保育園・幼稚園で大人気&おすすめの絵本を集めました。
- 学年ごとのおすすめを知りたい
- 季節感のある絵本を読んであげたい
- 子どもを引きつける絵本を読みたい
そんなニーズを抑えつつ、図書館でも借りられる、人気・定番の王道絵本を中心に選んでいます。
『もくじ』から気になるところを見てみてくださいね。
月案文例も人気です♪
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【まとめ】絵本のおすすめ(保育園・幼稚園・こども園)
ゆき
ねらい
- 絵本を通して雪の感触や雪と遊ぶ嬉しさを想像し、楽しむ
あらすじ
「ゆきやこんこ あられやこんこ」 童謡『ゆき』でお馴染みの曲が絵本になっています。
女の子が雪を喜び、全身で楽しさを表現する姿は、読んでいるだけでもウキウキと楽しい気持ちになりますよ。
「一緒に遊びたいなあ!」そう思うかもしれませんね。
解説文
童謡『ゆき』が題材となっているので、導入として読む前に皆で『ゆき』を歌っても面白いかもしれませんね。
実際に読み進める時も「うたいながら」もしくは「リズミカルに」読むのも良いでしょう。
主人公の女の子のウキウキとした気持ちが子ども達に伝わるよう、是非楽しい雰囲気の中で読んでみて下さいね。
あくまでも個人的な印象ですが、ページの間に「冷たいね」「楽しそうだね」といった話(間)を挟まずに、テンポよく読み進めてみるとより楽しめますよ。
とりかえっこ
ねらい
- 絵本を通じて言葉のやりとりをする楽しさを感じる
あらすじ
ひよこちゃんが遊びに出かけます。
途中でねずみさんやぶたさん、かえるさんたちに会い、鳴き声を「とりかえっこ」していきます。
ねこさんが「食べちゃうぞ!」とやってきたけれど、ひよこちゃんは「わんわん」。
いぬさんと鳴き声をとりかえっこしていたので、驚いたねこは逃げてしまいました。
最後はかめさんと鳴き声をとりかえっこ。
かめさんの鳴き声をしながらお家に戻ったひよこちゃんの姿に、にわとりさんも不思議なお顔をするのでした。
解説
ひよこちゃんが出会った動物たちと次々と鳴き声をとりかえっこしていくところがこの絵本の面白い部分となるでしょう。
動物の鳴き声に変化をつけるとより楽しめるかもしれませんね。
ページの右隅に1ページめくるごとに絵柄が増えていくイラストがあるなど細部まで楽しめる作りになっているので、子ども達がすぐ手に取れるよう、絵本コーナーに置いておくのも良いでしょう。
最後のページや裏表紙など、たんぽぽやてんとうむしと向かい合ったひよこちゃんが描かれていますが、「どんな鳴き声を『とりかえっこ』したのかな?」と子ども達と話し合ってみるのも面白いですね。
こぐまちゃんありがとう
ねらい
- 「ありがとう」を言われる嬉しさ、伝える大切さを知る
あらすじ
こぐまちゃんは、みんなが「ありがとう」と言われることが嬉しくてたくさんお手伝いをします。
ある日こぐまちゃんが迷子になってしまい、しろくまちゃんのおじさんに助けてもらいました。
そこでこぐまちゃんは「ありがとう」と言えたのでした。
解説
「ありがとう」は人間関係を築いていくうえで欠かせない言葉の一つです。
子ども達には「ありがとう」という言葉だけを教えるのではなく、「こんな時に『ありがとう』を言うんだね」と使い方を伝えることも大切ですね。
絵本を通じて、「ありがとう」を伝える場面や言葉の大切さを知り、言われる方も嬉しい気持ちになるということに気付けたら良いですね。
よるくま
ねらい
- 絵本の持つあたたかい雰囲気に包まれながらゆったりと絵本を楽しむ
あらすじ
ベッドの中で「ぼく」がママに話しかけます・・・
昨日の夜、ぼくのところに来たかわいいくまの子、名前は「よるくま」。
よるくまとぼくは、よるくまのお母さんを探しに出かけます。
あちこち探したけれど見つからず、とうとうよるくまは泣いてしまいます。
よるくまの夜みたいななっくらな涙で周りも暗くなってしまいました。
「たすけてながれぼし!」捕まえると・・・それはお母さんが持つ釣り竿に付いていた、星のしかけでした。
お母さんは夜空でお魚を釣ってお仕事をしていたのです。
ぼくとよるくまは、お母さんにだっこされながら帰ります。
そしてベッドに入り、お母さんの優しい声を聞きながら眠ります。
ぼくも眠ります・・・「おやすみ」。
解説
午睡前のゆったりとした雰囲気の中で読むのにぴったりな一冊です。
読む前には静かな雰囲気を作り、声のトーンも落ち着いて、ゆったりと読み進めていくと良いでしょう。
絵本の最後シーンの「おやすみ」の後に、スムーズに布団に入るような流れを作ると、穏やかな気持ちまま眠りにつけるかもしれませんね。
かいものづくし
ねらい
- お店の品ぞろえや、買い物に興味を持つ
あらすじ
商店街にはたくさんのお店が並んでいます。
ひとつひとつのお店にも品物がたくさん!
魚屋さんにはたこ、いか、さんま、さけ、ほたて。
肉屋さんには鶏もも、豚こま、牛ロース。
すいすいスキップ、いつも楽しい商店街!
解説
言葉の中に「すいすい すきっぷ しょうてんがい」とあるように、リズミカルに読んでいくとより楽しい雰囲気になるかもしれませんね。
例えば魚屋さんなら「たこ いか さんま(、)さけ ほたて(。)ぴかぴか めだま(、)あっちむいて ほい」のように()の部分で区切ってみるのも面白いでしょう。
保育の中で「買い物ごっこ」遊びをする際にも、お店選びや品物作りのヒントになりそうな一冊です。
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