保育士おすすめの保育雑誌11選。気になる内容や価格帯を分かりやすくまとめました

2019年9月10日

こんにちは。モモンガ(自然大好き保育士)です。

今回は、世に出回っている保育雑誌を11誌をまとめ、写真付きで詳しく解説しました。

「保育雑誌って何?」というはじめましての方から、「もっといい雑誌ないかな」ともうすでに読んでいる方まで、まるで本を立ち読みしている感覚で読めますので、ぜひぜひ見ていってください。

きっと、お気に入りの雑誌に出会えますよ。

 

なお、ほいくのおまもりでは、ほいくのおまもりプラスというオンライン資料室を運営しています。

ほいくのおまもりプラスの、保育雑誌と比較したときのメリットは次の3つ。

  1. かさばらない、場所を取らない、スマホで見られる
  2. 紙面にとらわれないから、豊富な文例&製作がチェックできる!
  3. 印刷してすぐに使えるスケッチブックシアター

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  【この記事のもくじ、内容のまとめ】  

1章 そもそも保育雑誌ってなーに?(保育雑誌を知らない方向け)

  • 保育雑誌は保育士に役立つ情報が満載の、毎月or隔月発行される雑誌
  • 遊びや制作ネタ、壁面ネタなどの保育ネタを、作り方、ねらい、導入方法まで解説してます
  • 導案、お便りに役立つ素材、書き出し文などの書き物ネタも満載!
  • 保育に欠かせない発達のことや実践事例&考察を紹介

2章 「どんな保育雑誌があるかな?」11誌紹介!(色んな保育雑誌を見たい方向け)

↓クリックで各雑誌の説明にジャンプします↓

3章 保育雑誌を買うメリット(保育雑誌の活用例や役立て方を知りたい方向け)

  • 遊びのシチュエーション、何気ない保育士同士の会話のシチュエーションなど、例を出して役立つポイントを紹介
  • 雑誌は色々。内容も色々。遊びネタ、発達のこと、後輩の育て方など、雑誌によって力を入れているところが違います
  • 保育士1年目からベテランまで、自分に合った雑誌を選んで役立てましょう

4章 ちょっと裏技、安く読む方法(保育雑誌を中古で安く求める方法を知りたい方向け)

  • メルカリやヤフオクで「保育雑誌」で検索!
  • 5~10年前の少し古いものが多いけど、うまく行けば90%OFF!格安でGETできます
  • 新しいものもそれなりにあるので、探してみましょう

 

では本編に入ります。

 

そもそも保育雑誌ってなーに?

保育雑誌とは、主に保育士のお仕事に役立つ情報を集めた雑誌のことです。

保育をしていて悩むことって、遊びや制作や書き物のネタなんですよね。

保育雑誌にはそんな保育の引き出しが沢山載っています。

大体月1で発売され、年間購読もできる保育雑誌が多いですね。

さてさて、気になるよくある内容をまとめてお伝えすると・・・

  • 「熱い夏にピッタリの水遊び」などの制作や遊びネタ
  • 「運動会の入場門飾りつけ」などの行事ネタ
  • 「立体的な飾りつけの作り方」などの壁面に使えるネタ、技
  • 「今月の指導計画」など年齢別の指導計画サンプル
  • 「実践から学ぶ、異年齢交流の大切さ」などの保育コラム
  • 「熱中症から子どもを守るために」などの保健・健康情報
  • 「2年目の本音」などの保育士共感コーナー
  • 「ちょっとした隙間時間のペープサートに使えるキット」などの付録

と、保育士にとって役立つものばかりとなっています。

明日すぐ使えるネタが沢山載っている保育雑誌もあれば、子どもの育ちや発達、遊び環境について実践事例を元に論じられているような保育雑誌もあります。

保育雑誌によってもどこに力を入れているかは違いがあるので、お気に入りの保育雑誌を見つけるのがポイントです。

 

保育雑誌を買おうとする時

「ちゃんと役に立つかな」

「自分の身になるかな」

「払ったお金分満足できるかな」

 

このあたりは気になりますよね。

中身の確認はネットでチラチラ読めますし、本屋で立ち読みも可能です。

 

でも・・・

 

ネットでは少数の雑誌、しかもほんの一部しか見えませんし、本屋には扱っていないところもあります。

次の章では個別に保育雑誌を11誌紹介ます。

実際に購入し、写真を撮って紹介しているので、絶対参考になりますよ!

気になる中身や価格、ぜひぜひ覗いて、お気に入りの保育雑誌を見つけましょう。

 

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「どんな保育雑誌があるかな?」11誌紹介!

この章で保育雑誌11誌を・・・

  • 遊びはどれくらい紹介しているか?また、どんな紹介の仕方か?質は?
  • お便りに使えそうな文面やイラスト素材はあるか?
  • どんな指導案があるか?前月の姿とか書いてあって現場で活かせそうか?
  • 発達や集団生活などに関わる保育技術や理論はどれくらい書いてあるか?分かりやすいか?
  • 雑誌の大きさやページ数はどれくらい?

など、徹底的に紹介!

しかし、11誌全部見るのは大変だと思うので、素材が多く絵を見るような雑誌か?それとも、本格的に字を読む雑誌か?

私の独断と偏見ですが、図を簡単に作ってみました。ご覧ください。

参考にしていただければと思います。では紹介スタート!

