乳児クラス向けの個人案、文例集です。
『もくじ』から気になるところを見てみてくださいね。
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【4月・1歳児】月案・週案の文例/ねらい、養護、子どもの姿、食育など
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子どもの姿
低月齢・・・1歳1ヵ月~1歳6ヵ月
- まだ一人では上手に歩けず、伝い歩きや、よちよち歩きをしている。
- 食事中に眠くなり泣き出すことがある。
- 食事はスプーンがまだ上手に使えず、手づかみ食べが多い。
- クラスや担任が変わったことで不安な気持ちがあるのか、登園時に泣くことが増えた。
高月齢・・・1歳7ヵ月~2歳0ヵ月
- 嫌がらずにオムツを替えてもらったり、トイレで便器に座ることに興味を持っている。
- おままごと、ブロック、ミニカーなど、好きな玩具を見付けて遊ぶ子もいれば、遊ばない子どももいる。
- 食事では、スプーンを使って上手に食べているが、好き嫌いがあり、苦手な物は食べようとしない。
- 進級して、いつもと違う雰囲気に戸惑う様子もあったがすぐに慣れ、笑顔で過ごしている。
共通
- 新入園児では、新しい環境に泣いて過ごす姿がある。
- 戸外に出ると泣きやみ、機嫌良く過ごしたり、歩いて探索を楽しんだりする姿が見られる。
- 絵本を読んでもらうことが好きで、自分で好きな絵本を選んで保育者に持ってくることがある。
ねらいと内容
低月齢・・・1歳1ヵ月~1歳6ヵ月
- 広い空間で歩くことや、伝い歩きを楽しむ。
- 食事に興味を持ち、意欲的に食べる。
- 楽しく食事をしながら、少しずつスプーンの使い方に慣れる。
高月齢・・・1歳7ヵ月~2歳0ヵ月
- 保育者と一緒にオムツを持ってはいたり脱いだりしてみる。トイレへ行くことに慣れる。
- 保育者と一緒に好きな遊びを見付け楽しむ。
- 食事では、苦手な物も一口ずつ食べてみる。
共通
- 保育者と信頼関係を作り、新しい環境に慣れ、安心して園生活を過ごす。
- 保育者に見守られながら、好きな遊びを見付けて楽しむ。
- ゆったりとした雰囲気の中で、絵本を読んでもらうことを楽しむ。
環境構成と保育者の配慮
低月齢・・・1歳1ヵ月~1歳6ヵ月
- 移動をする時には抱っこではなく、手を繋いだり歩く姿をゆったりと見守ることで本児の歩きたい意思を尊重する。
- 食事中に眠くなる場合は、午前中に少し寝る時間を作ったり、家庭での生活リズムを確認したりし、眠くなる原因を探り、対応していく。
- 「おいしいね」と話し掛けながら、楽しく食事が出来る環境を作る。スプーンの使い方を繰り返し伝えていく。
高月齢・・・1歳7ヵ月~2歳0ヵ月
- オムツ替えをしながら、「上手だね」などと言葉を掛け、触れ合いの時間になるようにする。
- 一人ひとりの遊びの様子を見ながら、子どもの要求に応じて保育者も一緒に遊ぶ。一人で遊び込んでいる場合には、一人の空間も大切にする。
- 食事では、苦手な物を無理に食べさせるのではなく、少量から与えてみる。食べられた時には「すごいね」「おいしいね」と褒めて、食べることが楽しいと思えるように関わる。
共通
- 子どもの気持ちを受け止め、新入園児には一対一になる環境を設け、信頼関係を築いていく。
- 戸外で機嫌良く遊んでいる時は積極的に関わり、好きな遊びや好きな場所を探り、笑顔を引き出していく。
- 絵本は全員に向けて読むよりも、子どもを膝の上に乗せて、一対一での読み聞かせを大切にする。
自己評価のポイント
- 新入園児に対して、一対一の関わりをもつことができたか。
- 一人ひとりの発達状況を理解し、環境を整えることができたか。
- 玩具を豊富に用意し、子どもが遊び込める環境は作れたか。
- 食事はゆったりとした雰囲気の中で、楽しく摂ることができたか。
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