こんにちは、ほいくのおまもりです。
今回の相談者からのお悩みは、『主任、副主任とうまく連携が取れず困っています』というご相談。
回答者のほいくのおまもりは『『詳細な事情』を園長に説明し、現在の状況が改善されるよう働きかけてもらえないか相談してみては』とアドバイス。
どうぞ、御覧ください。
保育士お悩み相談(LINE)
【年齢】20歳
【保育士経験年数】2ヶ月目
【一番解決したいこと】人間関係
【相談文】
新人保育士の私は5歳児クラスの主担任になり、補助兼指導に、今年度から園の副主任に就任した先生が入ってくれています。(去年まではクラス担任を持っていた)
その先生と上手く連携が取れず、度々困惑します。突然子供一人を連れて、いつもやっている給食当番の挨拶をせず、配りだしたり、朝の会が始まるという時に子供が数人戻ってこないと思ったらその先生が引き止めていたり等です。
また、学年で行事等は計画するのですが、何もわからないので打ち合わせをしたい。と、隣クラスの先生に聞いても、『〜な感じ、まぁ、適当に。』と言われてしまい十分に打ち合わせが出来ません。その結果、主任、副主任の両方に打ち合わせ、準備が不十分。仕事への意識が薄いと子供の前で言われてしまいました。一体私はどうすればいいのか、、と最近では突然涙が出そうになります
園長先生はとてもいい方で、相談もしました。すると、ほかの先生達からもそういう風に相談を受けているとのことで、逆に、主任2人からも、ほかの先生たちに思いが伝わらないと相談を受けているとの事でした。
主任2人は、園長先生や、ベテランの事務の先生がいる前では優しいです。いなくなった途端に、言い回しがきつくなります
ご相談内容、拝見いたしました。
こまりんさんが打ち合わせを申し出ても満足のいく話し合いが出来ず、クラス活動の流れとは異なる補助の仕方をされてしまうと困ってしまいますね。
こまりんさんは仕事への意識は充分に持っていらっしゃいます。
ですから、どうかご自身を責めないで下さいね。
お辛い中申し訳ありませんが、お時間を頂けたらと思います。
話をわかってくれること、今の私の精一杯を認められること、それだけで本当に嬉しく思います、、!
この言葉を頼りに少しずつ頑張ります
少しでも安心出来るよう、よく考えた上で回答させて頂きますね。
それではもう少しだけお待ち下さいね。
お待たせしまして申し訳ありませんでした。
こまりんさんは職員同士で連携を取ろうと、クラスをスムーズに運営しようと努力していらっしゃるのに、主任・副主任が汲み取ってくれないことはどれだけおつらいだろうかとお察しします。
「突然涙が出る」とのことですが、このような状況では悲しさがこみ上げることもあるでしょう。
お気持ちが痛いほど伝わってきます。
園長は「いい方」でこまりんさんの話もよく聞いてくださる方だとお見受けしましたので、【『詳細な事情』を園長に説明し、現在の状況が改善されるよう働きかけてもらえないか相談してみる】ことはいかがでしょうか。
園長は主任・副主任からも話を聞いているとのことですので、「こまりんさんもつらいのだろうが、主任・副主任の気持ちも分かってもらえないだろうか」と思っていらっしゃるのかもしれません。
つまりは、こまりんさんのお悩みはそこまで深刻なものではないと判断されている可能性もあるのではと感じます。
ですから、より詳細な事情を園長に把握してもらい、こまりんさんの悩みの深さを理解して頂くために、日々の主任・副主任の対応をメモ書きし、園長に提出しながら相談すれば良いのではと思います。
時系列に記載していくとよりイメージが持ちやすいのではと思いますよ。
例えば「◯/△ 副主任が突然子供一人を連れて行く。理由は不明。その後給食当番の挨拶をしないまま配膳を始める」
「◯/□ 朝の会の集まり時に子供数名が副主任の引き止めにあい、時刻どおりに始められず」
「◯/□ 学年で行事の計画を立てる祭、打ち合わせを申し出たが、〇〇先生に『まあ適当に』と流され、充分な打ち合わせができず。その結果準備が不十分だからと子供の前で主任・副主任から注意を受ける」
実際にこまりんさんのお話しをもとに書いてみましたが、詳細な事情を書き溜めることで、園長も「これは主任・副主任の指導方法に対して改善を促さなければ」と考えてくれるのではと思いますし、そうあってほしいと強く願っています。
