保育園・幼稚園で使える行事の解説をまとめました。
昭和の日とは
4月29日は「昭和の日」です。
もともとは昭和天皇の誕生日だったのですが、昭和天皇が亡くなってから「みどりの日」になりました。
しかし2007年に“昭和“という時代を振り返って欲しい思いから4月29日は「昭和の日」と再度変更、「みどりの日」は5月4日に制定されました。
ちなみに昭和とは現在の令和(れいわ)の2つ前の元号です。
令和の1つ前の元号である平成は31年間続き、昭和は64年間も続いていました。
昭和は長い歴史があった時代だからこそ、振り返って欲しいという思いがあったのでしょうね。
成り立ち
1989年に昭和天皇が亡くなり、天皇が変わり年号が平成へ、天皇誕生日は4月29日から12月23日に変わりました。
ただ4月29日はゴールデンウィークを構成する1つの祝日のため国民の生活に影響を与えることを考えたため、4月29日は「自然に親しみを持ち豊かな心を育む」趣旨の祝日“みどりの日“が制定されたのです。
しかし2007年に昭和という時代を振り返って欲しい思いから、みどりの日は5月4日に移動し29日は「昭和の日」になりました。
子どもへの伝え方
乳児
まだ乳児さんには昭和など元号や天皇という言葉は難しいですね。
「昭和の日はみんなのおじいちゃんやおばあちゃんが生まれた時のことや、どんな遊びが好きだった、どんな食べ物が好きだったなどを思い出してねという日なんだよ」
とこのくらいの簡潔な説明であれば2歳児は理解しやすいですね。
ただ1歳児以下の乳児は難しいので無理に取り上げる必要はないかもしれません。
幼児
年号や天皇など難しいワードが出てくるので噛み砕きながら説明すると理解しやすいですよ。
例えば次のように説明してみましょう。
「4月29日は昭和の日です。みんな昭和って知ってる?いまは令和という時代です。その一個前のみんなが生まれた年は平成という時代、その前が昭和です。みんなのおじいちゃんやおばあちゃんが生まれた時代だよ。その昭和という時代、どんなことがあったかを思い出してね、という日です。なのでみんなのおじいちゃんやおばあちゃんに、今はこんな遊びが好きなんだけどおじいちゃんやおばあちゃんが子どもの頃はどんな遊びが好きだったの?とか昔に好きだったものなど聞いてみてもいいかもしれないね。」
このように昭和の時代はどんなことがあったのかは難しい話なので昭和の遊びなど、実際に子ども達がおじいちゃんやおばあちゃんに聞くことで昭和の日を楽しめるかもしれませんね。
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