こんにちは。モモンガ(自然大好き保育士)です。
毎日書く連絡帳、負担に感じている保育士も多いのではないでしょうか。
この記事では連絡帳を楽しくスラスラと書くために、誰にでも今からすぐできることをまとめています。
さらに、すぐに使える文例も年齢別、シーン別に豊富に紹介!
連絡帳を早く正確に楽しく書くために、どんな気持ちでどんな環境でどんなことをすればいいのか?
バッチリ分かるようになっていますので、是非どうぞ!
早く文例を見せて!というあなたは、『シーン別に使える文例』から読んでみましょう♪
連絡帳の役割|子どもの姿を分かり合おう
【この章のまとめ】
簡単に連絡帳の役割をお話しています。
「なんで連絡帳毎日書かないといけないの?」と疑問に思う保育士の方向けです。
連絡帳は保護者との貴重なやり取りの場
連絡帳のやりとりで信頼関係を築こう
連絡帳は家庭と保育園の交換日記のようなものです。(今の若い人は交換日記、知っているんでしょうか笑)
保護者はこんな感じで連絡帳に書きます。
「最近、好きなものを作ると美味しいって言ってくれて、嫌いなものだと美味しくないって言うようになりました。複雑な気持ちですが、これも成長なんでしょうかね。」
こんな何気ないエピソードから、家庭ならではの子どもの様子が分かりますね。
それに対して返信し、その日の保育園での子どもの様子を書くことで、保護者は「保育園ではこんな姿なんだな」と思います。
そして園で会ったとき、または連絡帳で「先生、保育園のときと家では全然違うんですね~!」なんて話が始まるのです。
こんな毎日の小さな積み重ねが信頼関係を築いていきます。
お迎え時はたくさんの保護者が迎えに来ますので、なかなかゆっくり保護者と話せません。
連絡帳は保護者とのコミュニケーションをとる大切なツールのひとつで、信頼関係の構築には欠かせないものなのです。
連絡帳の書き方1つで印象が決まる
連絡帳での字のクセや内容、言葉選びによってその人の印象まで決まってしまいます。
何故なら連絡帳は残るものであり、保護者が読むときは書いた人の顔も浮かべながら読むからです。
ちょっと極端な例を出します。
- 「まだ服のボタンができないようなので手伝ってあげました。」
- 「今日は自分で服のボタンどめに挑戦していました。じーっと服とにらめっこして一生懸命でしたよ。」
2の方が印象いいですよね。ちゃんと見てくれている感もありますよね。
このように、書き方1つで保育士の印象が決まってしまうので、連絡帳が丁寧に書けることが求められるのです。
連絡帳は子どもの記録を残す場所
連絡帳には子どもの身長、体重、その日の体調、食べたもの、子どもの遊びの様子までもが記されています。
子どもが大きくなっても保育園の連絡帳を大切にしまい、成長の思い出として扱っている保護者も多くいます。
「我が子は小さいころ、そういえばこんな様子だったな」
「先生いっぱい関わってくれたな」
こんなことを知ってしまったら、書く方としては適当には書けないなと思ってしまいますよね。
大丈夫です。この記事を読んで、連絡帳がスラスラ楽しくかけるようになりましょう。
何より大切な2つのこと
【この章のまとめ】
- 100%の出来よりも、100%の愛情や誠実さが大事
- 保育から子どもをしっかり観察することで、豊かなエピソード溢れる連絡帳が書ける
- 保護者からのメッセージに対して完璧な返信はいらない。日ごろから理解、共感、聞く姿勢を大切に
誠実な心で愛情こめて書きましょう
連絡帳は、子どもを通じて幸せを分け合うようなイメージで書くと良いでしょう。
そもそもなのですが、子ども、保護者、保育に対して誠実さがなければ、連絡帳は上手には書けません。
連絡帳をスラスラ上手に書くためには書くネタが必要で、ネタ集めに必要なことが他者目線(子ども目線)だからです。
連絡帳は今日起こったことの羅列だけではなく、子どもの心の動きまで書く方が保護者は「ちゃんと我が子を見てくれているんだな」と思います。
子どもの心を知ることはできませんから、観察して表情や様子から読み取って書くことになります。
これが毎日、しかもクラスの子ども全てに対してです。
かなり大変ですよね。しっかり「理解しよう」と愛情をもって毎日関わらなくてはできません。
保護者に対しても同じです。
例えば、遠足でお弁当の日があるとします。
保護者に対して誠実であれば、他者目線が生まれ、「忙しい合間にお弁当を作ってきてくれたんだろうな」と想像することもできます。