↓クリックで各雑誌の説明にジャンプします↓

PriPri(プリプリ)

  • 出版社:世界文化社
  • 毎月発行
  • 本体価格:1,111円+税
  • 全114ページ、大きさは横A4サイズ、縦A4よりちょっと短い
  • お便りイラストなど、ダウンロード式

■ 内容

PriPriは特に保育士デビューした方におすすめできる、出来栄えが華やかな制作と、使いやすい素材、保育士の成長につながるコラムが特徴の保育雑誌です。

まず目次で確認してみましょう。

今回は運動会のネタが多く紹介されていますね。

運動会の入退場門、メダル、プログラム、立て看板、案内・・・

これらすべて子どもと制作できるようになっており、その数合わせて30種類はありました。

壁面ネタは6種類、秋の制作と遊びは10種ほど。

さらにお便り、壁面に使えるイラスト素材集だけで20ページもあります。

PriPriは保育雑誌の中でも、子どもの目を惹く制作ネタが満載です。

まるで夢の国やおとぎ話の世界観があり、わかりやすい華やかさで保護者ウケもよさそう!

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見栄えが良いだけでなく、「どう子どもたちと作っていくか?」にしっかりと焦点を当てて紹介されていますね。

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この例で言うと、活動写真満載

「床の上でみんなでやっているな~」

「机でコツコツやっている感じだな」

「道具はこれくらい必要かな?」

とイメージもつかみやすくなっています。

 

文字を読むコラムも、この通り。

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発達に大切な子ども同士の関わりについて、丁寧に分かりやすく書かれています。

子どもの年齢に合わせた保育者の支援のポイントまで、上手くまとめられていますね。

 

0,1,2歳児の保育のコーナーもあります。

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今回はパネルシアター、予防接種、運動遊び、便秘の子と4項目です。

構成がバランスいいですね。

  • 子どもたちを集めるときや隙間の時間に使える、パネルシアター
  • この時期の健康、季節ネタ
  • 子どもひとりひとりがそれぞれ楽しめる、運動遊び
  • よくいるこんな子どもの症状どうしよう?の便秘の子

乳児保育で保育士が困らないように、よくある悩みを把握し、焦点を絞っているんですね。

つづいて中身です。

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パネルシアターなんかはこの写真をそのまま参考にすればよいので、長ったらしい文章を読むよりも、演じ方がよーくわかりますね。

 

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こちらの運動遊び紹介では、環境が分かるように写真が選ばれています。

傾斜の角度や保育士の位置まで参考になりますね。

遊びの中で「乳児が泣いてしまう」ことは良くあります。

特に新人保育士は泣き止ませようと、冷や汗かきながら対応し、悩む方もいます。

その点に関しても、どうすればいいのか、何故そうするのかが綺麗にまとめて書かれています。

これは助かりますね。

このように0,1,2歳のコーナーも丁寧に、要点をまとめてすぐに役立つように構成されています。

 

PriPriにはこんなコーナーもあります。

保育士あるあるネタ。

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今回はママさん保育士のリアルが書かれています。

周りの保育士の事情が分かる、ちょっとホッとするような内容ですね。

 

こちらも忘れられません。お便りヒント集。

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書き出し文や、ちょっと余ってしまった場所に使えるコラムまで、参考になりそうな素材です。

お便りなどに使えそうなイラスト集はダウンロードして使えるようになっています。

「CDがかさばる!」と言う人には嬉しい配慮ですね。

 

続いて3か月に1回付録としてついてくる、別冊の指導計画書です。

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今回だと10,11,12月分の月間計画ですね。

指導計画書は子ども園、保育園、幼稚園、各年齢に分かれていて、誰でも使いやすいようになっています。

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特筆すべきは、それぞれの施設で指導計画の構成が若干変わっているところです。

例えば養護のあるなし、教育時間のあるなしなど・・・

それぞれで働く保育士に合わせて対応させているところは流石ですね。

 

PriPriは華やかで、すぐに使える遊びネタ、制作ネタ、行事ネタが沢山紹介されています。

それだけではなく、

活動を通じて子どもたちとどう一緒につくりあげていくか?

子どもの発達にどう寄り添うか?

など、保育士の成長にも寄り添った内容になっています。

あと、みんな困り果てる書き物ネタも豊富ですね。

特に新人保育士にとっては、とても頼りになる保育雑誌ではないでしょうか。

PriPriの最新号をチェック

 

ただ、「キャピキャピした制作はちょっと・・・」という方には向いていないでしょう。

そんな方には素材の良さを生かした制作が数多く紹介されている、続いて紹介するpiccoloはいかがでしょうか?

 

Piccolo(ピコロ)

  • 出版社:学研プラス
  • 毎月発行
  • 本体価格:1,080円(税込)
  • 全96ページ、大きさはA4サイズより縦にちょっと小さいくらい
  • お便りイラストなど、CDROMつき

■ 内容

Piccoroは素材を活かした制作ネタや、じっくり分かりやすいコラムや指導計画が特徴の保育雑誌です。

1年目から中堅の方までおすすめできます!

まずはもくじを見てみましょう。

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制作、壁面(保育室の空間デザイン)、遊び、指導案、おたよりなどで使える素材と、一通りそろっています。

素材はCDROMがついているので、パソコンで取り込みましょう。

今回はお店屋さんがメインになっていますね。

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Piccoloも制作、遊びアイディアは豊富で、お店屋さんの制作ネタだけでも20種!