副主任は「補助兼指導」という役割で配属されていらっしゃいますね。
主担任はあくまでもこまりんさんです。
ですから、副主任はこまりんさんがクラス運営をしやすいよう、サポート役として動かなくてはなりません。
その日の保育の流れを理解し、こまりんさんの配慮が届きにくい所を後ろから支えていく役割のはずなのですから、こまりんさんの相談なしに勝手に子供達を連れて行ったり、保育の流れをひっかき回すことはあってはならないことなのです。
もちろん、こまりんさんはまだ一年目ということもあり、保育経験を積んでいらっしゃる最中ですから、迷うこと・分からないこと・時には間違いもあるかと思います。
その際には状況に応じて一時的に「サポート」ではなく「リード」する形をとることもあるかもしれません。
ただ、子供が落ち着いた時や、こまりんさんの迷いが解消された時には再びサポート役に回らなければなりません。
副主任はご自身が置かれている立場をよく理解していらっしゃらないのでは、と疑問に思います。
こまりんさんは連携を取ろうと努力していらっしゃるのですから、先輩方も連携を取る努力をし、お互いに保育のしやすい環境となることを願ってやみません。
もし不安なことがありましたらいつでもいらして下さいね。
また、その後のお話しを聞かせて頂けましたら幸いです。
こまりんさんを応援しております。頑張って下さいね。
園長先生に何度か相談した結果、園内研修を園長先生自信が、2時間かけて、職員間のコミュニケーションについて話してくれるそうです。それがもうすぐですので、その話以降またその様子で実践してみようと思います。まずは出来ることから少しずつ。
私の思いをはっきりと言葉にしてくれて認めてくれて対策の提案までしてくれて本当に嬉しくてココ最近で1番良い意味の涙が流せた気がしました。また何かあれば相談させてください。
返信を拝見し、少しでもお役に立てたことがとても嬉しく思います。
また、嬉しいお言葉もありがとうございます!
園長も改善に向けて働きかけて下さるとのことですので、こまりんさんにとって良い方向に変わっていくことを強く願っております。
また、現時点でも園長に何度か相談をされていらっしゃるとのことですが、引き続き連携を密に取ることで、もし今後不安なことが起きた際にも気軽に相談が出来るのではないかと思います。
園長もこまりんさんのお気持ちを理解して下さる分、より的確なアドバイスをして下さるのではと思いますよ。
もちろん当方も今後も見守って行きたいと思っております。
ご心配なことがありましたらいつでもいらして下さいね。
「良い方向に変わった!」という嬉しいお知らせも、楽しみに待っておりますね。
先日、園内研修があり、園長先生が直々に公演をしてくださいました。
人間関係について、深く話をしてくれて、職員同士で相談し合う場を自然に設けて下さり、私もベテランの先生(主任2人より)に相談することが出来ました。
また、その後、そのベテランの先生から話が行ったのか、園長先生が、個人的に、『また面談する時間とろうか?』と声をかけてくださいました。
今週は、私の補助の先生の機嫌がよく、1週間何事もなく過ごせたので、『また余裕がなくなって、苦しくなった時、その時間をください』と言ってあります。
しばらくは気にかけて貰えそうで、気持ち的に今は余裕があります。
アドバイス、励まし、ありがとうございました。
その後のお話しを教えてくださいましてありがとうございました。
園長先生のお話しと研修の進め方が非常に素晴らしいものだったのですね。
また、こまりんさんのことを気にかけていらっしゃる様子も見受けられ、当方もほっと安心しております。
補助の先生に対しても、プライドを傷つけないよう配慮しながら助言をされたのかもしれません。
この居心地の良い環境がこれからも続くことを願っております。
これからも頑張って下さいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「私も相談してみたい・・・」というあなたは↓↓↓
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