「お弁当ありがとうございます」
たった一言ですが、これが自分の判断で書けるのは、誠実である証拠です。
また、その誠実さによって子どもや保護者、結局保育士自身も心があたたまるのです。
誠実さは連絡帳限らず、仕事において全ての基本になります。
連絡帳を書くときのテクニックはもちろんありますが、全てを補うことはできません。
毎日書き、形として残る連絡帳だからこそ、保育に対する誠実さはハッキリと出ます。
とは言っても現状は毎日毎日忙しい中で隙間、休憩時間を削って書く園も多いと思うので、面倒と思ってしまうこともあるでしょう。
そう思ってしまうことは保育士も人間ですから仕方ありません。
しかし、書く瞬間は切り替えて、子どもや保護者への愛情と誠実さだけは絶対忘れないようにしましょう。
連絡帳から保護者理解につなげるために大切なこと
文面から心情を読み取る
連絡帳を読むとき、「保護者はどんな気持ちで書いたのだろう」「どんな不安があるのかな」と想像をめぐらせましょう。
何気ないエピソードの書き方から、保護者の性格や保育園に対する思いが垣間見えることがあります。
話すよりも書く方が自分の思いを伝えやすいという保護者もいます。
あまり書かない保護者もいますが、その中には忙しい人や、言いたいことでも言えない保護者もいます。
だから保護者にはたくさん書いてくる人や、あまり書かない人がいるのですね。
毎日沢山エピソードや不安な思いなどを書いてくる保護者は、特に丁寧な受け止めが必要な場合もあります。
決めつけは良くありませんが、文面から読み取って「こうかもしれないな」と思っておくようにしましょう。
保護者からのメッセージに対しての返し方
保護者が求めていることはシンプルです。
「ちゃんと読んで思いを分かってほしい」
たったこれだけなんです。
良く見かける内容は
- 子育てエピソード
- 悩み相談
に大きく分けられると思います。
まずは「新しいおもちゃを買ったら、夢中で離さずにやぁとした顔で遊んでいました!」などの子育てエピソード。
子どもの家庭での様子に対しては、共感が基本です。
印象的だったこと、成長したなと思ったことを保護者は書いてきます。
「自分の子ども愛しているんだな~!」と思うような、ほっこりエピソードも良くみかけます。
「とっても可愛い姿ですね」「こちらまでにっこりさせられました」等、共感する言葉で返しましょう。
長々とエピソードに対する返信を書かなくても、簡単に共感する言葉を添えるだけで、「読んでくれているんだな」と思ってもらえます。
続いて子育ての悩みについて、返信はとにかく聞く姿勢でいきましょう。
こちらがアドバイスと思って返信すると、説教臭いととらえられる場合もありますし、そもそも求めていない場合もよくあるのです。
良くある悩みの例を出してみます。
「最近なかなか言うことを聞いてくれず、いや!いや!と言われて困っています。」
これに対して、保育士として正解を返信する必要はないので、固くならずに優しく受け止めましょう。
「そう言われると、辛くなってしまう時もありますよね」こんな感じで柔らかく、優しくです。
「園でも自分でやりたい気持ちが出てきています」など、園での様子を伝えてみても良いですね。
保護者に気持ちよく喋ってもらうことをねらいとしましょう。
たまに夫婦関係のことや子どもを叩いてしまったなど、プライベートな相談を受けることもあります。
その時は実際顔を合わせたときに、それとなく話を聞いてみると良いでしょう。
こちらも忙しいときは、すべての保護者には返せないこともあるでしょう。
しかし、一週間全く無視にならないように気を付けましょう。
お迎え時に連絡帳の話題を少し混ぜて話すと、保護者は拾ってもらったと思います。
また、保護者に対しての返信ができない、そもそも連絡帳を書く時間がなく、毎日は詳細に書けない場合は、保護者に理解をもらうというのも良いでしょう。
連絡帳の返信となると、保育士はプロとして完璧を求めがちですが、肩の力を抜いて自然に心を通わせる感覚で向き合いましょう。
連絡帳をスラスラ書く5つのコツ
【この章のまとめ】
- 子どものエピソードは、一場面を子どもになったつもりで深く掘り下げて書こう
- 保護者に対して「ありがとうございます」が基本
- ネガティブをポジティブに、子どもの気持ちを代弁しながら書こう
- 怪我、体調のことは短く簡潔に書き、実際合ったときに詳しく伝える
- 正しい姿勢で書くだけでも丁寧な字になる
活動、遊びの様子は子どもになったつもりで書いてみよう
