こんにちは、ほいくのおまもりです。
今回の相談者からのお悩みは、『子供とスキンシップ遊びをしていたら園長に注意をされました。スキンシップは大切だと考えますが、間違えているのでしょうか』というご相談。
回答者のほいくのおまもりは『こまりんさんの考えは間違っているとは思いません。ただ、園の方針として「スキンシップは取らない」「子供は褒めない」のではないかと考えます』とアドバイス。
どうぞ、御覧ください。
保育士お悩み相談(LINE)
【年齢】40代
【保育士経験年数】3年
【相談文】
2歳の多動のお子さんを走らせない為にスキンシップ遊びをしていたら、園長先生に、子供の身体は触りません。抱っこしたり触れ合い遊びをしたりするのは0歳だけです と言われました。
スキンシップ遊びを大切にしている私は、ついつい園長先生に反撃してしまいました。
スキンシップはお着替えをさせている時に身体を触れているからそれで十分ですと言われました。
スキンシップは子供から嫌と言われる年齢まで大切にしている私は間違えていますでしょうか。ネットで見ても、スキンシップは0歳のみ なんていう記事はどこにもありません。頭が痛いです。
ご相談内容、拝見いたしました。
スキンシップ遊びをしている場面を園長が目にし、注意を受けたのですね。
スキンシップの大切さを伝えたものの、理解して下さらなかったとのことで、悩んでいらっしゃるご様子がひしひしと伝わってきました。
ただいま多くのご相談を受けておりますため、お辛い中申し訳ありませんが、お時間を頂けたらと思います。
お待たせしまして申し訳ありませんでした。
2歳の子供とふれあい遊びをしていた際に園長に「抱っこや触れ合い遊びは0歳だけ」と言われたのですね。
【2歳の子供とスキンシップ遊びをしていたら園長に注意をされました。スキンシップは大切だと考えますが、間違えているのでしょうか】とのご相談につきまして、当方の回答としましては【こまりんさんの考えは間違っているとは思いません。ただ、園の方針として「スキンシップは取らない」のではないかと考えます】。
スキンシップを取るのに年齢的な制限はありませんし、年齢に関係なくスキンシップが必要だと感じたのであれば、積極的に取ることが必要なのではと感じます。
当方もこまりんさんのお考えに共感いたします。
今回の件は「2歳の多動のお子さん」が相手とのことですので、走り回らないための手段としても「スキンシップ」を選んだという背景がありました。
もしこの時にスキンシップ遊びをしていなかったら、子供が走り回り、他の子供にぶつかる等の危険があったかもしれませんね。
何よりもスキンシップを取っていた子供にとっては、リラックスしてとても楽しい時間を過ごしていたのではないかと思います。
ですから、こまりんさんの判断は間違っていないのではと感じております。
一方で、園長は「抱っこをしたり触れ合い遊びをするのは0歳だけ」という考えをお持ちですね。
着替えの際に身体に触れることが果たして「スキンシップ」と言えるのかは疑問に感じます。
ただ、「園のトップである園長の方針」=「園の方針」とも言えますので、こまりんさんの園では「園の方針」として「0歳児以外のスキンシップは取らない」と認識しておくと良いのではないかと考えます。
スキンシップの大切さを分かっていらっしゃる分、納得がいかないお気持ちになるのは非常に良く分かります。
もし今後もスキンシップが取りづらく、働きづらさを感じるようでしたら、保育観の合う園への転職を視野に入れても良いのかもしれませんね。
少しでもお役に立てましたら幸いです。
園の方針ですね。子供の身体は触らないということは時々言われていましたが、その時ばかりは、多動のお子さんでしかも奇声も発するので、これは、私が1対1で関わって遊んであげるのが良いと自信を持ってやっていました。それを、「あなたが抱いたりするから、あなたのことを見て奇声を発しているのよ、抱っこしてほしいって。あなた以外の方がクラスに入った時はこんなにキーキー言ったりしませんと言われました。他の保育士さんにお聞きしたら、他の保育士さんでも奇声は発しているとのことでした。私はパワハラとしか思えなくなってきました。
やはり、転職するのが良いのかと私も考えます。
多動や自閉症のお子さんなどの対応の仕方はまたよく勉強しなおさないといけないとは感じましたが。
でも、私の考えが間違えというわけではないと言っていただいて、少し心が落ち着きました。ありがとうございました。
転職の活動をしてみたいと思います。
「心が少し落ち着きました」とのことで、当方もほっといたしました。
多動や自閉症の子供達との関わりについては、症状も一人ひとり違いますし、対応方法もその都度変わることと思います。
