はなうたってだーれ?
保育士歴10数年、現在は小規模保育園勤務。子どもも先生たちも笑顔でいられる環境をつくる!をモットーに日々過ごしています。
それでは、今週のコラムをお楽しみください♪
=====
こんにちは、はなうたです。
先日、2歳児の男の子の連絡帳に興味深いエピソードが書かれていました。“テレビでオリンピックを見ていて、表彰式に興味を持ったみたいです。台を用意して名前を呼ぶと、「はい!」と返事をして、嬉しそうに台に乗るのを何回も繰り返していました”と。
コロナ渦にオリンピックを開催することに対しては賛否両論あるかと思いますが、子どもが何かに興味を持つことはとても素敵なこと!私はそう思い、その日は“オリンピックごっこ”をすることに決めました。
私「オリンピックって知ってる?体操したり、泳いだり、ボール投げたりするんだよ。」
子どもたち「知ってるー!」
私「オリンピックで頑張った人はピカピカのメダルがもらえるの!みんなも作ってみる?」
子どもたち「作りたーい!」
ノリノリな子どもたち。早速メダル作りを開始しました。好きな色の折り紙を選んで、ビリビリと破ります。丸く切った画用紙にのりを貼って、ちぎった折り紙を貼ったら完成です。私が穴あけパンチで穴を開け、紐を通すのをワクワクしながら見ている子どもたち。「ママとパパに見せるんだ!」そんな嬉しそうな声が聞こえてきました。
次は表彰式ごっこ。“どうやってやろうかな”、と瞬時に考え、子どもたちの素敵な所を発表することにしました。「金メダル、〇〇君!」と呼んで台の上に子どもが立ちます。「〇〇君は、パズルがとっても上手です。パズルの金メダル、おめでとうございます!」と言いながら作ったメダルを首にかけてあげました。みんなに拍手をしてもらって誇らしげな顔。
周りの先生たちも、「〇〇選手、おめでとうございます!」「握手してください!」などノリノリで対応してくれて大盛り上がり。“次は僕かな?”と期待を持って待つみんな。予想以上に子どもたちや先生たちが楽しんで参加していたのがとても嬉しかった活動でした。
お迎えの時に保護者の方にメダルを作ったことや、表彰式ではどんなことを表彰されたのかをお話しすると、子どもたちも一緒になって嬉しそうに話しているのを見てほっこり。次の日の連絡帳には、“作った金メダルを嬉しそうにパパに見せていました”と書かれていたり、メダルを大切にしてくれていることなどを知ることができ、またまたあたたかい気持ちになりました。
子どもたちが今何に興味を持っているのかを知り、興味のあることを日々の活動に盛り込む。そうやって、子どもの興味関心を伸ばしていけるような保育をしていきたいなと思った1日でした。
先週のコラムはこちらからどうぞ♪
-
熱中症 vs 戸外で遊びたい子どもの気持ち【はなうたの週間保育士コラム】
続きを見る
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
明日も笑顔あふれる1日になりますように☆
来週も、よろしくお願いします!
コラム一覧
はなうたのほっこりツイート
コラム更新のお知らせをLINEで受け取る!