連絡帳で今日の子どもの様子を書くとき、ひとつの場面を深く掘り下げて書くことをおすすめします。
良くない例:「今日は砂場で●〇ちゃんと山を作って遊んで、その後は鬼ごっこをしました。」
これだと心の動きが見えません。
やっていたことを並べていくよりも、面白いエピソード1つ入れるようにしましょう。
例えば、
良い例:「今日は砂場で●〇ちゃんと山づくり。途中で枝を刺して「ここは〇●の森なの」と二人の世界をつくっていました。」
こっちの方が子どもの表情や動きが読み手に伝わりますね。
ちょっとキラッとした瞬間があれば、忘れないようにメモしておくことも良いでしょう。
メモする時間が無ければ、小さく復唱するだけでも忘れにくいですよ。
しかし、毎日子ども一人一人がどんな表情で何をしていたなんて、正直覚えてられないよと言う場合もあるでしょう。
そんな方は出来る範囲でやりましょう。完璧じゃなくていいのです。
毎日ずっと出来事の羅列が続くよりも、うんと良いです。
日ごとにある程度、観察する子どもや関わる子どもを決めてみても良いかもしれません。
園によっては書き方を統一するために決められている場合もありますが、保育士に任されている場合は
- 一つの場面を深く
- 見る子どもを決めて書く
を参考にしてみてくださいね。
保護者に対して感謝の気持ちを入れる
「いつもありがとうございます」
この一言が入るだけでも、連絡帳の雰囲気はガラッと変わります。
ありがとうございます、は何でも使えます。
- 家庭での子どもの様子を詳しく書いていただいて「ありがとうございます」
- 今日はお弁当の日で園の方針に合わせていただいて「ありがとうございます」
- 要望や意見をいつも言っていただいて「ありがとうございます」
これは保護者と顔を合わせたときにも使えますので、「ありがとうございます」をタイミングあれば使ってみましょう。
健康面のお知らせは最優先で忘れずに
熱が出た、ぐったりしていた、大きな怪我などの健康面で知らせたいことは確実に知らせ、記録として残るようにしたいですね。
連絡帳には簡単にまとめ、口頭で詳しく話すようにしましょう。
連絡帳の限られたスペースでは詳細まで伝わりきらないですし、誠実さも伝わりにくいです。
ただ、連絡帳に書くことで、もしも万が一伝え忘れていたときでも、口頭で詳しく伝えることを忘れていただけで、最悪何もしなかったは避けられます。
確実に残すために、忘れずに簡潔にまとめて書いておきましょう。
悪いことは否定的に書かない
かみついてしまった、ひっかいてしまった、喧嘩をしてしまった。
こんな一見ネガティブなことでも、子ども目線でポジティブなことに変えて書きましょう。
ポジティブに変換できないならば、いっその事書かない方がいいと思ってください。
何故なら、連絡帳は残るものであるからです。
悪い例:「今日は●〇ちゃんが使っていたおもちゃを取り上げてしまい、〇●ちゃんが取り返そうとすると、気持ちが分からず叩いてしまいました。保育士が中に入って良くないと伝え、やめさせました。」
こんな風に書かれたら「我が子は迷惑をかけている」など、後ろめたい気持ちになると思います。
なので
良い例:「おもちゃが欲しかった気持ちが上手く伝えられませんでしたが、保育士が間に入ると、本人なりに何とか気持ちを伝えることができました。」
というように、子どもの気持ちを代弁し、理解を示すような書き方が良いでしょう。
読みやすい、分かりやすい、誤解がないように書く
- 丁寧な字で書く(綺麗な字でなくてもいいので)
- 主語、述語が成立している、読みやすい文章で書く
- 言葉の表現に気を付ける
例えば、「~してあげました」のような書き方は偉そうな印象を受けます。
ちなみに文章は書きにくい床で書くか、小さくても机で書くかだけでも大きく影響するので、書く環境から見直してもいいかもしれませんね。
座って姿勢を正して、優しい言葉を心がけて書くようにしましょう。
シーン別に使える文例
乳児
初日
- 担任の〇です。1年間どうぞよろしくお願いします。今日は■ちゃんはずっと泣きながらも、おもちゃで遊ぶ周りの様子をきょろきょろ伺っていました。入園したてで不安な一方で興味があるのかもしれないなと思いました。ゆっくり関わって■ちゃんのペースを大事にしていきますね。
- 担任の〇です。1年間どうぞよろしくお願いします。今日▲くんは、さっそく車のおもちゃに興味をもって走らせていました。一緒に横で車を走らせると「にこっ」とほほ笑んでくれましたよ。明日も楽しい遊びをいっぱい楽しんでいけたらなと思います。