ちょっと覗いてみましょう。

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このように、リアル感のある制作アイディアが掲載されています。

割と目に優しい印象を受けました。

よくあるお店屋さんごっこを自由遊びから、大人も面白く遊びながら発展させていく光景が目に浮かびます。

そして、1回作ると繰り返しみんなで遊べるようなネタなので

「異年齢でお店屋さんごっこ」

「友達同士で工場を作って量産する」

「ちょっとアレンジを加えてみる」

などなど、色んな遊びの広がりが期待できますね。

 

続いて壁面です。

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壁面ではこのように、季節や自然を感じられるナチュラルなネタが紹介されていますね。

見ていてホッとする出来栄えで、子どももどこかで参加できる意識したつくりになっています。

自然物は外遊びで取ってきたものを中の活動に活かせるので、多様なねらいが組みやすいですね。

 

続いては異年齢と食育活動のコーナー。

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今回は園にいるすべての大人と子どもが参加できる活動を紹介しています。

1年の見通しをこの2ページにしっかりとまとめてあります。

また、制作活動をしたり、他の5領域にも活かされるようなアイディアも散りばめられており、見ごたえがありますね。

 

保育士全体で子どもを保育し、子ども主体で広げていく過程や見通しが分かりやすく紹介されているのがpiccoloの特徴です。

指導計画にもそれが表れています。

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活動と実践したときの子どもの声と、保育者の思いをまとめていく保育デザインマップを紹介しています。

そこからの指導案紹介。

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指導案を書くときに「どんなことに配慮して、気づいていけばよいか?」

先生も子どもも育ちあう、本質的なところが学べます。

また特別支援保育についても触れられています。

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実践例を交えてあるので、すごく理解しやすいですね。

どの子も例外は無し!という感じで、漏れがありません。

指導案は写真付きでアドバイスされているので、読みやすく学びになるのがpiccoloの良い所です。

 

Piccoloは全体的にボリュームこそPriPriに劣りますが、必要なことを漏れなく要点を抑えています。

ただ、乳児の記載はちょっと少な目なので、特に幼児クラスにはおすすめの保育雑誌と言えるでしょう。

Piccoloの最新号をチェック

 

POT(ポット)

  • 出版社:チャイルド本社
  • 毎月発行
  • 本体価格:1,080円(税込) 
  • 全91ページ、大きさA4サイズ
  • お便りイラストなど、指導案もダウンロード可能

■ 内容

POTは遊びから指導案まで、詳しく手取り足取り教えてくれるような丁寧な保育雑誌です。

まずはもくじを見てみましょう。

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シアターのやり方、導入、Q&Aにずいぶんな尺を使っていますね。

POTはひとつひとつのコンテンツに非常に丁寧で詳細な解説がつくのが特徴です。

またA4サイズと大き目で、字や絵が見やすい。

前半は主に画像を使っての遊び、壁面、制作ネタ紹介です。

パネルシアター、壁面制作ネタはそれぞれ3~5種類紹介されています。

後半は読み物で、保育士が困らないように子どもの関わりから保護者対応まで、丁寧にしっかりアドバイスが書かれています。

もう教科書って言っていいと思います。(笑

ただし、超読みやすい教科書です。

百聞は一見に如かず!実際シアターの内容をちょっと覗いてみましょう。

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最初の部分のシアターをするときに心がけたいことの一部です。

実際はこういった解説が3ページほど続きます。

詳細に丁寧に書いてあるでしょう?

しかも、大きなイラスト付きで理解がしやすいですね。

「字ばっかりで実際どう演じるのか、実践のイメージし辛いよ!」

「用意から終わりまでが見通しできないなぁ・・・」

そんな方、ご安心ください。

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演じるときのポイントが分かりやすく写真付きでレクチャーしてくれています。

しかも作り方まで詳細に。

このように、とにかくPOTは詳細に、丁寧に、真面目につくってあるんですね。

字の多さもちゃんと意味があって、情報が不足しないためなんですね。

なんかこう、手取り足取り教えてくれるお母さん的な存在です。

 

続いて秋の自然物を使った制作を見てみましょう。

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今回はどんぐりや松ぼっくりを使った可愛い制作ですね。

どんぐりは中に虫がはいっているので、その処理方法もちゃんと書いてありますね。

まさに手取り足取り。

前半はこんな感じで遊びや制作ネタが続きます。

 

続いて読み物が多い後半。

まずは0・1・2歳児のことに関するコーナーです。

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手作りおもちゃ、制作遊び、ケアのコツ、保護者対応の4つに分かれています。

その中の保護者対応を覗いてみましょう。

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よくある保護者からの要望やシチュエーションを紹介し、写っていませんが実際は年齢別で対応方法も書かれています。

すごく繊細で難しい保護者対応にもしっかり寄り添ってくれています。

 

続きまして、10月の遊びコーナー

紹介しているのは、4・3歳児むけですが、実際は0~5歳まで豊富に紹介されています。

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よくある子どもの声が吹き出しで描かれていたり、ポイントがまとめられて、分かりやすいですね。

明日からでもすぐに使えるネタなのも嬉しいところ。

 

他にも、声掛けのポイントを解説してくれています。

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先輩に「もっと残食減らすようにできない?」とか言われたことありませんか?

現場の保育士って、丁寧に教えるなんてことはなかなか難しいんですよね。

結果、自分で色々試行錯誤するのだけど、失敗の連続・・・

こんな経験にもPOTは丁寧に分かりやすく前向きなアドバイスで対応してくれます。

 

最後に指導計画です。

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指導計画では保育園、幼稚園などの施設別、年齢別に書かれています。

文例内容は全て実際の園で使われていたものなので、そのまま引用できるぐらい完成度が高いです。

 

さて、POTを総合してみると、

字はちょっと多いけど、その分丁寧で細かいところまで解説されている、分かりやすい保育雑誌と言えるでしょう。

間違いなく保育士1年生からベテランまで幅広くおすすめできます。

特に「毎日子どもとの関わりや、保育そのものに悩んでいる」方、手に取ってみてください。

POTの最新号をチェック

 

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ひろば

  • 出版社:株式会社メイト
  • 毎月発行
  • 本体価格:1,080円(税込)
  • 全82ページ、大きさは横A4サイズ、縦A4よりちょっと短い
  • お便りイラストなどダウンロードして使える

■ 内容

ひろばは季節ごとの遊びや壁面ネタ、制作が充実している保育雑誌です。

ではまずもくじから見てみましょう

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ひろばは遊びや制作がテーマごとに充実している保育雑誌です。

ちょっと数えてみたんですが、

  • 壁面、制作など作り物:40種類
  • あそび:22種類

こんなに全部で紹介されていました!

