はなうたってだーれ?
保育士歴10数年、現在は小規模保育園勤務。子どもも先生たちも笑顔でいられる環境をつくる!をモットーに日々過ごしています。
それでは、今週のコラムをお楽しみください♪
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こんにちは、はなうたです。
先日、保育園で夏祭りを行いました。夏祭りと言っても、保護者を呼ぶ訳ではなく子どもと保育士だけの、“お祭りの雰囲気を味わうゴッコ遊び”のような行事です。
事前に子どもたちと屋台屋さんに並べるたこ焼きやチョコバナナなどの製作をしておきます。「これなぁに?」「美味しそうだね」と、製作を通して夏祭りへの期待が高まっていく子どもたち。
私たち保育士はお昼寝の時間を使って、金魚すくいやスタンプラリーの準備を進めました。「こうしたら楽しそうだね!」と、夏祭りをもっと楽しくしようと保育士同士の話も盛り上がります。
そして保護者の方には事前に、甚平を持っている場合は持参してもらうよう声掛けをしました。そして当日、ほぼ全員が甚平を持ってきてくれました。なんと中には「持っていないので買ってきました!」と言って持ってきてくれる方も複数人いたんです。コロナ禍で気軽に出掛たり、お祭りに参加できない分、子どもたちに夏祭りを存分に楽しんでほしいと願う保護者の方々のあたたかい想いを感じた瞬間でした。
祭り囃子をBGMに、ハッピを着た保育士や可愛い甚平を着ている子どもたち。いつもとはちょっと違う雰囲気に、朝からすでにみんながわくわく顔です。
まずはスイカ割り!大きな丸いスイカを見て目をまんまるくしている子。「大きいね!」「スイカ食べたいね!」と思い思いにお話をする子と反応は様々です。0歳児さんから1人ずつ、棒を持ってスイカを叩きます。「頑張れ!」と応援したり、パチパチと拍手をして応援する子どもたち。割れた時は大歓声で大盛り上がりでした。
そして次は屋台屋さんゴッコ。首からスタンプラリーのカードをぶら下げて、たこ焼き屋さんや金魚すくいのお店を周ります。夢中で手作り金魚をポイですくったり、「たこ焼き、ください!」とお買い物ゴッコを楽しんだり。お買い物が終わった後に買った物を広げて、お友だちと一緒に食べる真似をする姿がなんとも微笑ましくて、私も顔がにやけてしまったほど、とても楽しく愛しい時間でした。
最後はみんなが大好きな曲を流して盆踊り。元気いっぱいに踊って夏祭りを締めくくりました。
不要不急の外出自粛が続き、大きな行事が出来なかったり、イベントごとも減ってしまっていますよね。そんな世の中ですが、子どもたちは“今”を精一杯生きています。そんな大切な子どもたちに、少しでも多く楽しい経験をしてもらいたい。そのために私たちにできることは何か。そんなことをこれからも追求していきたいと感じた出来事でした。
先週のコラムはこちらからどうぞ♪
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職場の“小さな違和感”に向き合おう【はなうたの週間保育士コラム】
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
明日も笑顔あふれる1日になりますように☆
来週も、よろしくお願いします!
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