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こんにちは、ほいくのおまもりです。
2024年7月の気になる保育士・保育園のニュースをまとめました。
面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考にしてください。
もくじ
プール遊びから水遊びへ移行している園が増加中?
プール活動をしない保育園が増えている?保育園の水遊びの考え方
6月の終わりころから今年も暑くなりはじめ、梅雨はいったいどこへやら……という猛暑日が続いていますね。
夏と言えば水遊び、プールのイメージが強いですが、皆さんのお子さんの園では水遊びを行っていますか?
こんなに暑いのに水遊びをしないの?と不思議がられることもあるのですが、水遊びを行うにあたって保育園側も様々な対策を行っています。
夏と言えば、プール遊びのイメージがありますが、実は2020年のコロナウィルス感染症を通して、保育園の水遊びも大きく変わっているようです。
それまで大きなプールで遊んでいた活動も、プールという狭い空間で密集することや、着替えといった観点から中止になり、多くの園がプールに入らず水遊びのみという方針に切り替えられています。
みなさんの園では、プール遊びと水遊び、どちらを行っていますか?
★面接で使うなら!
「子どもは、水深数cmでも溺れると言います。プール遊び自体も、着替え・見守り・片付け等遊ぶだけではなく準備が必要だったり、予期せぬアクシデントがあったりするものです。年々気温も上昇してきて、水に触れさせたいという思いがあるものの、人員不足などが要因でなかなかプール遊びができない場合もあると思うので、気軽に遊べる水遊びは夏の遊びの一つの手段ではないかと思いました。”水に親しむ”という目的であれば、プールにこだわるのではなく、各園で安全に遊べる方法をチョイスすることが、大切なことではないかと思いました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
実際に保育をしている立場からのリアルな目線を、わかりやすく言葉で伝えることができる人だという印象を持たれると思います。
福岡市の保育園でノロウイルス発生
福岡市の保育園でノロウイルス 園児らに嘔吐などの症状(リンク切れ)
福岡市は25日、福岡市中央区の保育園で感染性胃腸炎の集団感染が確認されたと発表しました。 重症者はいないということです。
この保育園では、今月18日から25日までの1週間の間に園児9人と職員1人の計10人が嘔吐と下痢の症状を訴えていて、そのうちの1人が医療機関を受診したところノロウイルスが検出されたということです。
原因は特定されていないとのことですが、いつ・どこで発生するか分からない集団感染。
手洗い、うがい、換気など基本的な対策を今一度徹底していく必要がありますね。
★面接で使うなら!
「今年の夏は、コロナウイルスの感染も全国的に蔓延しているといいます。ノロウイルスだけではなく、アデノウイルスや手足口病などの夏の流行り病も多くあります。夏は、夏祭りやお楽しみ会など行事も多く人の出入りもあるので、蔓延させないように園内でも、感染対策を再度徹底していかなければならないと思いました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
子どもの感染症についてしっかりと把握し、危機感をもって対応できる冷静な人だという印象を持たれると思います。
予期せぬ自然災害への対応は考えられていますか?
保育園など複数の建物が水に囲まれ身動きが取れず 激しい雨で道路の冠水が相次ぐ【山形】(リンク切れ)
酒田市内では道路の冠水が相次ぎ、保育園や店舗など複数の建物が周囲を水に囲まれ、身動きが取れなくなっているということです。また、氾濫危険水位を超えている川もあり、今後の気象情報に注意が必要です。
東北の日本海側では記録的な大雨に見舞われ、山形県では5つの市と町で避難指示が出されていました。
今回の大雨では、パトカーが流され、警察官も亡くなり自然災害の恐ろしさと、やりきれない気持ちで胸が痛みます。
もしも、予期せぬ自然災害が保育時間中に発生した場合、あなたの園では対策や対応は考えられていますか?
★面接で使うなら!
「雨による災害は、一つの集落を孤立させるくらいの大きな被害があります。保育園の役目は、子どもの安全を守ること・安全を確保した上で保護者に引き渡すことだと思います。とはいえ、必ずその時に100%正しい判断が下せるとは限りません。災害に見舞われた場合の対応を、保育士同士で共有して終わるのではなく、保護者にもしっかりと伝わるようにしていかなければならないと思いました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
災害対応において、一番大切なことが『子どもと保護者の命を守ること』だということをしっかりと理解した上で、どのように行動すべきかを考えることができる人だという印象を持たれると思います。
保育園児の列に軽自動車が突っ込む事故
保育園児の列に軽自動車が突っ込む事故 園児4人・大人2人が搬送 交差点を右折する際に突っ込んだか 千葉・市原市
千葉県市原市の路上で、軽自動車が保育園児の列に突っ込む事故があり、園児を含めたあわせて6人が病院に搬送されました。
警察などによりますと、軽自動車が交差点を右折する際に横断歩道を渡っていた園児の列に突っ込んだということです。
この事故で、園児4人と大人2人のあわせて6人が病院に搬送されたましたが、6人はいずれも意識はあるということです。
数年に一度は起きる、園児の列に車が突っ込む事故。
今回は不幸中の幸いでしたが、明日は我が身の事故ですので、定期的に散歩コースの見直しなどの対策が必要ではないでしょうか。
★面接で使うなら!
「園児の列に車が突っ込む事故というのは、本当に恐ろしく、被害者の子どもたちや保育士のことを思うと本当に胸が痛みます。こちら側がいくら気をつけていても、車が向かってくるとどうしようもできない場合もあります。どのように対策していくべきか、今一度自分事として考えなければならないと思いました。散歩コースの車の交通量や、信号の有無、歩道の道幅など細かい部分の再チェックから始めていきたいと思いました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
保育の現場で働いていたら誰にでも起こり得る事故について、自分事として具体的に対策や見直しを考えることができる人だという印象を持たれると思います。
気温35度越え 保育士が熱中症で救急搬送
保育士が熱中症の疑いで救急搬送 園児をプールに入れたあと体調不良訴え
鳥取県内各地で35度を超える猛暑日となった22日、倉吉市内の保育園では、園児をプールに入れたあと、保育士の女性が熱中症の疑いで救急搬送されました。
熱中症の疑いで救急搬送されたのは保育士の女性で、鳥取中部ふるさと広域連合消防局によりますと、倉吉市内の保育園で勤務中、園児をプールに入れたあと体調不良を訴えたということです。
女性は頭痛、過呼吸、吐き気の症状があり、熱中症の疑いで救急搬送されましたが、軽症の模様だということです。
今年は35度越えが数日続くなど、全国的に異常な暑さですよね。
園児の熱中症対策はもちろん、保育士の熱中症対策も必須です。
★面接で使うなら!
「今年は、猛暑を通り越して酷暑日が全国的に続いています。危険な暑さだからこそ、子どもの体調管理には細かく気遣っていますが、保育士自身の体調管理についてはそこまで重点をおけていなかったのではないかと振り返りました。保育士の水分補給や、休息の時間の確保を、保育園全体で気にかけていかなければならないと思いました。」
このように伝えてみてはいかがでしょうか。
ニュースを通して自分自身を振り返り、どう対応していくかを俯瞰的に考えることができる人だという印象を持たれると思います。
まとめ
2024年7月時点の動きです。
面接への活用や、これからの保育の仕事、業界の動向を見通すための参考になれば嬉しいです。
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