保育園・幼稚園で使える行事の解説をまとめました。
水の日とは
8月は水の使用量が最も増える月です。
今は水に不自由することがありませんが、昔は渇水などで給水車が出動することもありました。
そのため、水資源の有限性や貴重さについて国民の関心をたかめるため、理解を深めるために毎年8月1日「水の日」と制定しました。
また8月1日から7日を「水の週間」としています。
成り立ち
水の需要は日本の生活水準の向上などで、増大してきています。
しかし水資源の開発は困難になってきており、渇水時には水不足が予想されています。
このような状況から平成26年7月1日に水循環法が施行され、8月1日は「国民の間に広く健全な水循環の重要性についての理解と関心を深めるようにするため、水の日を設ける」として水の日が誕生しました。
子ども達への伝え方
乳児
夏になると水遊びなど水に触れる機会が多くなります。
水道で手洗いするときに水で遊んでしまう子どもがいるくらいに、乳児はとくに水遊びが好きですね。
これらの水に触れることが多くなる時期の直前に説明してあげるといいです。
例えば
「みんなが、おててを洗うときや水遊びをする時に使うお水はたくさんあるけど、水をずっと使い続けるといつか無くなってしまうかもしれません。だからお水を使う時はおふざけしてずーっと使ったりしてていいかな?だめだよね。だからお水は大切に使いましょうね。」
このようにお水を大切に使うことを簡潔に伝えてあげると子ども達は理解しやすいですよ。
幼児
幼児には乳児より水の日がなんであるのかを伝えて、内容を掘り下げていってもいいですね。
「8月1日は水の日です。なんで水の日というと思うでしょうか。(子ども達の意見を聞く)ありがとう。正解は水を大切にしようね、という日のため水の日と言います。夏は園でお水遊びやプールでたくさんお水を使って遊ぶね。だから暑くなる夏はたくさんお水をつかいます。そのお水は無くならないものではありません。たくさん使い続けるといつかは無くなってしまうかもしれませんといわれています。それは園だけじゃなく、お家や公園のお水もなんだよ。だからこの先お水が無くならないように、たくさんお水を使う8月にお水を大切にしましょうね。と、みんなに知ってもらうために「お水の日」があるんだよ。だからみんなもお水を使う時はずっとお水を流したり、無駄遣いしないようにしましょうね。」
このように、なぜ、お水が大切なのかを伝えてあげると理解が深まりいいですよ。
乳児、幼児どちらとも水が無限にあるわけではないよと説明する時、水を入れたペットボトルを用意して少しずつ減らしていく様子を見せることで、いつかは無くなってしまうことがわかりやすく伝わるのでおすすめです。
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