こんにちは、ほいくのおまもりです。
今回の相談者からのお悩みは、『新卒で研修期間中、自分が保育士に向いているのかわからずやめたいです…』というご相談。
回答者のほいくのおまもりは『「保育士に向いていないのでは」という悩みの返事につきましては、「そんなことはありませんよ」』とアドバイス。
どうぞ、御覧ください。
保育士お悩み相談(LINE)
細かく指導して下さったり、子どもとの関わり方、保育士同士の関わり方も良く、この園でよかったなと思っています。
しかし、ちゃんと保育士として働くことができるのか不安で、心のどこかに「辞めたい」という気持ちがあります。
私の勘違いかも知れませんが、保育実習の時に実習生いじめがありました。
研修をしていると、実習の時の記憶がよみがえり、すごく怖いです。
自分の気持ち、意見を言葉にする事が苦手
文書を書くことが苦手
元々、扁桃腺が大きく風邪を引きやすい
ということもあり、私は保育士に向いていないのだと思うこともあります。
他の保育士の目も気にしてしまいます。
こんな私が保育士として働けるのか不安でいっぱいです。
初めて働く時はわくわくする気持ち、ドキドキする気持ち、そして不安になる気持ち…色々な気持ちが入り混じると思います。
こまりんさんの場合は不安な気持ちが大きいのですね。
一点お伺いしてもよろしいでしょうか。
保育実習で実習生いじめがあったとのことですが、こまりんさんご自身が経験されたとのことでよろしいでしょうか。
また、実習園と勤務先の園は同じでしょうか?
思い出すとお辛いでしょうから、細かいエピソードはお話しされなくて大丈夫ですよ。
自分が考えすぎなのかも知れません。
保育園は特色やタイプなど、園によって本当に様々です。
人間関係も風通しの良いところもあれば、ギスギスした園もあります。
実習先の園では辛い思いをされたのですね。
「勘違いかもしれない」とのことですが、その場でこまりんさんが悲しい思いをされたことは事実です。
教える側の保育士は、これから保育士になろうと夢を膨らませている方々に、個人的な感情をぶつけることで夢をしぼませるような対応があってはいけません。
実習生が「保育士」となれるよう、保育の観点においてアドバイスをする役割のはずですから。
先程もお伝えしたように、全ての園がこのような辛い対応をする園ばかりではありませんよ。
あたたかみのある、穏やかな対応をされる保育士も沢山いらっしゃいます。
今はまだお辛いでしょうが、「たまたま実習園には辛い対応をする保育士がいたんだな」と少しづつと気持ちを切り替えていけると良いかもしれませんね。
保育士といえども、人間です。
ここは得意だけど、ここは苦手、ということは誰しもあります。
「ご自身の気持ち、意見を言葉にする事が苦手」とのことですが、目の前にいる子供達にどのように導いていけば良いのか、ご自身の目指す保育はどのようなものか、しっかりとした気持ちを持っていれば、必ず相手に伝わると思いますよ。
いきなり先輩保育士のように流暢に話すことを目標とするとハードルがうんと高くなってしまいますから、まずはゆっくりでも一つ一つの言葉を丁寧に伝えることを心がければ良いのではないでしょうか。
文書については、最初は時間がかかることもあるかもしれません。
ただ、経験を重ねていけば徐々に慣れてくるかと思いますので、必要以上に心配されなくても良いかと思いますよ。
ご自身の体質については、マスクや手洗い・うがいなど、予防できるところは出来るだけ試みると良いですね。
でも、あくまでも体質なのですから、風邪を引いたとしてもどうかご自身を責めないでくださいね。
こまりんさんの「保育士に向いていないのでは」という悩みの返事につきましては、「そんなことはありませんよ」。
こまりんさんはこれから保育士として働くのですから、まだスタートラインに立っていらっしゃいませんね。
確かに大変なこと、時には悩むこともあるかもしれませんが、楽しいこと、嬉しいこと、「保育士をやってよかった!」と思うことも沢山あります。
是非色々な経験を沢山積んで、保育士として成長して頂けたら、と思います。
現在研修を受けていらっしゃる園は居心地の良さそうな環境に見受けられます。
こまりんさんが「この園でよかったな」と思うお気持ちを信じて、まずは頑張ってみてはいかがでしょうか。
もし不安なことがありましたらいつでも伺いますので、お気軽にいらして下さいね。
また、勤め始めて「楽しい!」というお話しも是非お待ちしています。
当サイトの記事で、こまりんさんのお気持ちに少しでも寄り添えるのではないかと思う内容のものがありましたのでご紹介いたしますね。
参考になれば幸いです。
研修が始まって1週間ほど経ちました。
まだ不安は沢山ありますが、少しずつ仕事にも慣れてきたと思います。
朝、出勤するまではまだ「行きたくないな」「嫌だな」という気持ちはありますが、「こまりん先生おはよう」と声をかけてくれたり、「一緒に遊ぼう」と言ってくれたり、子どもたちと関わっていると楽しいと思うようになりました。
他の先生方も「私も1年目は何も出来なかったし、泣いてばっかりだったし、大丈夫だよ」と言ってくださる方もいて、少し安心しました(笑)
まだ保育士としてちゃんと働くことができるのか不安ですが、頑張ろうと思います。
ありがとうございました。
その後のお話しを聞かせて下さいましてありがとうございます。
少しづつ仕事に慣れてきたのことで、ほっと安心しております。
先生方もこまりんさんの不安をあたたかく受け入れて下さる様子が伝わってきます。
子供達もこまりんさんと遊べることを楽しみにしているようですね。
これからまだまだ沢山の「楽しいこと」や「嬉しいこと」があるでしょう。
その中には保育士だからこそ経験できる喜びもあると思います。
こまりんさんが「保育士になって良かった!」と思える経験を沢山積めることを願っております。
頑張って下さいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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