多いだけではありません。丁寧に作り方を解説しています。

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うひゃ~!こんなのがわんさかと10ページにわたって紹介されています。

今回の季節の衣装づくりは、お遊戯会苦手な先生にとっては助かりますね。

ちゃんと年齢別制作ネタも入れ込んでいますので、大人の制作も、子どもの制作も安心ですね。

 

壁面もPOPで可愛いものがいくつも紹介されています。

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「あーお芋ほりはよく見るやつだけど!」自分でつくるとなると・・・

つるの感じとか、ヒント無しではかなり難しいですよね。

オーソドックスな季節ものを豊富に掲載されているひろばは、どんな方にでもおすすめです!

 

充実しているのは壁面や制作だけではありません。

遊びも充実しています。

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保育士の顔がインパクトありますね(笑

しかし、これだけ本気で遊びを主導ましょう!というお手本でもあります。

それぞれちゃんとねらいも書いてあるので、量だけではなく、質もGOOD!

 

季節行事に強いひろばは、今月はこんな月見コラムもあります。

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制作や遊びネタの間にちょいちょいこういった、ねらいにつながる大事なことを、可愛く分かりやすく読みやすく解説してくれているのですね。

 

後半では大切な環境づくりのヒントを、11ページに渡って丁寧に書いてくれています。

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子どもがパニックにならない環境づくり、声掛け。

つまり安心できる環境が分かりますよ。

 

0.1.2歳の乳児保育についても養護にまで触れて長くページをとっています。

その一部がこちら。

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後半部分はモノクロなんですが、ここだけしっかりカラーなんですね。

子どもの表情や保育士の関わり方が分かるように紹介されていますね。

写真に言葉かけまでついているので、かなりイメージがしやすいと思います。

 

さてさて、別冊の指導計画です。

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0~5歳児まで、子ども園、保育園、幼稚園に分かれており、使い勝手がいいですね。

 

ひろばは季節行事ごとに豊富な制作や壁面ネタが紹介されています。

どれもオーソドックスでポップで楽しい感じの、間違いない出来栄えになっています。

また、もくじを見て分かりやすいように、きっちりとテーマごとに区切って紹介されていますので、読みやすい!記憶に残りやすい。

特に制作や壁面で苦しんでいる保育士にとっては、救世主になるのではないでしょうか。おすすめですよ。

ひろばの最新号をチェック

 

保育とカリキュラム:ひかりのくに

  • 出版社:ひかりのくに
  • 毎月発行
  • 本体価格:750円+税(別冊付きの月は2000円ほど)
  • 全152ページ(指導案含む)、大きさは横A4サイズ、縦A4よりちょっと短い
  • おたよりイラスト、文例はコピーして使う式

■ 内容

保育とカリキュラムは、紹介されている活動のねらいがしっかり分かる保育雑誌です。

ねらいが分からない、ぼんやりしているような方でも分かるように丁寧に解説されています。

まずもくじを見てみましょう。

遊び、壁面、歌、散歩、子育て支援、連絡帳・・・etc

盛り沢山ですねー!

特集の1つである、お店屋さんごっこの一部を覗いてみましょう。

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こんな感じで、料理、メニュー、コスチューム、タブレットまであるので、普段の遊びからお遊戯会等の出し物まで行けますね。

今回は大きく3つ、6ページに渡り紹介されています。このボリュームはびっくり。

 

壁面、部屋飾りもちらっと覗いておきましょう。

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あらーかわいいですね!身近な自然を使って、子どもたちと一緒に制作できるようになっています。

子どもたちと保育室を作っていくってステキですね。

こんな感じで、保育とカリキュラムの制作と壁面ネタは年齢別に20ほど紹介されていました。

見やすくて、ほんわかしていて使えそうですね。

しかし、ここで終わりません。

子どもの感性と制作活動をどうつなげていくか?本題が分かりやすく解説されているんです。

気になりますね。どどーん。

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0,1,2歳児が感性を動かし、感触遊びの流れでペンを持ち、動かす様子が書かれています。

もちろん、3,4,5歳児も載っていますよ。

写真付きですごく印象に残りますよね。頭より心に残るタイプ。

ついつい明日の保育はどうしようとなりがちなのですが、こういった本質を心で知っておくと、よりよい保育につながります。

そして明日のことに悩まなくて良くなります。

保育とカリキュラムは活動と発達がつながるように、特に工夫されている印象を受けました。

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ほとんどこのような発達コラム的なコーナーで後半は構成されています。

イラストがほんわかしていて、読み進めやすいですね。

そしてすごく分かりやすい。

 

保育とカリキュラムは保健、健康についても熱心です。

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子どもたちに教えやすいように「ダンゴムシポーズ」 とても分かりやすい。

大きなイラスト付きでイメージもしやすいです。想定外を無くせそうなぐらい。

 

次は、ありそうでない、あると助かるコーナーをいくつか紹介します。

まずは連絡帳の書き方。

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実際例が出ていて、まるで先生みたい!