室内あそび
- お友達が寝転んでころころしていると、■ちゃんもハイハイしていってころころ。上から保育士がレースをふわっとかけると、二人でキャッキャと笑ってとても可愛い■ちゃんでした。特にピンク色のときは反応GOODでしたよ。
- 大きなダンボール箱に中から見えるように穴をあけておくと、興味深そうに眺め、さっそく入ってハイハイしていました。得意げな表情で「ヘヘヘ」と笑いながら、のそのそ動きます。それを見てお友達も参戦。段ボール隊ができていました。
外遊び
- 今日は×公園にお散歩へ行きました。▲くんはブランコの柵につかまって頑張って立ち上がろうとしていました。柵から手を離すと尻もちをついてしまうのですが、「うんっ」と力を入れながら何度も何度も挑戦していました。歩くまでもうすぐですね。
- ●ちゃんは、■くんたちと一緒に野原で気持ちよさそうに寝転んでいました。色とりどりの花に手を伸ばし、くんくん香りをかいでいました。じーっと見つめて「思ったより美味しそうな香りしないな」という表情でした。色々なものに興味がでてきましたね。
人間関係(友達関係)
- 積み木で遊んでいる途中、不安で泣いているお友達に気づいて、積み木を放ってそっと寄ってきてくれた●くん。そのまま優しくよしよしと頭をなでてくれました。保育士がありがとうと言うと、みんなによしよししている可愛い●くんです。
- 今日もコップを持ってきては「はいどーぞ」と何でもくれる■ちゃん。大好きな絵本を読めば「もう1回」。とにかくキラキラした自信たっぷりの表情で、人とお話することが楽しくなってきたんだなぁと成長を感じました。
園ではじめてできたこと
- 今日は保育園で野菜をはじめて口にできました。毎日他の子が食べている様子や、保育士も「美味しいなぁ」と言って食べているのを気にするように見ていたのですが、今日とうとう一口、自分でも食べてみました。「案外いける」という顔で小皿の野菜全て食べていました。
- 今日砂場で▲くんが穴をほっていると、近くにいたお友達にスコップを渡してくれました。今までは使わないおもちゃまで全部自分のものにしていた▲くんが、初めておもちゃをお友達に貸している様子から、この間のお友達と遊んだ楽しい経験が心を芽生えさせたのかなと成長を感じました。これからお友達とのつながりも増えればよいですね。
幼児
初日
- 担任の〇です。1年間どうぞよろしくお願いします。▲ちゃんはちょっと緊張した様子でしばらくウロウロと周りの様子を伺っていましたが、おままごとしている女の子と保育士に「一緒にやろうよ」と誘われると、一緒にお団子をつくったりして遊んでいました。最初は口数も少なかったですが、遊びの時間が終わるころには笑顔でお友達と「私の家はね~」と話して、打ち解けた様子でした。また日が変われば朝は緊張すると思いますが、園では毎日楽しい経験を積み重ねられたらと思います。どうぞよろしくおねがいします。
- 担任の〇です。1年間どうぞよろしくお願いします。■くんは不安や人見知りもあるようで、保育士の膝の上で過ごしました。ただ、他の子どもの遊ぶ様子をじっと見ていたり、保育士が「梅の花良い香りするね」と話すと、手を伸ばしてクンクンかいでいたり、落ち着いて過ごせました。これから■くんの距離やペースを大事にして居心地の良い園生活になるように、援助していきますね。何か不安なことなどあれば遠慮なくお知らせください。どうぞよろしくお願いします。
室内あそび
- 今日■くんは▲くん、●くんと新聞紙を丸めて剣づくりをしていました。この前の制作で新聞紙を丸めると棒になることを知った後は、「俺のは~~で」とお互い言いながら長い剣や二刀流など、剣の数を増やしながら3人の世界を広げていました。
- 年長さんの跳び箱を見て「やってみたい!」思いがあふれていたので、今日は保育士の背中で跳び箱をやってみました。線を引くと年長さんの真似をして順番に並び「後ろに行かないとだめだよ」と子ども同士で言いあっていました。●ちゃんも仲良しの▲ちゃんに誘われて参加しました。跳べたときにとってもいい笑顔をしてくれましたよ。
外遊び
- 今日はお友達みんなで鬼ごっこをしました。●くんは保育士や他のお友達に捕まえられると悔しさをにじましていましたが、仲良しの▲ちゃんに捕まえられると「あーあ捕まえられちゃったよ」と言いながらも少し嬉しそうな表情でした。もしかしたら初恋でしょうか?
