乳児クラス向けの個人案、文例集です。
『もくじ』から気になるところを見てみてくださいね。
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【1月・2歳児】月案・週案の文例/ねらい、養護、子どもの姿、食育など
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子どもの姿
低月齢・・・2歳10ヵ月~3歳3ヵ月
- 年末年始の休み明けで、登園時に泣いたり、食事の時に眠くなったりすることがある。
- トイレで排尿をした後、自分で拭こうとするが、トイレットペーパーを引っ張りすぎてしまう。
- 「手にはバイキンがいるんだよね」などと、手洗いやうがいに興味を持ち保育者に話をしている。
高月齢・・・3歳4ヵ月~3歳9ヵ月
- 自分から「おしっこ」と言ってトイレで排尿するようになり、午睡時もパンツで眠るようになる。
- 「凧揚げをしたんだよ」などと、休み中の経験を嬉しそうに保育者や友だちに話す。
- 気の合う友だちとごっこ遊びを楽しむようになり、ブロックで剣を作って戦いごっこに発展することが多い。
共通
- 保育者や友だちと一緒にこまや凧を作り、遊んでいる。
- 寒くても外に出ることを喜び、自然に触れたりして遊ぶ。
- 寝付くまでに時間がかかり、起きる時間に布団から出たがらないことがある。
ねらいと内容
低月齢・・・2歳10ヵ月~3歳3ヵ月
- ゆっくり生活リズムを整えて、安心して過ごす。
- 自分でできたことを保育者と一緒に喜ぶ。
- 手洗いやうがいの大切さを知り、元気に過ごす。
高月齢・・・3歳4ヵ月~3歳9ヵ月
- 自分からトイレに行き、排尿したり手を洗う。
- 話したことが伝わる喜びを感じながら、保育者や友だちと会話を楽しむ。
- ごっこ遊びの中で、友だちと言葉のやり取りを楽しむ。
共通
- 伝承遊びに興味をもって、保育者や友だちと一緒に楽しむ。
- 戸外に出て、冬の自然に触れながら遊ぶ。
- 保育者にそばにいてもらい、安心して眠る。
環境構成と保育者の配慮
低月齢・・・2歳10ヵ月~3歳3ヵ月
- 体調や機嫌を把握しながら、不安のないように優しく受け入れる。
- いつでも休息や睡眠をとれるようにしながら、少しずつ園生活のペースを取り戻し、安心して過ごせるようにする。
- トイレットペーパーの適切な長さやちぎり方を繰り返し伝え、出来るようになるまで近くで見守る。
- うがいや手洗いの大切さを伝えられるような紙芝居やペープサートを用意し、楽しく知らせていく。
高月齢・・・3歳4ヵ月~3歳9ヵ月
- トイレットペーパーで拭いたり、スリッパをそろえたり、手を洗ったりすることを繰り返し伝えていく。
- 子どもの話をじっくり聞き、「よかったね」「楽しかったね」などと子どもの思いに共感していく。
- 危険の無いように子どものやり取りを見守りながら、イメージを共有できるように言葉を添えつつ、環境も工夫をして遊びを広げていけるようにする。
共通
- こま回しや凧揚げは、遊び方を知らせながら保育者も一緒に遊び、友だちと楽しめるようにする。
- 雪や氷などの冬の自然に触れ、子どもの発見や驚きに共感したり、追いかけっこなどを一緒に楽しんだりする。
- 休み明けに不安で午睡が出来ない時には、落ち着ける場所に布団を敷いたり、そばにつき手を握るなどして安心して眠れるようにする。
自己評価のポイント
- 正月遊びやごっこ遊びを通して、友だちとのやりとりを十分に楽しむことができたか。
- 休み明けを不安な気持ちで登園してくる子どもの気持ちに寄り添い、安心して過ごせる環境作りを心掛けたか。
- 簡単な身の回りのことを自主的にしようとする姿を受け止め、自立につなげていけるような関わりができたか。
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