こんにちは、うしさんくまさん(保育士&社会人歴のべ24年)です。
昔、保育士をしていた。一度現場を離れたけれど、また仕事をしたくなってきた!あれ?保育に戻るか?別の仕事をしようか?どうしよう…。という悩めるあなたとベストの選択を一緒に考えます。そして私は【保育園に戻る】をオススメします。その理由もどうぞ。
確認|結婚は?子どもは?
最初に確認です。
この記事を読んでくれているあなたは、一度仕事(保育士)を辞めていますね。
現在は結婚していますか?また、子どもはいますか?
直接面接で聞いたら、セクハラ扱いされてしまいそうな質問ですね^^;
でも、とても重要な事なので、ここはハッキリとさせておく必要があります。
子どもがいると、一般企業は厳しい
- 結婚している
- 子どもがいる
- 一般企業で働きたい
このように考えていたら、残念なのですが…。
子どもがいて、事務職が未経験だったりすると、その会社に採用される可能性はかなり低いです。
やっぱり子どもって、すぐに体調を崩したりするので、仕事も休みがちになります。
前から働いていた会社であれば、経験もあるし、新たに仕事を教える必要もないので「それでもいいから戻ってきて!」となります。
でも、そもそも仕事ができるかもわからない、そして結婚して子どもがいたらいつ休むかもわからない。更に言えば妊娠して育休を取ることになるかもしれない。
そういう人材を積極的に採用したい!とはなかなか思わない…。というのが悲しい現実、企業の本音なんです。
ですから、結婚していて、子どもがいる。この段階で転職(復職、復帰)先は保育園に絞っていくことをオススメします。
そのほうが話が早い=早く転職ができるからです。
※どうしても異業種にこだわる人は下にいって【やっぱり、異業種に挑戦!】をお読みください。
我が子を見たことで、余裕が生まれる
上で書いたのは「一般企業が難しいから保育園にしよう」というネガティブな話でした。
でも、実はもっとポジティブな理由でも保育園をオススメしたいんです。むしろ、こっちの理由が大きいです。
それは我が子を育てている分、保育に余裕が生まれるということ。
やっぱり私自身も感じているんですけど、子どもと生活を共にすると、保育園で仕事をしていたときにはわからなかったことが沢山見えてきますよね。
「保育園と家庭、姿が全然違うって聞いてたけど、こんなに!?」とか「保育園に預けると子どもの成長の大部分を見ることが出来るんだ!」とか。
保育園で先生をしていたときには大変だと思っていたことも、我が子とガッツリ付き合っていく中で、大したことないと思えるようになったり。
そういう「子育てスキル」が当たり前のようにグングン伸びています。これは今までとは比べ物にならないほど成長しているところ。
しかも、それは対子どもだけではありません。
保護者に対しても効いてきます。
今までは「新米の先生?頼りないわねー」なんて言われていたのが「先生も子どもがいるなら、安心して任せられるわね」となります。
それは実際に保育のレベルが上がった面もあれば、「子どもがいる」という肩書が保護者に安心も与えることもあります。
もうわかりますよね。我が子がいるということは、保育をする上ではプラスになることばかりなのです。
正職員(正社員)として働ける
これは全ての園ではないですが、保育園では我が子がいても正職員、正社員として採用します!というところが結構あります。
特に今は人手不足、保育士不足が深刻です。
正職員として働くことができれば、ボーナスが出ます。
確かに保育士の年収はOLなどに比べると安くなりがち。
でも、ボーナスが出るとなればOLには届かなくとも、近所のスーパーでレジ打ちするよりは圧倒的に稼げます。
保育士のほうが給料が良いよ!という話はあまり表に出てこないですが、ただのパートに比べればやっぱり専門職だけあって給与は期待できますよ。
保育アレルギーはその保育園だけでは?
「そんなこと言われても、もう保育は嫌になっちゃった!やりたくない!」という声もあるかもしれません。
でも、それって本当に保育が嫌になったんですか?子どもが嫌いになったんですか?
多分、違いますよ。
今まで勤めていた保育園が辛かった。それは保護者が理由かもしれないし、先輩や主任、園長が理由かもしれません。保育方針が合わなかったのかもしれません。
理由はここではわかりません。
でも、保育が嫌になったのではなく、勤めていた保育園が合わなかった。それだけではないですか?
だったら、そこを整理して、自分に合う保育園を探しましょうよ。
保育士の転職サイトに登録
保育士として転職(復職、再就職)しよう!と思ったら。
保育士の転職サイトに登録してみてください。
おそらく、学校を卒業するときに学校に紹介された学校にそのまま採用された。という人が多いのではないでしょうか。
今は、転職サイトを通じて転職するのが一般的になっています。
【2018年】保育士求人・転職サイトおすすめランキング【1位は保育士バンク】
やっぱり、異業種に挑戦!