- 今日は保育園の池にかえるのたまごがありました。「先生これなぁに?」「なんでしょう」と聞くと「ゼリー?」と不思議そうに答えていました。「実はかえるのたまごなんだよ」と話すと「じゃぁみんなかえるになるの?」と不思議がとまらない●ちゃんでした。保育室で飼育してみることになり、毎日楽しみになりそうです。
人間関係(友達関係)
- 今日は■ちゃんと●ちゃんと保育士でおままごとをしていました。■ちゃんが「うちのお母さんのピザ美味しいんだよ」と話すと●ちゃんも「私のママも得意なんだよ」と話していました。保育士が「給食とお母さんの料理どちらが好き?」と聞くと二人声をそろえて「ママ、お母さん!」と話していました。やっぱり母の手料理が1番なんだなと微笑ましくなりました。
- ■くんは仲良しの▲くんと思いのすれ違いからつかみ合いの喧嘩をしていました。保育士が入ってその後静かな場所で二人きりにすると、何を話すわけでもなく、離れて30分ほど考えながらじっと時が過ぎていました。その後■くんから「ごめんな」とぼそっと話して▲くんも「もういいよ」と仲直りした様子でした。
園ではじめてできたこと
- コマ遊びを今日から始めました。今日はコマを回せるのが▲くんだけで、周りからの尊敬のまなざしに「こうやって回すんだよ」と意気揚々と教えていました。普段関わらないお友達と関わりながら、キラキラしていた▲くんでした。
トラブル、怪我
- 今日保育室で11時ごろ■くんに対して、右腕にかみつきがありました。すぐに氷で冷やして今は少し赤くなっています。私たちの配慮不足で痛い思いをさせてしまい申し訳ございません。
- 本日のお電話でもお伝えしておりますが、今日外遊びの時、転んで顔を打ってしまい鼻血が出てしまいました。鼻の腫れから骨折が疑われたので、念のために×病院に受診してレントゲンを撮っています。結果は骨折もなく、現在では鼻の腫れも落ち着きました。ご家庭でも様子を診てあげてください。また変わったことあればいつでも連絡をお願いします。
保護者からのメッセージに対して
友達と遊んでいるか不安な場合
- 今は▲くんは一人遊びに夢中ですが、時折、お友達と同じことをやって可愛い笑顔を見せてくれることもあります。少しずつお友達と同じ楽しみを分け合う姿が増えてきました。まだ上手く関われないこともありますが、年齢的にも少しずつ他者との関わり方を学んでいく時期ですので、大丈夫ですよ。相談していただいてありがとうございます。また何かあればいつでも言ってくださいね。
いやいや時期
- 毎日何でもイヤイヤと言われると大変な時もありますよね。イヤイヤは保育園でも見られていて、自分に少しずつ自信がついて何でもやりたくなった健康の印と思って、園でも見守っています。反面、人の気持ちも分かろうとしてきて、悲しそうなお友達がいると、優しくかかわってくれる様子もありますので、ちょっとずつ試してみて成長していくのかなと見守っています。
家で甘えられて困っている
- このままずっと甘えたまんまじゃないかと心配になりますよね。園では何でも自分でやってみて、お友達とも積極的に関わっていく、何でも挑戦しているなと見ています。きっと、家で十分に甘えられているから外の世界で一生懸命できるのかなと思いました。ただ、お母さん自身も不安や負担に感じることがあると思いますので、遠慮なく気になることあればお話ししてくださいね。
文頭に入れると書きやすくなる文例3つ
- いつもありがとうございます
- 本当にすごいですね
- そうですよね
文末に入れると締めやすい文例3つ
- ~な●くん(ちゃん)でした
- 明日も楽しみにお待ちしております
- 成長が楽しみですね
まとめ
連絡帳は保護者と保育士を毎日つなぐバトンです。
誠実に、謙虚に、愛情をもって子どもや保護者に関われば、その心が連絡帳にも生きてきます。
スラスラと早く書くには書きやすい姿勢で書くなど、環境から意識してみると良いかもしれません。
毎日楽しく「今日こんなことあったな」と微笑みながら連絡帳が書けますように。
心から応援しています。