後輩・新人保育士への指導のコツ、接し方、注意点!先輩保育士が伝授します

2017年5月25日

後輩・新人保育士への指導のコツ、接し方、注意点!先輩保育士が伝授します

こんにちは、うしさんくまさん(保育士&社会人歴のべ24年)です。

初めての後輩指導、悩みはつきものですよね。私の初めての後輩指導は保育士になって3年目、悩みと戸惑いと後悔の連続でした。その中でたくさん失敗してたくさんのことを学んだので当時のことを振り返ってみました。

※今回は提供記事となります。

私が後輩指導で悩んだこと

指導の仕方がわからない!

始める前は「しっかり教えてあげなくちゃ!」と意気込んでいたのですが、いざ一緒に仕事をしてみると何から教えていいのかわからず…。

とりあえず、書類の書き方や、掃除の仕方など基本的なことを教え、保育の中で気になったことを伝えつつ「わからないことがあったらいつでも聞いてね。」と話していました。

自分から聞きにくる子には教えやすかったのですが…。

「何かわからないことある?」と聞いても「いや…。」と言って黙ってしまう消極的な子も中にはいました。

その時は「なんで何も聞いてこないの?わからないことなんてないの?」とイライラしていたのですが…。

今考えると、わからないことが多すぎて、何から聞けばいいのか、わかっていなかったのかもしれません。

「何かわからないことがあったら聞いて」ではなく具体的な内容で「○○はどう?やり方わかる?」など、自分から聞くことが必要だったな、と感じました。

叱りづらい…どうやって伝えられたらいいの?

後輩指導で1番悩んだのが後輩を叱ることでした。

初めての後輩指導の時は自分自身も余裕がなくて、細かいミスに対する注意でも「ちゃんとやって!」と、感情的になり、言い方がきつくなり泣かせてしまったり、陰で「○○先輩こわいんだよね。」と言われていました。

陰で言われていたことに傷つき、教えても嫌われるならもう叱りたくなんかない!と思ったこともありました。

しばらくして冷静になると言い方がきつかったな、次からは優しく言おう、と決意しました。

しかし今度は、優しくしなきゃと気にするあまり、言い方がはっきりせず、言いたいことが伝わってなかったようで、後輩が同じミスを何度も繰り返して…。

そのミスで私が園長に「ちゃんと教えてるの!?」と叱られることも多く、辛くて何度も涙しました。

後輩指導をしてみて、人に教えるのって本当に難しい…、と実感しました。

思った通りに動いてくれなくてイライラ…

一生懸命教えながらも、子どもたちが危なくないように見守りながら日々の保育をして…。

教えてすぐできるわけでもなく、頼んだことがなかなか終わらず、時間がかかって活動がスムーズにいかなかったり、自分の仕事まで手が回らなくて、後回しになり、業務時間内に終わらずなかなか帰れない、なんてこともありました。

慣れない指導でへとへとになり、精神的にもいっぱいいっぱいでした。

「自分でやった方が速い!どうしてそんなに時間がかかるの!?」
「なんで教えてるのにちゃんと出来ないの!?」

と、イライラしてしまうことが多くありました。後輩からしてみれば、とても仕事しづらい環境だったのではないでしょうか…。

一生懸命だった後輩に申し訳なかったなと、今も思い返して反省しています。

新社会人は宇宙人?!

後輩たちはいい子が大半だったのですが、中には予想も出来ないようなことを言う子、する子もいました。

  • 「○○君、全然いうことを聞いてくれないんだけど〜。ほんとムカつく!」と言ったり
  • おむつ替えの時に「え〜、やだ、最悪。やりたくないんだけど。」と言ったり
  • 「○○終わってる?」と聞いた時に「うん。」と言われたり
  • 具合が悪くて欠勤の連絡もLINEだったり

