新年度、大変さを見るか、豊かさを見るか【はなうたの週間保育士コラム】

はなうたってだーれ?

保育士歴10数年、現在は小規模保育園勤務。子どもも先生たちも笑顔でいられる環境をつくる!をモットーに日々過ごしています。

それでは、今週のコラムをお楽しみください♪

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こんにちは、はなうたです。

先週から本格的に慣らし保育が始まりましたね。(今は“慣れ保育”と言うみたいですね。慣らしだと大人目線になってしまうということらしいです。)

ネットでこんな言葉を見かけました。

『新年度、大変さを見るか?豊かさを見るか?自分のものの見方で毎日は変わる』と。

確かに!その通りだなあ。と、とても感銘を受けました。

1年間かけて作り上げてきた3月のクラスの雰囲気とはガラッと変わった新年度。泣き声が響き渡る中、子どもや保護者一人ひとりのことを知っていかなければと気を使う日々。そこだけを見ると確かに大変。

でも、先週を振り返ってみました。

ママと離れる時に大泣きだった子が、おやつの時間になったら泣き止んで食べている姿。朝、保育者にしがみつくように抱っこされていたけど、お散歩の時間になったら自分で靴を出して一生懸命履こうとする姿。

もしかしたらこんな短時間で成長を感じられるのって新年度だけかもしれません。そう考えるととても貴重で素敵な時間だと思いませんか?

大変だと思うと辛い時間になってしまいますが、子どもの感情の変化や環境に慣れていく過程に目を向けることができると、また違った日々になるのかもしれないと気付かされた言葉でした。

そして、気を配らなくてはいけないのは新入園児さんばかりではありません。進級した子どもたちも、です。

3月までいた年上のお友達が居なくなっちゃった寂しさ。進級して新しくなったお部屋、先生。周りの泣き声につられてしまうこともあるかもしれません。

保護者の方から「最近とても甘えん坊で…」と世間話の中から聞こえてくることが良くあります。そんな時は園でもいつもと少し違った姿が見られること、自分より小さいお友達が入ってきて少しずつお兄ちゃんになろうと頑張っていることを伝えています。

すると、とても納得してくださり、「お家でも気にかけていきますね。」と協力体制を得ることができました。

「もうお兄ちゃんなんだから」ではなく、「小さい子に優しくしてくれてありがとう。」と、感謝の気持ちを忘れずにいたいですよね。

泣いたり怒ったり、目に見える困っている子にどうしても手をかけがちです。

ですが、その陰で甘えたがっている子、不安を感じている子がいることを忘れずに見つけてあげたいなと思うのです。

泣いている姿も、笑っている姿も全てが愛おしく見える今を大切に過ごしていきたいですね。

先週のコラムはこちらからどうぞ♪

いざ、新年度!頑張り過ぎずほどほどに【はなうたの週間保育士コラム】

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

明日も笑顔あふれる1日になりますように☆

来週も、よろしくお願いします!

 

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