経験5年で「園長やらない?」と言われたら【はなうたの週間保育士コラム】

はなうたってだーれ?

保育士歴10数年、現在は小規模保育園勤務。子どもも先生たちも笑顔でいられる環境をつくる!をモットーに日々過ごしています。

それでは、今週のコラムをお楽しみください♪

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こんにちは、はなうたです。

私が勤めている保育園は、現在、園長の先生が育休中です。不在の間、周りの先生たちから、園長の先生について色んな噂話が耳に入ってきます。

私は4月から勤め始めた為、園長の先生と仕事をした期間は約1ヶ月ほどでした。しかし、園見学の時に色んな話をしてくれたのです。若くして園長になったことによる苦悩、辞めたいと思うこともあったけど、周りの先生たちが支えてくれたからやってこれたことなど。

実は私は以前に短い期間ですが園長をしていたことがあります。なので、その先生の話しにとても共感し、“この先生の力になりたい”と感じ、入社したのを思い出しました。

現在、0歳児から2歳児の保育の需要が増えていることに伴い、小規模保育園が次々と増えています。その弊害として、人手不足のため、経験年数が少ない若手の保育士に園長の打診が来ることがある、ということが少なくありません。

実際私も過去に務めていた保育園で、保育士の経験年数が5年程でしたが入社2,3年目で「新園の園長をしないか?」と打診されました。その時の私は、当時の園長先生のやり方や考え方についていけず、悩んでばかりでした。そんな時に新設園の園長の話を受け、園長になれば自分のやりたい保育ができるのではないか!という期待を抱き、園長になる決意をしました。

しかし、やる気と熱意だけでは乗り越えられなかった園長の仕事。今後なるかもしれない方々に向けて、私が感じた“園長になると決めたら大切にするべきこと”をお伝えさせていただこうと思います。

園長になろうと思う人はきっと、色んな思いや理想を持っていることと思います。しかし、最初から全てを叶えようとすると必ずどこかで無理が生じます。自分を犠牲にしたり、周りの人たちを巻き込んでしまうことも考えられるので、完璧を求めないことをオススメします。

そして、何かあったら自分の責任だと、すべてを背負い込むのは良くありません。責任感はとても大切ですが、少し肩の力を抜いて、周りの人にも負担にならない程度に仕事を振っていきましょう。周りの先生を信じて仕事を任せられることこそ、リーダーの器なのかなと思います。

そして一番大切なこと。一生懸命やってみて、心や体に支障をきたしそうだと感じたら迷わず“辞める勇気”をもつことです。

園長が年度の途中で辞めるなんて有り得ない!確かにそうかもしれません。ですが、どんな立場であっても、あなた自身の心と体が1番大切なことに変わりはありません。園長としてのあなたの代わりはいますが、あなたの人生の代わりはいませんから。

園長になるという選択肢、実は意外と身近にあるのかもしれません。あなたなら、どんなリーダーになりたいですか?

※実際に私が勤めていたのは小規模保育園だったため、正式名称は『施設長』でしたが、わかりやすさの観点から本記事では『園長』で統一しています。

先週のコラムはこちらからどうぞ♪

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

明日も笑顔あふれる1日になりますように☆

来週も、よろしくお願いします!

 

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