういった不正受給は絶対に許されません。

そしてこういった保育園で真面目に働いている保育士さんもいるわけで、問題なのは、問題を起こした経営陣であるということも忘れてはいけませんね。

 

★面接で使うなら!

「保育園が不正に給付金を受給していたというニュースが気になりました。このようなことがあると、保育園に対する信頼が一気に落ちてしまうと思いますし、保育士としても働き続けることが不安になってしまうと思います。保育園には健全な運営を求めたいなと感じました。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか?

このようなニュースについて話をする時には、非難をするような言い方は割けたいですね。

その上で、客観的に意見や感想を伝えることができると、冷静な人だという印象を持ってもらえることができると思います。

 

コロナ、過去最多

新型コロナ感染拡大で全面休園となった保育所など 過去最多に | 新型コロナウイルス | NHKニュース

<新型コロナ>埼玉県で過去最多の1053人感染 さいたま市の認可保育施設で9人のクラスター:東京新聞 TOKYO Web

【速報】明石市で過去最多の58人が感染 園児1人陽性の保育園は休園に|総合|神戸新聞NEXT

新型コロナウイルスに子どもや職員が感染し、全面休園となった保育所などは26日の時点で14の都道府県の179か所に上り、これまでで最も多くなったことが厚生労働省のまとめでわかりました。

コロナウイルスの勢いは全く衰えず、全面休園となった保育園は過去最多に上るとのこと。

現場の保育士さんは本当に大変な思いをしていることと思います。

ほいくのおまもりに掲載している週間コラムでもコロナの話題を取り上げました。

コロナ渦の今、忘れてはいけないこと【はなうたの週間保育士コラム】 - ほいくのおまもり

終わりが見えずに心が折れそうになるからこそ、保育士同士での繋がりなども持ちながら、励まし合うことができたらいいですね。

 

★面接で使うなら!

「保育園に通う子どもたちや職員のコロナ感染ニュースが気になりました。休園となっている園も多く、今までよりも感染が強くなっていると感じています。これまでも感染対策には気を付けてきましたが、”もう大丈夫だろう”とは思わずに、これからも感染対策はしっかりと続けていなかなくてはと思いました。それと同時に、子どもたちには、コロナであってもできる限り伸び伸びと育ってもらえるような保育を提供できるように考えていきたいとも思いました。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

感染対策があるため、コロナ前のような保育はとてもじゃないですが難しいと思います。

しかし、その中でもできることを考え、子どもたちに成長していってもらいたいという思いがあることは、保育士力のある人だという印象になると思います。

 

まとめ

2021年8月時点の動きです。

面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考になれば嬉しいです。

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ほいくのおまもり

サイト管理人夫婦の夫の方。保育士を3年勤めた後、営業や経理、自営業など幅広い仕事をして社会人14年目。異色な人生経験を少しでも役立てたいと思いから、2016年4月にこのサイト立ち上げました。3児の父でミニマリストの読書好きです。好きな言葉はLess is more.

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