子どもがいたら一般企業は厳しい!?それでも私は一般企業に入りたいんだ!
…そうですか。ということであれば、どんな可能性があるかを冷静に見ていきましょう。
狙いは事務職のアルバイト
上でも書いたように、今まで働いていた人であれば、人となりもわかるので「子どもが生まれても、戻ってきてよ!」と言われることは多いです。
でも、見ず知らずの人で、子どもがいて、いつ仕事を休むかわからない人を、いきなり正社員として雇うのは厳しい。
そこで狙うは「アルバイト」です。
それもただのアルバイトではなく、ゆくゆくは正社員として採用しますよ。という契約社員的な仕事を狙っていきます。
こういう仕事であれば、特に子どもが小さいうちは契約社員として働き、熱が出てしまった時には仕事を休み、落ち着いたところで正社員にしてもらうということが可能です。
パソコン(タイピング)|必須スキル
一般企業に入るにあたり、気になるのはパソコンスキルですね。
保育園にいると気がつきませんが、今の時代は本当に何をするにもパソコンを使って仕事をしていきます。
一人一台のパソコンがあることが当たり前です。
保育園では考えられませんけど^^;
というわけで、やっぱりパソコンのスキルはあるに越したことはありません。
特に重要なのは、WordやExcelが使いこなせる!ということよりも、タッチタイピング(ブラインドタッチ)ができること。
それぞれのソフトの使い方は、入ってから覚えれば十分です。
経理に配属されたらExcelを使うことはあるかもしれませんが、そもそも専用の会計ソフトを使うことになったら、WordやExcelの知識は不要です。
でも、どんな入力作業をするにしても、キーボードを目で追わないでもカタカタ文字が打てる。このスキルは絶対に必要です。
むしろこれができれば、どんなソフトでも対応できます。
というわけで、とにかく文字を打つ練習をしましょう。
腕試しレベルチェック - インターネットでタイピング練習 イータイピング | e-typing ローマ字タイピング
このサイトは有名なタイピングの練習サイト。ここでひたすら練習してください。
それなりのスピードになったら面接などでも自身を持って「タイピングは得意です!」といえます。
それだけできれば企業も安心してパソコンが大丈夫な人と判断してくれます。
その他のスキル|本当に必要?
その他にも、必要なスキルが有れば、必要ならば身につけるようにしましょう。
ただし!本当にそこまでやる必要があるのか、よく考えてください。
例えば、どうしても「社労士として働きたい!」ということであれば社労士の資格を勉強する必要があります。
でも、何か特別な仕事に対して意欲がありますか?
「保育は嫌だし、一般企業で働いてみたいなー」くらいの気持ちであれば(この気持は否定しません)、そのために資格を取る!というのは本末転倒です。
厳しいこといいますけど、例えば医療事務。
最低限のパソコンスキル(タイピング)さえできれば、あとは職場で覚えていけば十分。
むしろ、保育士で培った対保護者(いわばお客さん)とのコミュニケーションスキル、保育士同士でのチームプレー、これらが優れています!ってことを転職先ではアピールして、そこを評価してくれる会社を探したほうが早いです。
一般企業の転職サイトに登録
どんな一般企業を狙っていけばいいかは分かってきたと思います。
でも、ではどこからはじめていいか?ここに悩んでしまいますよね。
そこで利用したいのが、リクナビネクストです。
これはいわば求人情報の総合サイト。
ここに載っている会社には自由に応募することが出来ますから、自分の条件に合うところに積極的に応募してみてください。
まとめ|保育士に戻るのがスムーズ
- 一度退職した保育士は、保育の現場に戻るのがベスト
- 我が子を育てたことで子育てスキルが向上している
- 保護者からの信頼も獲得しやすい
- いきなり正社員スタートも可能
- 保育園が嫌になったのは、自分の勤めていた園が合わなかっただけではないか?考えてみよう
- 保育士向けの転職サイトを上手く活用しよう
- 一般企業に勤めたいなら、まずはアルバイトスタートを狙う
- とりあえず、タイピングスキルを向上させよう
- どうしても働きたい職種がある場合を除いて、別途資格を取る必要はない
- 転職するときはリクナビネクストを利用する
保育士として働く場合、働かない場合、それぞれ書いていきました。
繰り返しですが、できれば保育士として働いたほうがやりやすいと感じる機会は多いと思います。
保育士である自分、親である自分、その相乗効果は狙っていくことが出来るからです。
また、当然ながら保育園のほうが子どもがいること(=風邪を引いて、休みがちなこと)にも理解をしてくれる場合が多いです。
このあたりも踏まえた上で、是非、元保育士の転職活動を成功させてください!
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