先生と言っても怒ったり、余計なことは言わないので安心ですね(笑

言葉の楽しさみたいなところまで触れられていて、楽しく連絡帳が書けるように配慮されています。

 

続きまして、漫画で学ぶコーナー

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今回のテーマは喧嘩の仲裁。保育士の永遠のテーマだったりします。

誰もが1度は悩むこのテーマを分かりやすく漫画で伝えてくれています。

 

クラスに1人はいる、気になる子のコーナー

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多様多種な子どもにたいしてどう関われば良いのか?を分かりやすく伝えてくれています。

全体的に子どもとの向き合い方や関わり方を、丁寧に表してくれている保育雑誌かなと思います。

 

さてさて、続いては指導計画にいってみましょう。

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もくじはこんな感じです。年齢別だけではなく、特別支援、異年齢での指導案まで!

このバリエーションの多さは助かりますね。

一般の年齢別の指導案はこんな感じ。

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指導計画が実際に生きるようにアドバイスまでくれていますね。

写っていませんが、この後週案まであるのですから、助かりますね~。

 

続いて特別支援の指導案です。

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エピソードから考える基本的なところを押さえてありますね。

「~できました」「~かもしれないので様子を見守ることにした」など、言い回しも参考になりますね。

 

異年齢児の指導案。

身体を使った遊び紹介でも、よく「色々な動き」とか言いますが、「色々」の中身を答える形で教えてくれています。

このように、指導計画ではエピソードからつなげる具体例が示されており、役に立てやすく分かりやすいですね。

 

雑誌全体はとても分かりやすい研修内容みたいで、とても参考になります。

制作でも、ただ手順や物を書くだけではなく、子どもたちの心の動きまで丁寧に表されています。

保育とカリキュラムあれば自分の苦手が潰せるのではと思ってしまいますね(笑

「今困っていることにすぐに対応」から、「保育士として成長につながる」保育雑誌ですね。

1年目~ベテランの保育士までおすすめできますよ!

保育とカリキュラムの最新号をチェック

 

あそびと環境0・1・2歳

  • 出版社:学研プラス
  • 本体価格:1,080円(税込)
  • 毎月発行
  • 全72ページ、大きさは横A4サイズ、縦A4よりちょっと短い
  • 付録・・・今月はカードシアターセット

■ 内容

0,1,2歳児に焦点を絞った、タイトル通りの保育雑誌です。

似た雑誌に「0・1・2歳児の保育」がありますが、それと比べて遊びが多めで新人保育士向けです。

さて、もくじを見てみましょう。

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前半はシアター遊びや制作遊びを紹介。写真付きで分かりやすくなっています。

後半は子どもの発達のことや健康のこと、連絡帳のことがメインですね。読み物系ですね。

まずはパネルシアターから見てみましょう。

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乳児向けに演じる表情、大きさや素材まで手取り足取りマニュアルかっ?ってくらい解説してくれていますね。

このパネルシアター&ペープサートのコーナーの最後には、パネルの立て方 置き方まで解説されています。

この保育雑誌(あそびと環境0,1,2歳)だけで、何も知らない人が立派にできるようになっているレベルの完成度。

すごいですね~。

ちなみにペープサートとパネルシアターだけで7つ紹介されています。

 

ちょっとかわったサークルシアターというのも紹介されています。

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これはすごいですね。手順や特徴を丁寧に説明してくれています。

取り入れてみるのもいいかも?ウケは間違いなくよさそうですね。

 

制作もこんな感じで紹介されています。

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対象年齢や手順が分かりやすいですねー!

制作はこのほかにも一緒に4つ紹介されていました。

 

さて後半に入ります。

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言葉を話さない乳児の自我について、乳児に変わって心の世界を教えてくれます。

自我を理解するポイント、年齢を追って解説してくれているので、「こうなってこうなる」が分かりやすいですね。

 

他には健康のことです。

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便のことで結構悩んだり、ドキドキしたり、分からないことはありがちです。

特に微妙に柔らかいときって「うーん、これって異常なのか・・・?」と悩みますよね。

そんなとき、見るポイントをこうやって分かりやすく書いてあると助かりますね。

 

連絡帳の書き方についてです。

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ここでは、基本的な書き方はもちろん、保護者はどんなふうに書いてほしいと思っているか?

それに対してどうこたえるべきか?ということも解説されています。

 

そして最後に指導案です。

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個別指導案と全体の指導案の書き方がしっかり載っています。

どんな視点で、どんな言葉でまとめればいいか?が分かって、参考になりますね。

 

あそびと環境0,1,2歳は、ページ数は少ないものの、遊びも充実しており、乳児に対する疑問が解消されるようにつくられています。

また、どんな病気に注意すれば良いかもよーく触れられているので、「日々理解して努めたい!」という方にはおすすめの保育雑誌です。

あそびと環境0・1・2歳の最新号をチェック

 

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0・1・2歳児の保育

  • 出版社:小学館
  • 年4回発行(春夏秋冬)
  • 本体価格:1300円(税込)
  • 全67ページ、指導計画書43ページ、
  • 付録とくになし

■ 内容

こちらも0、1、2歳児の乳児クラスを対象とした保育雑誌です。

似た雑誌に「あそびと環境0.1.2歳」がありますが、それに比べてちょっと大人向けというか、保育に慣れている人向けと感じました。

では、見ていきましょう。

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もくじはこんな感じです。

吸音環境や防犯、保育室のつくりなど、管理的な要素が見えますね。

 

まずは最初の遊びコーナーから見てみましょう。

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引いて遊ぶしかけをどう作るか?が丁寧に説明されていて、分かりやすいですね。

しかし、文字は小さめです。

遊びはさらっと紹介されており、ある程度慣れた人向けとなっています。

 

続きまして、生活の部分です。

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写真を参考に、手洗いや生活での援助をどうするか?についてしっかり書かれていますね。

文体や内容はやさしいので、やさしくたくさん読めるようになっています。

つまり沢山理解できるということ。

 

吸音環境についてはこんな感じの紹介でした。

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音というのは確かに大事なことです。

反響音で子どもが落ち着かなくなりますしね。

専門的に解説されていて、環境から見直したい方には資料として参考になるのではないでしょうか?

