保育園・幼稚園で使える行事の解説をまとめました。
入梅とは
入梅とは「暦上で梅雨が始まるとされている日」のことです。
実際には地域や年によって入梅の時期が違うので、現在は気象庁による「梅雨入り宣言」が梅雨入りの目安となっています。
梅雨とは春から夏にかけて雨や曇りが多くなる気象現象です。
漢字で“梅雨“と書くのは、この時期に梅の実が熟すことからきており、“つゆ“という読み方は雨の“露“に由来します。
また梅雨は「黴雨(ばいう)」とも書きますが、これはこの時期に湿度が多くカビが生えやすいためこの字が使用されています。
梅雨の時期といえば紫陽花をよくみますね。
紫陽花は土壌の酸性度によって変わる性質を持ちさまざまな色を持ちます。
元々はガクアジサイと呼ばれるものが品種改良されて今の形になったんですよ。
成り立ち
梅雨は中国から伝わったものです。
中国の揚子江(ようすこう)周辺では梅の実が熟すごろが雨期にあたり、そのことから「梅」の字が使われるようになりました。
子ども達への伝え方
乳児
「6月には入梅という雨がたくさん降る日が続く日がきます。この時期には紫陽花やカエル、カタツムリなどこの時に見れるものがたくさんあります。お散歩など行った時にみんなで探してみようね。」
雨がたくさん降ること、梅雨に見られる自然について簡潔に説明しました。
梅雨に関する絵本などあれば子ども達も説明の際に理解しやすくなりますよ。
幼児
「6月には入梅といって梅雨になる日がきます。みんな梅雨って知ってる?(子ども達の意見を聞く)みんなありがとうね。梅雨は雨や曇りの日が多く続く日のことをいいます。また梅や紫陽花、カエルやカタツムリなど梅雨の時期にたくさん見ることができる生き物や植物もあるからお散歩に行った時に探してみようね。」
幼児も簡潔に伝えてみました。
他にも紫陽花の色の変化や文字の由来など説明してみてもいいかもしれませんね。
過ごし方
梅雨ならではの植物や生き物の製作をしてみてもいいかもしれません。
実際に戸外で観察したものなどを描いたり作ったりするとそのものに関心を持つことができるのでおすすめです。
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