今まで働いている中でありえない言葉が後輩から出てきてびっくり。

社会人としての基本がなってなかったときは、「こんなこともわからないのか!」とがっかりしましたし、「どうしよう、やっていけるかな…」と、頭を抱えました。

いろんなタイプの後輩と接するうち、自分の当たり前がみんなにとっての当たり前ではないんだという価値観の違いに気付くことが出来たので、今考えると結果的にはいい経験でした。

先輩としての心構え

初めての後輩指導はうまくいかず…。

転職し1年後、また改めて後輩を指導することになりました。

またうまく指導できなかったらどうしよう…、と不安だったのですが、失敗からの経験と自分の中の意識を変えることで以前よりしっかり指導することが出来たので当時意識していたことをまとめてみました。

どんな先輩になりたい?もう一回考えてみよう

改めて後輩の指導をするにあたって「自分はどんな先輩になりたいか?」と考えました。

  • 優しい先輩
  • 頼られる先輩
  • 笑顔で明るい先輩

など、考えれば考えるほど、理想の先輩に対するイメージは、どんどん膨らみました。

次に考えたのは「そんな先輩になるにはどうしたらいいか?」ということでした。

  • 叱るときは、はっきり伝える
  • 自分が手本になってきびきび動く
  • 笑顔だと後輩も安心できるはず!

など、理想の先輩になれるよう気にかけることで少しずつ自分自身の行動も変化していきました。

いきなり完璧な理想の先輩にはなれないと思いますが、意識して行動するのとしないのでは大違い!

1歩ずつ近づこうとすることで徐々に自分自身も変わっていきますよ。

みんな最初は新人!自分の新人のころを振り返ってみよう

自分の新人だった頃ってどうだっけ…と思い出してみました。

先輩に研修で数回やったおむつ替えを「やって」と頼まれ、ドキドキしながら替えたり、子どもたちが集まりの時に全然話を聞いてくれなくて悲しくなったり…。

園だよりや書類なんかは、書き方が全く分からず、何回も先輩に見せては書き直し、見せては書き直し…の連続。

初めて「よくがんばったね」とOKが出たときは、安心と嬉しさで泣きそうになったこともあったなあ、と懐かしくなりました。

今思い返すと、新人の時は毎日が初めての連続で1つ1つのことに一生懸命でした。

そして、その時の先輩は、良いところも悪いところも指摘してくれて、たくさんのことを教えてくれた、とっても偉大な存在でした。

今度は自分たちがその先輩になるんですよね!

同じ立場で考えることで、後輩の気持ちも理解でき、相手の気持ちに寄り添った指導ができるのではないでしょうか。

積極的にリードしてあげよう!

改めて自分の新人のころを思い返すと本当にわからないことだらけでした。

保育の仕事は子どもたちのお世話だけではなく、掃除、書類、製作の準備など盛りだくさんです。

「次は何をしたらいいんだろう…」
「製作の準備って何をしたらいいの?」
「連絡帳ってどうやって書いたらいいの?」

など、毎日が戸惑いの連続。きっと新人・後輩も同じ状況なのではないでしょうか。

その状態で「見て学んで」ということはとても難しいですよね。

そのため今何をすべきかをはっきりと伝えることが大切になってきます。

私が新人のころは先輩が「次○○してね」と細かく指示してくれ、そのおかげでスムーズに動くことが出来ていました。

保育しながらの指導は本当に大変ですが1つ1つ丁寧に教えることで後輩も動きやすく、仕事も身について行きますよ。

具体的な方法・コツ

コミュニケーションをしっかりとろう

コミュニケーションは信頼関係を築くうえで必要不可欠です。

信頼関係が出来ていれば、叱られた時でも「この先輩は自分のことをよく考えていってくれるんだ」と感じます。

でも後輩とのコミュニケーションってどうやってとればいいの?と、思う方もいらっしゃるかもしれません。

私は日々、後輩とたくさん話すことを心がけました。

普段の業務の事だけではなく、自分が新人の時に失敗した時の事や、時にはプライベートな話など、色々な話をたくさんしました。

自分から話すのは苦手…、という方は、話すときに笑顔で優しくを意識するだけでも接し方や印象がかわってきますよ。

いろいろな経験をさせてあげよう

指導する中で「自分でやった方が速いし…」と仕事を任せずにやってしまっている…ということはありませんか?

