保育園・幼稚園で使える行事の解説をまとめました。
元日とは
1月1日は年の始まりをお祝いする日「元日」です。
『元日』のほかにも『元旦』という言葉があります。
簡単に説明をすると、
- 『元日』・・・1月1日の朝から夜
- 『元旦』・・・1月1日の朝(午前中)
をそれぞれ指しています。
元日にはどのようなことがあるのか、まずはそこから説明していきますね。
初日の出
年の最初の日の出を『初日の出』といいます。
昔から初日の出とともに神様が現れるといわれていました。
そのため初日の出を拝むことは、神様に幸せなどを祈るありがたいこととされていました。
初詣
『年が明けてから初めて神社やお寺のお参り』をすることを初詣といいます。
お参りにいく理由は、前の年の感謝と新年の願掛けのためなんですよ。
正月遊び
凧あげ、百人一首、羽根つき、コマ回しなどこのほかにも様々あります。
どれもゲン担ぎなどの意味合いがあるようです。
成り立ち
昔から日本では1月1日に歳神様がきて、迎え入れる風習がありました。
その風習が平安時代に無病息災や豊作をお願いするようになり、時代が進むにつれて国の行事になっていき、戦後の祝日法によって祝日となったのです。
子ども達への伝え方
乳児
「1月1日は元日です。1年の始まりをお祝いする日なんだよ。だから年が明けて始めて合う人には「あけましておめでとう」っていうんだ。あとは神社やお寺にいって神様にお祈りしに行ったり、コマ回しや凧あげなどの”正月遊び”を楽しむ日でもあるんだよ。」
初詣と正月遊びについて説明しましたが、他の遊びについても説明してもいいですね。
乳児はイラストや写真があると、子ども達がわかりやすくておすすめですよ。
幼児
「1月1日は元日です。1年の始まりをお祝いする日なんだよ。また神様が1月1日の太陽と一緒に来る日ともいわれているから、神社にお祈りにいったりするんだよ。この新しい年に神社やお寺に行くことを「初詣」といいます。またコマ遊びや羽根つきを正月遊びといいます。お家でもお父さんやお母さんと楽しんでみてね。」
乳児より詳しく説明したり、用語をだしました。
幼児だと実際に年明けの園でのお散歩でお参りにいき、その場で初詣の説明をしてもいいですね。
過ごし方
実際にお正月遊びのコマや凧などを子ども達と制作をして遊んでみてもいいですね。
幼児では紙にどんなことをするかを書いてもらい、その紙を並べて道を作り双六(すごろく)をして遊ぶと、盛り上がりますよ。
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