乳児クラス向けの個人案、文例集です。
『もくじ』から気になるところを見てみてくださいね。
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【5月・2歳児】月案・週案の文例/ねらい、養護、子どもの姿、食育など
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子どもの姿
低月齢・・・2歳2ヵ月~2歳7ヵ月
- 新しい環境に少しずつ慣れてきているが、登園時は不安な様子で保護者から離れようとしないことが多い。
- 嫌がらずにトイレに行くことができるが、トイレでは出ないことが多い。
- こいのぼり製作で使う絵の具が手に付くのを嫌がり、製作活動に消極的だった。
高月齢・・・2歳8ヵ月~3歳1ヵ月
- 新しい環境に慣れ、好きな遊びを見付けて楽しんでいるが、友達が入ってくると「だめ!」と言って突き飛ばしてしまうことがある。
- 戸外でアリを見付けると「先生、アリがいたよ」と言い、興味深く観察している。
- 時間は掛かるが、パンツやズボンを一人で履くことが出来る。
共通
- 連休明けで、生活リズムが乱れている。
- 戸外で遊ぶことを喜び、遊具を使ったり、草花を見付けたりと好きなことを見付けて遊んでいる。
- 個々に好きな遊びや好きな場所が出来てきて、取り合いやトラブルになることがある。
ねらいと内容
低月齢・・・2歳2ヵ月~2歳7ヵ月
- 不安な気持ちを受け止めてもらい、安心できる居場所を増やしていく。
- トイレでの成功体験を積み重ね、自信をつけていく。
- 色々な感触や感覚に触れ、興味関心を育んでいく。
高月齢・・・2歳8ヵ月~3歳1ヵ月
- 遊びを通して、友達との関わり方を知る。
- 保育者に気持ちを共感してもらい、興味関心を広げていく。
- 保育者に見守られながら、自分で出来た達成感を感じる。
共通
- 少しずつ生活リズムを整え、園生活に慣れる。
- 戸外で身体を動かしながら、春の自然に触れる。
- 複数の玩具の中から好きな遊びを自分で選び楽しむ。
環境構成と保育者の配慮
低月齢・・・2歳2ヵ月~2歳7ヵ月
- 不安で泣いている子どもを無理に泣き止ませようとせず、「寂しいよね」「一緒にいるからね」と言葉を掛けながら、特定の保育者が寄り添い、安心できる居場所づくりをしていく。
- トイレで排泄が出来たら、「すごいね、トイレでできたね」と褒めて自信に繋げていく。
- 遊びの中で、砂や泥、小麦粉や片栗粉など色々な感触に触れる機会を作り、興味が持てるようにしていく。
高月齢・・・2歳8ヵ月~3歳1ヵ月
- 一人で遊び込んでいる時はその空間を大切にしながら、トラブルになりそうな時には保育者が間に入って仲介する。
- 子どもが何かを見付けた時には、同じ目線になって驚いたり、共感することで共に楽しむ。
- なるべく手を貸さずに見守り、出来た時には「一人で出来たね」「すごいね」と言葉を掛け、やる気や自信がつくように関わる。
共通
- 連絡帳などで、家庭での睡眠時間や食事の内容を確認し、一人ひとりの状態を把握する。休み明けは特にゆったりとした雰囲気の中で生活ができるように心掛ける。
- 積極的に戸外で遊ぶようにし、身体を動かしたり、自然に触れたりと、一人ひとりが好きな場所で遊べるようにする。
- 複数の玩具を用意し、一人ひとりが好きな遊びを選んで、遊びたい気持ちを満たせるような環境を作る。
自己評価のポイント
- 生活のリズムの乱れが見られる子どもには丁寧に関わり、無理のない生活を送ることができたか。
- 戸外遊びを充実させ、春の自然を楽しむことができたか。
- 不安な様子の子どもには一対一の対応を心掛け、心の安定を図ることができたか。
- のびのびと身体を動かして遊べる時間を沢山作ることができたか。
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