実は私も、なかなか仕事を任せられず、自分でやってしまうタイプでした。

でも、全部やってしまうと、その時はよくても、いざやってほしいときに後輩がどう動いたらいいかわからず、行動することが出来ないんですよね。

色々な経験は、後輩を育てていくんです。

最初は時間がかかって大変かもしれませんが、繰り返す中でどんどん仕事を覚えていきます。

任せられるようになるころには自分自身の仕事も、とても楽になってきます!

笑顔でポジティブに接しよう

後輩にとって先輩って、偉大な存在です。

特に社会人になって初めて出会う先輩は、なおさらです。

そんな先輩がイライラしながら、真顔で仕事をしているのと、笑顔で楽しそうに仕事をしているのではどちらがいいでしょうか?

怖い先輩より笑顔の先輩と一緒に働きたいですよね!

アドバイスも「ちがうでしょ!そうじゃない!」と否定されるのと「こうやってみよう。」「〜したら出来ると思うよ!」と前向きな言葉をかけてもらえるのでは、やる気の出方も全然違ってきます。

後輩のやる気を引き出させるのも先輩の役目ですね!

叱るときは簡潔に、冷静に!

叱るのってなかなか気が進まないですよね。

叱る側も叱られる側もいい気持ちはしないものです…。

でも、伝えにくいからと言ってそのままにしてしまうと、相手のためにはなりません。

私もやってしまったことがあるのですが…、感情的になってしまったり、相手を否定するような言い方はNGです!

相手を傷つけることになってしまいます。

叱るときはいけなかった所とともに、改善点を具体的に簡潔にまとめるとわかりやすく伝わります。(「○○だから○○した方がいいよ」など)

その後のフォロー(「でも○○はちゃんとできてたね。」など)もしっかりしてあげられると「自分の事、よくわかってくれているんだ!」と感じ、相手も受け入れやすくなるのではないでしょうか。

いいところはたくさんほめよう!

新人のころは、叱られることがたくさんあります。

ずーっと叱られ続けると落ち込むし、自信もドンドンなくなってきます。

大人になると、子どものころに比べて褒められることってあまりないですよね。

それでもやっぱり褒められると嬉しいものです!

自分の頑張りが認められたと思うと、「自分のことをよく見てくれているんだ」と感じ、「よし、頑張ろう!」という気持ちになると思います。

ちょっとの事でもいいところを見つけ褒めてあげると、後輩のやる気もアップするかもしれませんよ。

悩んだときは周りの力も借りてみよう!

「何度言っても同じミスをする…、教え方がいけないのかな…?」
「注意すると不機嫌になる、どうやって伝えたらいいの?」

など、指導する中でなかなかうまくいかないこともあります。

そんな時は一人で抱えるのではなく、園長や、主任、同期など周りの力を借りてもいいと思います。

私も悩んだときは後輩を持つ同期に、よく相談したり、逆に相談を受けたりもしていました。

その時に意識した方がいいのが、相手の悪口にならないようにすること。自分だって言われていたらいやですものね。

相談することで、いいアドバイスがもらえ、解決策が見つかることもありますよ。

まとめ

  • 後輩指導の悩みは、多くの保育士が通る道
  • 先輩としての心構えを見直してみよう
  • それを踏まえて、具体的なコツを実践してみよう!

後輩指導に限らず、はじめてのことは悩み、苦しみ、乗り越えるもの。それはどれも、誰でも同じです。

ぜひ、この記事を参考にしてもらって、後輩指導を壁を乗り越えて下さいね!

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ほいくのおまもり

サイト管理人夫婦の夫の方。保育士を3年勤めた後、営業や経理、自営業など幅広い仕事をして社会人14年目。異色な人生経験を少しでも役立てたいと思いから、2016年4月にこのサイト立ち上げました。3児の父でミニマリストの読書好きです。好きな言葉はLess is more.

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