保育士面接に使える|最近の保育ニュース【2022年9月版】

2022年9月30日

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保育士面接に使える|最近の保育ニュース【2024年3月版】

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こんにちは、ほいくのおまもりです。

2022年9月の気になる保育士・保育園のニュースをまとめました。

面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考にしてください。

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再び起きた悲劇 幼稚園バス置き去り事故

「取り残された人いないか確認せず」またも幼稚園バスで悲劇…取り残された3歳女児“熱中症”で死亡…園長も同乗していたのに一体なぜ?(中略)

バス内園児死亡の幼稚園、出欠管理システムでは「登園」…園側「十分確認せずにバスを施錠」

(社説)園児バス放置死 悲劇なぜ繰り返された

3歳の女の子が幼稚園の送迎バスの中で倒れているのが見つかった。女の子はその後死亡した。死亡が確認されたのは、静岡・牧之原市に住む3歳の女の子。バスには園長と派遣職員の女性も同乗していた。静岡市消防局によると、女の子は9月5日午後2時10分ごろ、牧之原市の私立川崎幼稚園のバスの中で見つかった。園児の帰りの出発の準備をしていたところ、バスの中にいたという。この女の子は、川崎幼稚園に通う園児で、発見された時は意識不明の状態だったという。牧之原市の5日の最高気温は29.5度だった。女の子は救急搬送されたが、午後3時34分、搬送先の病院で死亡が確認された。死因は熱中症とみられている。

福岡県の園バス置き去り事故から約1年・・・。またも同じ事故が起きてしまいました。今回は、大人が2名添乗していたのにも関わらず見落としてしまったようです。

少しの気の緩みから、取り返しのつかない事故が起きてしまいます。このような事故は、決して他人事ではありません。

自分の園の安全対策や、送迎マニュアル等を改めて見直していく必要がありますね。

 

★面接で使うなら!

「取り残されてしまった子のことを思うと、本当にやりきれない思いです。何度も同じような事故が起きてしまうということは、決して他人事ではなく、自分の園でも起こりうることなのだと思います。点検をするときも、一人で行うのではなく、二重でチェックをしたり、園児の出欠の報告の仕方を考えるなど、安全対策について園の職員全員でしっかりと話し合い、全員が同じ対応が出来るように、気を引き締めていくことが大切だと思いました。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

自分の園では何ができるかをしっかり考えることが出来る、頼れる人だという印象を持たれると思います。

 

車内から子どもの命を守るために 

バスに安全装置義務化を 保育団体、小倉担当相に(リンク切れ)

通園バス園児死亡 新潟の保育園で安全守る対策強化の動き(リンク切れ)

車内放置から子どもの命守るために 保育園児がクラクション訓練「腕で押すのが難しければ足やおしりでも」鹿児島(リンク切れ)

「これ以上何をすれば」戸惑う保育施設も バスに“園児置き去り”防ぐ最新機器に関心高まる【広島発】(リンク切れ)

小倉将信こども政策担当相は14日、保育所や認定こども園の団体関係者らと東京都内で面会した。静岡県牧之原市の認定こども園で女児(3)が通園バスに置き去りにされて死亡した事件に関し、全国小規模保育協議会の駒崎弘樹理事は、バスで園児を見落とさないようにするため、ブザーなど安全装置の設置義務化を求めた。

相次ぐ園バス置き去り事故を受けて、全国的に安全対策が見直されています。

全国小規模保育協議会の駒崎弘樹理事は、「ヒューマンエラーはゼロにできない。精神論で片付けてはいけない」と述べています。

確かに、どれだけ気を付けていても何かの拍子に事故に繋がることがあります。

安全装置や、センサーの設置など、保護者に『目に見える安心』を提供することが今後必須になってくるのではないでしょうか。

 

★面接で使うなら!

「野崎理事の、『ヒューマンエラーはゼロにできない。精神論で片づけてはいけない』という言葉にハッとさせられました。言葉でいくら『気を付けよう』と言っていても、ミスが起きることもあります。保護者にとっては、『どのような安全対策が取られているか』を具体的に表示しなければ、本当の意味で安心してもらえないと気が付きました。安全装置の設置や、クラクション訓練など、自分の園で出来ることを具体的に話し合って実行していく必要があると思いました。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

保護者の目線に立ち、安心してもらえるにはどうしたら良いのか具体案を考えることが出来る人だという印象を持たれると思います。

 

未来の保育士を!学生と子どもとの交流 続々再開の兆し

進路を絞れない高校生が保育士の仕事を1週間体験してみた「保育園の大切さ、実感」

保育士目指す学生と子どもが交流 コロナ禍で3年ぶりに対面で開催 岡山

保育士の魅力を知って! 高校で出前授業 子どもに人気の遊びを体験 香川・丸亀市

岡山市の短期大学で、保育士などを目指す学生と就園前の子どもたちが交流を深めました。岡山市の就実短期大学で開かれた「就実やんちゃキッズ」です。13日は岡山市などから事前に予約した親子連れ8組が参加しました。新型コロナの影響で、2021年と一昨年はYouTubeで手遊びの動画を公開するにとどまりましたが、2022年は3年ぶりに対面での開催となりました。この催しを企画したのは、就実短期大学の幼児教育学科の1年生25人です。音楽や図工といった、学生のこれまでの学びを生かした内容です。

コロナ禍で、なかなか学生と子どもたちとの交流が難しかった昨今。

第7波がようやく落ち着いていて、少しずつコロナ以前の社会を取り戻しつつありますね。

中学校や高校の授業の一環の職場体験や、保育学生の実習やイベントが少しずつ再開されてきているそうです。

子どもたちと実際に触れ合い、保育の楽しさを知ってもらうことで『未来の保育士』を目指す学生がたくさん出てくると良いですね。

 

★面接で使うなら!