 

アレルギーの知識についてです

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案外、正しいアレルギーの知識を持っている人って少ないんじゃないかな?って思います。

特に後輩指導する立場だと、知っておかないとヤバイ・・・

中堅の方なんかはおさらいになるのではないでしょうか。

 

こちらは防犯ですね。

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保育園の中でも係はあると思います。

防犯、防災係を設置している園も多いのではないでしょうか。

2年目3年目になって、自分が係になったとき・・・

この内容は絶対役に立つはずです。

また、防災については他園の取り組みを見ることができます。

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もし、自分が係になったときのことを考えると、なかなか参考になるのではないでしょうか。

少し、図やグラフやら出てくるのでとっつきにくいかもしれませんが、読み込むとおもしろいですよ。

 

最後に指導案です。

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ここでは、実際のエピソードを出して取り組みを紹介、評価しています。

研修とかにとっても使える内容で、ワンランク上の指導計画になっているのではないでしょうか。

 

0・1・2歳児の保育をまとめると、環境の見直しや、防犯のことなど、ワンランク上の仕事を求める方に特におすすめです。

日々の保育に慣れてきて 徐々に他の仕事を任せられるような時期に来た時、きっと頼りになる味方になるはずです。

0・1・2歳児の保育の最新号をチェック

 

ほいくあっぷ

  • 出版社:学研プラス
  • 2か月に1回発行
  • 本体価格:700円 (税込)
  • 全55ページ、B5よりちょっと小さいサイズ

■ 内容

ほいくあっぷは2か月に1回発行のちょっと小さめの可愛い保育雑誌です。

とはいえ、中身は必ず参考になります。

同じ遊びでも、0~5歳ではどんな違いや移り変わりがあるか?をしっかり写真付きで学べます。

研修を控えてこれからの子どもの育ちを考え、形にしたい方は特に必見!

とりあえずもくじから見ていきましょう。

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今回の目玉はごっこ遊びについてですね。

0~5歳まで、こんな感じで2ページずつ使って紹介されています。

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特定の遊びを紹介しているのはなく、子どもの自由遊び(この場合はごっこ遊び)がどう発達に絡みながら発展されていくか?について写真付きで年齢を追って解説されていきます。

これって保育士からすると欲しい情報ですよね。

今のこのよくある遊びがどうつながっていくか、それは何故か?知る事によって、保育士のレベルも1つ上がるわけですから。

また、そういった内容を研修発表するときにも参考になります。

 

ままごとについても同じように、年齢を追って書かれています。

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写真付きなので、イメージがしやすい!

字だけだど眠くなるような内容も、楽しく学べちゃいますね。

 

こちらは発達支援の立場から書かれたコーナーです。

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環境がどう子どもに作用するかがしっかり学べますね。

自由遊びの中でも、保育士の意図をどう展開するか?なんてテーマにやさしく答えてくれています。

 

一方で、こんな面白いコーナーも。

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よくある職場の人間関係の悩みなどが紹介されており、共感と解決ができるようになっていますね。

 

最後のページにはこんな面白い遊び心のあるスイカアートが!

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ほいくあっぷをまとめると、保育を専門的に面白くやっていきたい人には超おすすめの保育雑誌です。

保育って0歳からの活動や遊びがどう先の年齢につながるか?

見通す力がとっても大切ですよね。もう皆さま日々痛感されていると思います。

ほいくあっぷは、そんな私たちに力をくれる保育雑誌になっています。

個人的に新人のころに出会えたらな~なんて思いました(笑

ほいくあっぷの最新号をチェック

 

新幼児と保育

  • 出版社:小学館
  • 本体価格:1080円(税込)~1150円(税込)→ 月によって特別定価がある
  • 奇数月発行
  • 全67ページ+指導計画43ページ、大きさはB5サイズぐらい

■ 内容

新幼児と保育は、保育環境や保育の見直しをどうやれば良いか?についてしっかり書かれた保育雑誌です。

しかし、制作や遊びネタの紹介もふんだんに行われており、全て子どもの興味関心に沿った内容になっているので、新人の方もベテランの方も参考になるような保育雑誌です。

前置きはこの辺に、もくじから見てみましょう。

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なかなか本質的っぽいでしょう?いのちをまなぶとか。

中身もかなり本質をついた内容になっています。

まずは見開きの遊び紹介ページから。

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子どもの声が聞こえてきそうな夏の写真に、もっと子どもがやりたくなる環境の紹介ですね。

自由遊びでこれができれば、大人も子どもも楽しいでしょうね。

いや、できるんですよ!これは実践です。

水遊びの殻が破られるようなインパクトがあります。

制作も、押して水が飛ぶという仕掛けを楽しく体験できるような内容です。

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「空気が押される力で水が飛ぶんだよ」なんて言ってみても、5歳児ぐらいなら「へぇ~」となりそうですね。

低年齢でも、押すと飛ぶ不思議に惹かれちゃいそうです。

 

続きましては、楽しく活動を振り返られるドキュメンテーションについてです。

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テーマの選び方、進め方から、貼り付ける位置、ドキュメンテーションの種類まで!

すぐに取り入れられるように、失敗しないように丁寧にできています。

なんせドキュメンテーションが失敗すると、上手く伝わらない、すごく微妙な感じになっちゃいますから・・・

 

保育実践記録のつけかたについても詳細に解説!

