はなうたってだーれ?
保育士歴10数年、現在は小規模保育園勤務。子どもも先生たちも笑顔でいられる環境をつくる!をモットーに日々過ごしています。
それでは、今週のコラムをお楽しみください♪
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こんにちは、はなうたです。
そろそろ“来年度どうしよう?”と考えている人もいるのではないでしょうか?「辞めたい」と思っていても中々一歩を踏み出せない、そんな人もいるかもしれません。
私は今まで何度も転職を繰り返してきました。その体験を通して、実際に転職をして良かったと感じたことをお伝えさせていただきたいなと思います。
1つ目は職場環境の改善です。今まで働いていた職場に、しっかりと休憩を取れる環境は1つもありませんでした。それでも時間内に仕事が終わらず、持ち帰って仕事をしたり、サービス残業をして作業をしていたこともありました。それが原因で心に余裕がなくなり、保育を楽しいと思えなくなった過去があります。なので、“休憩が取れる”、“持ち帰り仕事なし”、“残業代支給”かどうかをしっかり確認して転職をしました。
その結果、「はなうた先生がいると癒やされるよ〜。」と初めて言ってもらえるくらい穏やかな気持ちで保育ができるようになりました。保育士はどうしても、子どもたち以外の沢山のしがらみを抱えがちですが、それも最小限になり保育を楽しめるようになりました。
転職してよかった2つ目は、“色んな保育のやり方、保育園の方針を知ることができた”ことです。例えば、“完食を目指そう”の理念の元、子どもが嫌がっても口に食べ物を詰め込む保育が容認されている保育園でしか働いていなければ、そのやり方しか知りませんよね。それが正しいのか、間違っているのかに気付く機会も訪れるか分かりません。ですが、場所を変えれば驚くほど保育のやり方も、保育士さんたちの考え方も、保育園のルールも全く違うんです。
子どもが嫌がればそれ以上無理強いしない、デザートを先に食べてもいい、保育士が進んで味噌汁掛けご飯にして食べさせる。保育園によって、色んなやり方がありました。「いいなぁ。」と思うやり方から、「え!それいいの?」と思うことまで様々です。
もちろん、100%自分の想いを叶えられる場所はないかもしれません。でも、今より100%に近い保育園は見つかると思っています。私は一度保育から離れたくなり他職種に転職したりしながら、10年かかりましたが、理想に近い保育園を見つける事ができました。まだまだ課題は多い場所ではありますが、少しずつ変えていければいいと思っています。
だから、「保育士辞めたい」「辛い」と思っている人がいるのだとしたら、まず職場を変えてみるのも1つの方法ですよ。
どの選択をしたとしても、来年度も、あなたがあなたらしく笑顔でいられますように。
先週のコラムはこちらからどうぞ♪
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やりたくない保育、 ありますか?【はなうたの週間保育士コラム】
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
明日も笑顔あふれる1日になりますように☆
来週も、よろしくお願いします!
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