はなうたってだーれ?
保育士歴10数年、現在は小規模保育園勤務。子どもも先生たちも笑顔でいられる環境をつくる!をモットーに日々過ごしています。
それでは、今週のコラムをお楽しみください♪
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こんにちは、はなうたです。
職場で「これっておかしいのかな?」と思うこと、ありませんか?例えば…休憩が取れない。サービス残業が当り前。保育士の数が少ない。保育に必要な物を自腹で買う。などなど。入社した当時は疑問に思っていたことも、次第に慣れていき、いつの間にかそれがその保育園の常識になっていく。ちょっと恐ろしいですよね。
私は人より転職回数が多いので、職場を変えるたびに「あれ?前の職場ではこうだったな」と、比較対象があるおかげで疑問を持つことができましたが、1つの園で働き続ける人にとっては、その園のやり方が全て。疑問を持つ機会もないまま「こういうものなんだ」とおかしなことを当たり前として植えつけられてしまう場合もあります。
私が以前働いていた保育園では、子どもが嘔吐して汚れた衣服を保育士が手洗いをして保護者に返していました。それは、感染予防の観点から正しい処理の仕方なのだろうか?と、ずっと疑問に思っていました。でも、同じ保育園で働く人たちにとってそれは“当たり前のこと”他の園で働く保育士の知り合いも居なかったので、相談する人もおらず、1年近く悩んでいました。
そんな中で、研修に行き、沢山の保育士さんたちと顔を合わせる機会がありました。私は思い切って近くに座っていた数人の保育士さんに話し掛け、疑問に思っている事を打ち明けてみました。すると、ほとんどの人たちが「嘔吐で汚れた衣服を洗うと感染源になるから、そのまま返しています。」と、教えてくれました。
それを聞いて、私は自分の考えに自信を持つことができ、園に帰ってから、園長先生に、嘔吐物で汚れた衣服の処理方法について相談することができました。「今はそういう考え方なのね」と、理解してもらい、衣服は洗わずにお返しするやり方に変わりました。それからは、嘔吐物で汚れた衣服を洗って保育士が感染するリスクに怯えることが無くなり、より働きやすくなりました。
今は、SNSなどで簡単に色んな人と繋がることができますし、沢山の情報を仕入れることもできます。疑問に思ったことは何でも調べてみましょう。色んな人に聞いてみましょう。もしかしたらあなたの園の常識が、他の人たちにとっては当たり前ではないのかもしれません。それを知ることができたら、もっと自分の考えに自信を持つことができますし、行動に移すこともできます。
疑問に思ったことに苦しみ続けるか、今いる保育園の常識を覆すのかはあなた次第です。人は変化を恐れますが、より良い方向に向かって変わっていける保育園こそが働きやすい職場だと、私は思います。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
明日も笑顔あふれる1日になりますように☆
来週も、よろしくお願いします!
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