「学生と子どもたちの交流が再開されてきているというニュースを見て、とても嬉しい気持ちになりました。私自身も、学生の時の交流授業で保育士になりたいという気持ちが更に強くなったことを思い出します。子どもたちにとっても、様々な人との交流は心の成長にも繋がりますし、社会性が育まれると思います。交流体験を通して、保育士を目指す学生が増えていくと良いなと思いました。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

自分の実体験を交えつつ、子どもたちにとってのメリットも考え、交流の意味をしっかりと理解している人だという印象を持たれると思います。

 

保護者の負担軽減 おむつのサブスク、試験導入広がる

賛否はあれど「登園準備のストレスを軽減したい!」 “荷物のいらない”認可保育園の挑戦(リンク切れ)

紙おむつのサブスク導入、軽くなる負担 村山の公立保育施設始める(リンク切れ)

保育園でおむつのサブスク 足立区で試験導入へ(リンク切れ)

村山市の公立保育施設で、紙おむつを持たせる必要がなく使い放題のサブスクリプション(定額制)サービスが始まった。全国的に広まりつつあるが、県内では珍しい取り組み。登園準備が楽になったといった声が保護者から上がっている。

以前から話題になっている『おむつのサブスク』。保護者の負担軽減のため、全国的に少しずつ広がってきているようです。

また、おむつだけではなく、食事用エプロンやお昼寝用の布団、着替えなども準備の必要が無い認可保育園も存在するようです。

保育士にとっても、誰のものか確認したり、仕分けをする負担は軽減されますよね。

賛否両論あるようですが、今後、『荷物のいらない保育園』は、広がりを見せていくのでしょうか?

 

★面接で使うなら!

「おむつのサブスクが試験的に導入されている園が増えてきているというニュースを見て、とても驚きました。このシステムが、近い将来全国的に広がっていくと、保護者にとっては負担軽減となり良いことなのかと思います。また、便によって体調の変化などを伝えていた園もあると思うので、一人ひとりの子どもの体調をメモして把握するなどの対応は必要だと思います。おむつや持ち物の面で、将来的に保育園の体制も少しずつ変わってくるのかなと思いました。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

新しい取り組みに対して否定的な見方をせず、良い面と課題を考えつつも前向きに保育に向かうことが出来る柔軟な人だという印象を持たれると思います。

 

待機児童減少 保育園は徐々に『預ける』から『選ぶ』時代へ

認可保育園、進む定員割れ 札幌1366人 少子化の中、市は施設拡充 なお潜在的待機児童も(リンク切れ)

県内の待機児童はゼロに 県“保育機能の維持に務めたい”(リンク切れ)

保育園、預けるだけじゃない 待機児童減が促す差異化

保育園を探す「保活」の状況が変化している。2017年に約2万6000人いた待機児童は22年には約3000人に減少し、定員割れの保育園も出てきた。保護者が「まずは預かってくれるところを」と探す時代から、「質を見極めたい」と選ぶ時代になってきた。保育各社も教育などを打ち出し、差異化を推進。私立幼稚園のようなブランド化が進もうとしている。

先月のニュースでも取り上げましたが、待機児童の数はやはり全国的に減少傾向にあるようです。

人数を募集しているのに、入園する子がいない・・・という園も少なくないんだとか。

保育園の数>子どもの数 になってきているため、当然保護者も保育園を比べるようになってきています。

『安全管理は徹底しているか』『保育時間は長いか』『教育プログラムはあるか』など、園の保育方針が見られる時代です。

自分の園の『強み』は何なのかをしっかりと把握しておく必要があるかもしれません。

 

★面接で使うなら!

「幼稚園では、もともと教育プログラムや行事などの特色で元々差別化をはかっていたと思いますが、これから保育園も同じようになっていくのかもしれないと思うと、とても驚きました。特に都市部は、近隣に保育園が何園もある時代です。大切なお子様を預ける保護者にとって、保育の質や職員の質も重要視することは当たり前だと思います。子どもたち一人ひとりに丁寧に向き合い、保護者にとって安心できる保育士でいられるように日々成長していきたいと思いました。」

このように伝えてみてはいかがでしょうか。

時代の流れを察知し、保護者の思いを汲み取りつつ、自分自身の保育の質を上げていこうと考えることが出来る頼れる人だという印象を持たれると思います。

 

まとめ

2022年9月時点の動きです。

面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考になれば嬉しいです。

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ほいくのおまもり

サイト管理人夫婦の夫の方。保育士を3年勤めた後、営業や経理、自営業など幅広い仕事をして社会人14年目。異色な人生経験を少しでも役立てたいと思いから、2016年4月にこのサイト立ち上げました。3児の父でミニマリストの読書好きです。好きな言葉はLess is more.

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