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こういった言語化作業ってやつは苦手ですよね~。残業になる根源。

子どもと楽しく遊ぶのはあんなに得意なのに、それを研修用などで言葉にするって難しい。

新幼児と保育では、ステップに分けて解説されているので、素直にやれば苦手な人でもかなりできるようになるでしょう。

園内研修など、自分の保育を発表する場でも役立ちますね。

 

最後に指導計画は0~5歳まであり、それぞれに実践資料つき。

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取り組みから先が見えるような資料で、深い理解のもとに進められますね。

指導案得意になりそう。

細かい文言なんかは、実際の指導案を参考にしちゃいましょう。

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ちゃんと丁寧に紹介されています。

 

総合すると、思いっきり楽しめる本質的な活動が数多く紹介されており、活動を楽しいで終わらせないようにドキュメンテーションの方法や実践記録の作り方を解説してある保育雑誌でした。

対象は幼児なので、幼児クラスの担当の保育士はぜひ!

新幼児と保育の最新号をチェック

 

なお、ほいくのおまもりでは、ほいくのおまもりプラスというオンライン資料室を運営しています。

ほいくのおまもりプラスの、保育雑誌と比較したときのメリットは次の3つ。

  1. かさばらない、場所を取らない、スマホで見られる
  2. 紙面にとらわれないから、豊富な文例&製作がチェックできる!
  3. 印刷してすぐに使えるスケッチブックシアター

このあたりに興味がある人は、ほいくのおまもりプラスもぜひ検討してみてくださいね。

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保育の友

■ 内容

保育の友は電車にでも持ち運べるほどの小さい雑誌です。

内容はちょっとベテラン向けなところもありますが、リスクマネージメントや避難訓練まで、幅広い学びが期待できますので、是非見ていきましょう。

 

ではもくじから。

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一番上に「効果的な避難訓練」があることから、ある程度保育を続けている方がドンピシャな対象というのが分かりますね。

肝心の中身ですがこんな感じです。

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こんな感じでちょっと新聞チックでびっしり書いてあります。

内容は取り組みや備えの大切さについてです。

実体験をもとに書いてあるので、かなり有用性がありますよ。

 

発達障害について書かれたコーナーです。

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こちらは保護者対応のコーナー

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内容的にはどれもこれも、実践を交えて専門的に深く書かれています。

しかも難しい対応を迫られる場合ばかりとりあげています。

難しい場面に対応する場合、これは力になるなと感じました。

 

記録についても、しっかり本質をついていますね。

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記録するとき、保育士と子どもとのやりとりを残しておくことで、どういったきっかけでどういう心の動きがあったか?が分かります。

なかなかそこまで詳細にできないかもしれませんが、意識しておくことで、自分の技になります。

 

保育の友にも、指導案も参考になるようにコーナーがあるんですね。

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さすが保育の友、実践記録がまずは出てきます。

命を考える難しいテーマです。

こういった難しいテーマを正面から取り上げているのは、保育の友くらいかなと思います。

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そして指導案。参考になりまくりですよ!

 

最後にまとめると、保育の友は対応が難しい場合のヒントや、運営のリスクマネジメント等、管理者の立場からも参考になるハイレベルな保育雑誌です。

とても勉強になるので深く学びたい方、おすすめですよ!

保育の友の最新号をチェック

 

ちいさいなかま

  • 出版社:ちいさいなかま社
  • 毎月発行
  • 本体価格:定価390円/臨時増刊号(1月・8月)490円
  • 全100ページ、大きさA5サイズ(A4の半分)
  • 付録なし

■ 内容

ちいさい仲間は今回紹介した11誌の中で最もサイズの小さい、まさに「ちいさいなかま」というタイトルがぴったりの保育雑誌です。

しかも1番安いです。

内容は保育士や保護者、子どもの心に寄り添う保育雑誌となっております。

「字ばかりで読みにくそう・・・?」と思いきや、スラスラ読み込んでしまう、そんな保育雑誌。

さっそく見ていきましょう。

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まず紹介するのが、読者のページというコーナーです。

保護者や保育士が書くエピソードが載っているのですが、まるで本と対話しているかのような感覚になります。

やさしい気持ちになりますよ。

 

続いて、特集になっていた1歳児の発達について

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1歳児の気持ちを代弁するかのような読み物です。

人との関わりでどう育つか?が書いてあるので、とても学びになります。

 

こちらはイラストを使っての環境の工夫です。

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保育士の負担減、子どもも落ち着けるような環境を紹介しています。

解説の言葉遣いが「イッショが楽しい」などのほっこりするようなものですね。

 

他には保育士の悩みを紹介するコーナーも

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保育士と保護者間でのリアルが書かれています。

つい「自分だったらどうするかな・・・」って考えさせられてしまいますね。

 

あとは保護者の視点からのコーナーも

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子育てって大変だ。みんなどうしている?ママさんの気持ちに共感できるような内容に。

 

まとめると、ちいさいなかまは保護者も、保育士もほっこり読める保育雑誌となっています。

世の中の人がどんな悩みを抱えて、それぞれの立場でどう生きているのだろう?

反対の立場にいる人の気持ちも分かるような雑誌になっており、また発達についても詳細にやさしく書かれています。

ちょっと他の雑誌とは雰囲気が違いますが、

保護者、保育士、新人園長、これから目指す人問わず、誰にでもオススメできる保育雑誌です。

ちいさいなかまの最新号をチェック

 

なお、ほいくのおまもりでは、ほいくのおまもりプラスというオンライン資料室を運営しています。

ほいくのおまもりプラスの、保育雑誌と比較したときのメリットは次の3つ。

  1. かさばらない、場所を取らない、スマホで見られる
  2. 紙面にとらわれないから、豊富な文例&製作がチェックできる!
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保育雑誌を買うメリット

この章では「お金かけてまで保育雑誌を買う必要あるの?」という疑問にお答えします。

保育情報満載の保育雑誌をどう活かしているのかな?という例を紹介していますので、ぜひ現場感を感じてくださいませ。

もう遊びのネタには困らない。毎月新しいのが入ってくる

外遊びは大得意。しかし、室内遊びは苦手な自

「6月、梅雨時期に遊びどうやって広げれば・・・」

「プール遊びで指導の仕方とかわかんないよ・・・」

「遊びや活動が同じになってフレッシュさがないな・・・」

月発行の保育雑誌ならば季節の遊びはおまかせ!

