こんにちは、ほいくのおまもりです。
今回のお悩みは、『辞めさせてもらえず、毎週末体調を崩してします…』というご相談。
ほいくのおまもりは『子供達を大事に思うのと同時に、ご自身の身体も大事になさって下さいね』と回答しました。
どうぞ、御覧ください。
保育士お悩み相談
相談を投稿させて頂いたその後、上司達と何回かぶつかりましたが、自分に甘えているだけ、職員の人数が足りない等を理由に退職させてもらえませんでした。
上司達の私への当たり方と言えば以前と変わりませんし、新人や気を使っている職員がいるせいか、言いやすい人となってしまっているようです。
新年度が始まり、2ヶ月が経ちますが、週末は毎週と言っていいほど体調を崩します。三叉神経痛とストレス性の胃腸炎を両方患っている状態です。
上司達には体調のことをその都度話ていますが、もちろん嫌な顔はされます。でも伝えなければ伝えないでなんで言わないの?と言われる状態です。
なんでも言いなさい、相談しなさいと言ったとしても上司達のことは信じられません。
正直、今すぐにでも退職したいくらいです。
今現在園の職員が足りないこと、受け持った子ども達のこと、保護者の園に対する信頼感、年度途中で退職する事がどれだけみんなの負担になるかはわかっています。
そして私が上司達に話す勇気が無い事も原因の一つだと思っています。
こんな気持ちで毎日職場に行くのも、職場のみんなにも子ども達にも失礼だと思っています。
ただ、毎日にいっぱいいっぱいになってしまっている自分に疲れてしまいました。
前回上司達から八つ当たりの対象にされていることから「辞めたい」ということでの相談をされました。
その後上司達に話をすることのことでしたが、引き止められてしまったのですね。
クラスを受け持っている子供たちも気がかりな様子でしたね。
こまりんさんはとても真面目で、子供達や保護者にとっても誠実で、責任感が強いのだと思います。
子供達にとっても、とても素敵な先生だと映っていることでしょう。
だから最終的には辞める決断がつかず現在まで続ける結果となってしまったのでしょうね。
それでもご自身で何度も上司達とぶつかったとのこと、本当に勇気を振り絞って頑張られたと思います。
ただ、上司達も引き止めればとどまるだろうというあなたの優しい性格を見抜いているのかもしれません。
現在も勤続されているとのことですが、やはり身体が心配です。
無理をして続けた結果、今よりも体調が悪化し、回復するまで更に時間を要するかもしれません。
健康な身体であることが一番です。
子供達を大事に思うのと同時に、ご自身の身体も大事になさって下さいね。
今回「辞める」という前提で4つの方法を提案してみますね。
この中の1つだけを使っても良いし、組み合わせたり4つ全部合わせて使っても良いでしょう。
過去の回答と重複する箇所もありますが、再度書かせていただきます。
- 医師にドクターストップをかけてもらう
- 過去に辞めた人達の方法を参考にする
- 身内と同席し、辞表の意を伝える
- 新しい勤務先を決めてしまう
それでは1つずつ補足をしていきますね。
1.医師にドクターストップをかけてもらう。
現在抱えている病状でストレス性の胃腸炎があるとのことですが、そのストレスの原因が現在の職場だと医師に確認しましょう。
診断書を書いてもらうのがいちばん効果的だと思います。
その診断書を持って「このような病状だから、もう続けられません」「このまま働き続ければこのような病状に悪化すると言われました」という方法です。
2.過去に辞めた人達の方法を参考にする
こまりんさんは去年、今年と上司達からのターゲット(ストレスのはけ口と言った方が良いでしょうか)にされているとのことでしたね。
このターゲットは年々替わると以前の質問で伺いました。
かつてターゲットにされた方達は皆さん辞めてしまいましたか?
もし辞めたのであれば、どのような方法で辞めたのか・・・辞意の伝え方、その口調や伝えた場所、誰に伝えたかなど分かる範囲で思い出してみて下さい。
上司の性格はその場にいる職員がよく分かっているでしょう。
辞めた人達は実際に辞めることに成功したわけですから、その上司の性格をふまえた上で言葉や態度を選んで伝えたところもあるのかもしれません(勢いや感情的になって、ということもありえますが)。
3.身内と同席し、辞表の意を伝える
これは以前の回答にも書きましたが、もし一人で辞意を伝える気力が残っていないのなら有効な手だと思います。
その際には今まで自分が受けた辛い言葉や出来事を、出来るだけ思い出し時系列に並べてメモに残しておきましょう。
現在「辞めたい」と言っている状態について上司達はどのような反応をしているのかもメモ書きして下さい。
また、体調を崩していることに対しての反応も。
それを身内(出来ればどのような職種でも良いので勤務経験のある人)に見せながら伝えた上で、一緒に同席してもらって下さい。
辞意も伝えてもらっても良いです。
その際には「辞めさせても良いでしょうか?」ではなく、「辞めさせます」で。 強気に出て下さい。
身内に自分が受けた辛い出来事を話すのは勇気がいることかもしれません。
でも、辞めたらこの苦痛はなくなるのですから、もう少しだけ踏ん張ってみましょう。
4.新しい勤務先を決めてしまう。
これは最終手段です。
新しい勤務先を決めることで「なんとしても辞めなければ!」という気持ちをより強く持てるかと思います。
ただし、この方法をするのでしたら「必ず」今の職場を辞めましょう。
そうでないと、新しい職場に迷惑がかかってしまいますから。
ただ、こまりんさんは現在体調が優れないので、まずは辞めたら一旦体調を整えるために休養を取っても良いようにも思います。
■最後に
辞める際にはクラスの子供達や保護者には体調を理由にして辞めるように伝えましょう。
確かに子供も保護者も大好きな先生がいなくなることでとても悲しがるでしょう。
ただ、辞めてからも年賀状や手紙などで連絡を取り合おうと思えばいくらでもできます。
また、新人が入ってきたとのことなので、相変わらず職員の数が少ないとはいえ人数が増えている分、前年度よりは辞めやすい環境になっています。
伝えるなら保育士が多い今のうちに伝えるのが良いかなと思います。
職場には迷惑がかかるから、ということは気にしないで良いです。
あなた自身がボロボロになるまで今までその職場に多大な迷惑を被ったのですから。
現在の状況が好転することを願っております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「私も相談してみたい・・・」というあなたは↓↓↓
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