はなうたってだーれ?
保育士歴10数年、現在は小規模保育園勤務。子どもも先生たちも笑顔でいられる環境をつくる!をモットーに日々過ごしています。
それでは、今週のコラムをお楽しみください♪
=====
こんにちは、はなうたです。
全国で荒れた天気が続きますね。大きな災害が起こらないことを願うばかりです。
さて先日、園児のママからこんなお話しがありました。「パパが今日の朝対応してくれた先生が話しかけてくれなかったって気にしてたんです。」と。
え?!とびっくり。基本的に私が働く園の先生たちはみんな元気が良いんです。声が大きくておしゃべり好き。話しかけないなんてことあるかなぁ?と疑問に思いながらも、嫌な思いをさせてしまったことを謝罪しました。
その後すぐ先程のママから電話がありました。「はなうた先生、さっきの話なんですが…話しかけられなかったというより、娘の話をもっと聞きたかったみたいなんです。(笑)」と。ああ、なるほど!と納得しました。
仕事でお迎えには来られないパパ。きっとママから「今日はこんなことがあったって先生が言ってたよー。」なんて話しを日々聞いていたのでしょう。それなのにいざ自分が朝、保育園に送迎した時に先生たちから話しが無かったら、それは寂しい気分になりますよね。
保育士サイドの想いとしては、朝は出勤前で急いでいるだろうとの配慮のつもりで最低限の言葉がけにしていました。
笑顔で元気よく挨拶、体調の変化はないかを確認、そして「お預かりします。行ってらっしゃい!」以上。その時の状況に応じて世間話はしますが、基本的にはそんな感じです。
それは大半の保護者にとっては間違いではなかったかもしれません。でも朝しか保育士と関わることができない保護者の方にはもう少し配慮が必要だったんだと反省しました。
保護者の方々にとって、保育士は家族以外の数少ない“子育ての協同者”かもしれません。だとしたらお子さんのエピソードを沢山聞きたいだろうし、聞いてほしい悩みがあるかもしれない。それはママもパパも同じです。
それに、仕事に行く前に「〇〇ちゃんこないだこんなことがあって。とっても可愛かったんですよー!」なんて話しを聞けたら、きっと1日頑張れるはず。
朝の短い時間の中にほんの少しの世間話を。私も心掛けていきたいなと思わせてくれたエピソードでした。
ちなみにその話をしてくれたママには「わかりました!みんなにもその事を話して、これからはたっくさんパパにも話し掛けちゃいますね!」とお答えしました。
パパがこんなことを言っていた、というちょっとした疑問や不安を話してくれたことも嬉しいこと。
これからも周りの人たちの声に耳を傾けて、自分たちの行動をアップデートしていきたいです。
先週のコラムはこちらからどうぞ♪
-
熱中症に注意!“暑さ指数”を活用しよう【はなうたの週間保育士コラム】
続きを見る
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
明日も笑顔あふれる1日になりますように☆
来週も、よろしくお願いします!
コラム一覧
はなうたのほっこりツイート
コラム更新のお知らせをLINEで受け取る!