もくじ
🍀月案PDF🍀
今月の保育のポイント
- 暑い中で何もいわずとも元気に活発に身体を動かす3歳児。一方でまだ自分の限界は分かっていないので、保育者が子どもの状態を見ながら適切な水分補給や遊ぶ場所を選び、時間設定をする。子どもによってはすぐに熱中症になりやすい体質の子どももいるので、軽度熱中症、脱水症の対策を準備しておく。
- プール遊びでは子ども自身体力を多く消耗するので、楽しく遊んだ分、しっかり午睡を取るようにする。
- プール遊びで顔つける、水に入るのが怖い子どもに対しては、保育者が寄り添い、できるところから水に馴染めるように丁寧な援助を繰り返す。
- 水や泥、草花や絵の具など、様々な素材を使って子どもたちが夢中で遊ぶ世界に保育者も参加し、子どもの遊びに少しずつ新しい楽しさを入れ、子どもの遊びの世界が広がっていくように援助する。
- 水遊びが始まる前に、子どもの着脱のスピードや段階を保育者が把握し、予定を組む。
🍀月のねらい🍀
- 一人ひとりの要求や思いを受け止めながら安定して過ごせるようにする。
🍀週のねらい🍀
その3
- 1週目:七夕の行事に興味を持ち、由来聞いたり歌をうたったりする(教育)
- 2週目:夏の暑さを肌で感じ、水分補給をしたり、休息をとったりする(養護)
🍀前月末の子どもの姿🍀
養護(生活)
- 蒸し暑くなり、顔が赤くなったり、汗をかく様子が見られるようになった。
- 時の記念日を通して、時計や文字に興味を持ち、「今10のところだね」と言葉にする。
🍀活動内容(5領域対応)/環境構成と援助🍀
養護(生活)
- 活:夏の感染症に留意しながら健康に過ごせるようにする。(健康)
環:夏の感染症を把握しておき、体調の変化に早期対応できるようにする。又、子ども達にも夏の病気について分かりやすく伝える機会を設ける。
🍀健康、安全面で配慮すべき事項🍀
今月の製作・歌・絵本・手遊び・室内室外遊び
製作
- クラゲ製作
- 編み編みカメさん
- 折り紙で織姫と彦星
この他、【夏らしい物】の製作を『ひも、スズランテープ、ちぎる、貼る、折り込む』等、身近な素材と手法でご紹介!
歌
- たなばたさま
- うみ
- なみとかいがら
絵本
- だんごむしのおうち
- グリーンマントのピーマンマン
- きょだいな きょだいな
手遊び
- たなばたさま
- すいかのめいさんち
- きつねがね、ばけたとさ
室内室外遊び
- ドッジボール(入門編)
- 色水遊び
- ざりがに釣りのコツ
行事
- 海の日(第3月曜)
- 七夕(7/7)
- ひまわりの日(7/14)
- 幽霊の日(7/26)
- 土用の丑の日
- 水遊び
- 避難訓練
- 誕生会
- 身体測定
🍀食育🍀
- 友達と給食を話題にしながら食べることを楽しむ。
🍀異年齢保育🍀
- 年上の友だちの水遊びの様子や使用する道具への憧れに寄り添い、好奇心や探求心を育めるよう関わる。
- 年上の友だちと体操を楽しむ中で、まねする面白さや体を動かす心地よさを感じられる声かけを行う。
- 年下の友だちとのやり取りで思いが通じにくい場面では、丁寧に言葉を添え、橋渡しをする。
- 年上の友だちに影響を受け、苦手な食材に挑戦できた姿を認め、自信につなげていく。
- 普段関わりが少ない友だちと行事で交流する際は、そばで見守り、安心してやり取りできるようにする。
🍀職員間の連携🍀
- 水遊び時の保育者の動きや配置などの役割分担を決めて共有し、安全に行えるようにする。
- 子どもの体調について共有し、無理のない活動ができるよう、配置や関わり方を工夫する。
- 家庭の状況に変化があった際は、速やかに情報を共有・更新し、対応が統一できるようにする。
- 行事では役割分担に基づいて動きつつ、必要に応じて声をかけ合いながら柔軟に対応する。
- 子どもの様子や成長を職員間で共有し、理解を深めながら関わっていけるようにする。
🍀地域と家庭との連携🍀
- 水・プール遊びを行うにあたり、保護者と体調の共有を行う。
🍀長時間保育の配慮🍀
- パズルやブロックなど、集中して遊べる玩具を用意し、自分のペースで楽しく過ごせるようにする。
- 自ら片付けしやすいよう、玩具の収納場所や方法をわかりやすく工夫する。
- マットやクッションを配置してリラックスできる空間を整え、心地よく過ごせるようにする。
- 日中のケガや体調の変化について担任から引き継いだ場合は、丁寧に様子を観察する。
- 熱中症予防のため、室温や湿度を適切に管理しながら、こまめに水分補給を促す。
🍀自己評価🍀
- 体調の変化に留意し、早期対応に努めたか。
- 夏の疲れを考慮し、無理のない食事や十分な睡眠がとれるようにしたか。