たくさんの遊びネタがあなたを待っています。

おたよりも困らない 豊富な書き出し文例や素材

お便りどうしようかな・・・

「あーフォントずれた」

「あー枠つくるのめんどくさい」

「あー書くことわかんない決まらない」

フォントや枠などのレイアウトはある程度型にそってやればいいのです。

まぁ、何とかなるとしても、書き出し文などは考えて書かなければいけないために、迷いますよね・・・

オリジナルが求められるのに、文体は万人に受けなければいけない。

なかなか大変ですよね。

保育雑誌には、書き出しや素材、季節の話などのお便りネタも毎月紹介されているので困りません。

実際の園で使われている書き出し文から選びだして紹介している場合もあるので、チェックしてみてはいかがでしょう?

今更人には聞けないような発達のことも知れる

3歳児の絵を他の保育士と見ている時。

保育士「頭足人間だね」

自分(トウソクニンゲンってなんだ?)

自分(知らないと言うのも言いにくい、ここはごまかそう)

自分「そ、そうですね」

こんな風になっちゃったこと、ありませんか?

でも大丈夫。保育雑誌ではあらゆる発達の事も分かりやすくカバーしています。

コラムのような形で毎月ひとつのことにフォーカスを絞って、解説してくれています。

ですので、毎月読んでいくうちに「あっ!これ保育雑誌で見たやつだ!」となり、発達の話もはずみますし、分かっていれば当然保育にも生きますし、良いことずくめ間違いなしというわけなんですね。

新しい子どもの見方、捉え方を発見

「なんか会議とか会話とかで、自分って浮くんだよな・・・」

こう思っている保育士さんいませんか?

他の保育士達が「●〇だったよね、おもしろいよね、あはは」なんて話して盛り上がっているところ。

自分だけ作り笑いを浮かべながら内心「はぁ・・・」「そうでもないかな」「え、あの子そういう心境だったのか」

とか謎の疎外感を感じたことありませんか?

保育雑誌には子どもの見方のヒントが沢山載っています。

雑誌にもよるんですが、コラムとか結構面白いですよ。

例えば、雪がチラチラふってきて、服についてすぐ溶けちゃったことを「服に雪が隠れて・・・」と表現した子ども。

「あっ、子どもの自由な発想ってこういうことか、こういう風に見てみるか。こういう見方もあるか。」

何かしらヒントは得られるはずです。

メリットをまとめると・・・

保育の仕事では毎日毎日指導案、遊び、子どもの対応、係のイベント、壁面、環境・・・様々なことに悩み、考え、実行しています。

最初はみんな1年生。保育の引き出しが豊富にあるわけがありません。

でも現場では求められる・・・

かといって、他の保育士に聞くと長い、結局参考にならない、そもそもその瞬間に聞きにくいですよね。

保育雑誌は多くの保育士目線に合わせてつくられた雑誌ですので、誰でも参考になるつくりになっています。

しかも、12月号ならば11月に発売と、前月に発売されるので、先取って計画が立てられます。

無料で手に入るもの(インターネットで検索するもの)に比べてやはり精度は良いですし、応用もききます。

自分にアイディアマンがついたような感じと思って良いですよ。

とはいえ、雑誌によって取り扱っている内容は違います。

例えば制作ネタひとつとっても、可愛く見栄えの良いもの、素材の温かさを感じられるもの、より本物のようなリアル感があるもの。

遊びや素材が沢山詰まった雑誌もあれば、声掛けや環境設定、自由遊びの広げ方、発達の道筋が重点的に書かれている雑誌もあります。

新人からベテランまで参考になるのは間違いないので、

2章「どんな保育雑誌があるかな?」11誌紹介!

を参考に自分にぴったりの保育雑誌をぜひ見つけてください。

 

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ちょっと裏技?安く読む方法

メルカリ、ジモティー、ヤフオクで中古雑誌をGET

  • 欲しい雑誌が決まっていれば「雑誌名」で検索
  • 色んな保育雑誌が一気欲しければ、「保育雑誌」で検索

実際「保育雑誌」で検索してみました。

メルカリではこんな感じででてきます。↓

 

ヤフオクではこんな感じ。↓

結構ありますね。

安ければ10分の1の価格で買えます(びっくりですね!)。

ただし、最新号は少ないです。

5年前や10年前の古いものもあります。

まぁ保育の遊びネタならば、大きくは変わりないので使えますが、最近の保育指針の変更に合わせて・・・とかはモチロン対応していないので不向きですね。

 

さいごに

ちょっと長い記事でしたが、ここまで読んでいただいてありがとうございました。

保育雑誌はまさにアイディアのかたまり。

どんな人にとっても、新しい引き出しを得ることは悪くありません。

自分に合った保育雑誌を見つけて、日々の保育を楽しく充実してできますように。

心から、心から祈っております。

 

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モモンガさん

某都市で保育士として数年勤務。最初の職場は園の方針が合わず、悩みに悩んだ末に転職しました。現在は関東の保育園で活躍中しています。森林インストラクターの資格も持っている大自然派。

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