だからこそより的確な対応をするためには子供を観察していくことが必要になるでしょうし、こまりんさんがおっしゃるとおり、勉強を続けていくことで知識の幅も広がるのではと思います。
こまりんさんは、奇声をあげる「多動のお子さん」の様子を見て、日頃の姿を思い起こし、「1対1で関わって遊んでみたらどうか」と思われたのではないでしょうか。
ですから、こまりんさんがそのように対応した結果、子供が落ち着かず不安定な様子になっていなかったのであれば、「1対1で遊ぶこと」はやはり間違っていなかったのではと思います。
頂いた返信を拝見しましたが、園長は日頃からスキンシップについて否定的な話をされているのですね。
「子供の身体に触らない」ということに強いこだわりがあるように見受けられます。
こまりんさんは「スキンシップは大切にする」という考えですから、方針が合わず、このまま働き続けていても保育のしづらさは変わらないのかもしれませんね。
こまりんさんがのびのびと働ける園と出会えることを、強く願っております。
園長先生に色々注意を受けると自分に自信がなくなります。
今、忙しい時代、LINE1つで相談に乗っていただけるのは、本当に驚きでした。自分1人で悩まないで、頑張れそうです。
来週面談がいくつか入っているので、頑張ってきます。
ありがとうございました。
あと1つ、お聞きしてもいいですか?
やはり、今度は園長先生に、子供を褒めることはしないでくださいと言われました。褒めてもらうために頑張るようになってしまうからだそうです。
これもまた、スキンシップと同じで私が大切にしてきたことをやめるように言われました。
子供を褒めることも、子供を3人育ててきて、その大切さを感じています。
どう思われますか?
宜しくお願いします。
返信が遅くなりまして申し訳ありませんでした。
「園長先生に、子供を褒めることはしないでください」と言われたのですね。
日頃から子供の様子に関心を持ち、ふとした成長を逃さず、一人ひとりのポイントに合わせて褒める(認める)ことで、子供達も自信を持ち、物事を前向きに捉える力が育まれるのではないかと思います。
もし子供が取り組んだ結果がうまくいかないものであったとしても、その過程を認めることで、「次も頑張ろう」というやる気が生まれるのではと感じます。
褒めるといっても常に同じような言葉で、タイミングを外した言葉がけであれば、子供達の心には響かないことでしょう。
ただ、そうでなければ子供達の可能性を広げ、健やかな心を育むことが出来るのではないかと思いますよ。
子供達が「褒めてもらうために頑張る」ようになるのだとしたら、褒め方に原因があるのかもしれません。
ですから、子供達が褒められたことで「嬉しいな」「次も頑張ろう」と思えるような言葉の掛け方を続けていけば良いのではと思いますよ。
こまりんさんが大切にしていらっしゃることですので、是非続けて頂けたらと思います。
「自分1人で悩まないで、頑張れそうです」というお話を伺い、当方もほっと安心しております。
お困りの際にはいつでもいらして下さいね。
面談を控えているとのことですので、頑張って下さいね。
今日、保育転職イベントをしていたので、行ってきました。
色々な園が来ていて、お話を聞けました。
うちの園長先生がおっしゃるようなことをしている園はどこにもなく、どこも、伸び伸びと保育している印象を受けました。
面接にいくつか行って、教えていただいた通り、自分に合った園を探したいと思います。
また、相談にのっていただくことがあるかもしれませんが、その時は宜しくお願いします。
ほいくのおまもり心強いです。
ありがとうございました。
転職イベントで色々な園の話を伺って来られたのですね。
他の園の様子を知ることで、現在働いていらっしゃる園についても客観的に考えることが出来るかと思います。
そして、ご自身がどのような園で働きたいのか、理想がはっきりとしてくるのではと思います。
是非色々な園を見ながら、ご自身に合った園を探して頂けたらと思います。
こちらは当サイトの記事になりますが、保育園見学の重要性について記載した内容となっておりますので、よろしかったらご覧になって下さいね。
タイトルでは「実習園」となっておりますが、「転職」でも当てはまる内容となっております。
もし今後もお困りのことがあれば、こまりんさんのお力になりたいと思っております。
その時にはいつでもいらして下さいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「私も相談してみたい・・・」というあなたは↓↓↓
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