保育園・幼稚園で大人気&おすすめの絵本を集めました。
- 学年ごとのおすすめを知りたい
- 季節感のある絵本を読んであげたい
- 子どもを引きつける絵本を読みたい
そんなニーズを抑えつつ、図書館でも借りられる、人気・定番の王道絵本を中心に選んでいます。
『もくじ』から気になるところを見てみてくださいね。
月案文例も人気です♪
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【まとめ】絵本のおすすめ(保育園・幼稚園・こども園)
だんまり こおろぎ
ねらい
- しかけ絵本を楽しむ
- 身近な虫に興味を持つ
あらすじ
ある日、こおろぎぼうやが生まれました。
いろいろな虫たちがこおろぎぼうやに声をかけ、あいさつをしてくれます。
こおろぎぼうやもあいさつしたくて羽をこすりますが、音が出なくて歌えません。
最後に出会ったのは同じ仲間の女の子ですが・・・
さて、あいさつができるでしょうか?
解説文
女の子のこおろぎに出会うシーンで「リリリ・・・」と音のしかけが鳴るので、子ども達も興味を持つことでしょう。
本を読む前には、事前に音が鳴るかを確認しておくと良いでしょう(特に図書館など使い回しの本の場合はすでに鳴らなくなっている場合もあります)。
また、しかけは明るい場所で反応するので、暗めの部屋(午睡前など)では反応しないかもしれません。
色々な虫が登場するのも子ども達にとって魅力の一つかもしれませんね。
うさぎのくに
ねらい
- 物語のユーモラスな展開を楽しむ
あらすじ
あるところにうさぎのくにがありました。
うさぎのくにには、うさぎがたくさん。
ある日、うさぎたちは冠を見つけ、うさぎの中から王様を決め、かぶせることにしました。
王様になったうさぎは、冠が重くていらいらと機嫌が悪くなりました。
ところが鳥に狙われ冠が頭からはずれると、他のうさぎたちと混じってしまい、誰が王様かわからなくなってしまいました。
王様は再び王様になることはもうこりごり。
何もかももとどおりになり、うさぎたちは楽しくくらしました。
解説文
白、黒、赤色の三色で描かれた絵本です。
あとがきに書いてあるのですが、うさぎは6パターンの型のみで描かれています。
それでもうさぎたちには動きがあり、巧みでユーモラスに表現されているのがこの絵本の魅力と言えるでしょう。
文もすっきりと整っているので、あえて過度な抑揚はつけず、淡々と読み進めるのも面白いかな、と感じます。
ぼく、お月さまとはなしたよ
ねらい
- 月に関心を持つ
あらすじ
クマくんはお月さまにたんじょう日のおくりものをすることを考えました。
クマくんがたんじょう日にほしいものは「ぼうし」と話すと、お月さまもほしいものはぼうしと話します。
クマくんはプレゼントのぼうしを用意し、木のえだにかけると、お月さまがかぶってくれました。
その夜、木のえだから落ちていたぼうしを見たクマくんは、お月さまからのプレゼントだと喜びました。
その時風が吹きぼうしが飛んでいってしまい、見えなくなってしまったのですが・・・お月さまもぼうしをなくしてしまっていたのです。
プレゼントをなくしても「あなたがすき」、そう思ったくまくんとお月さまは「おたんじょう日、おめでとう」と言い合うのでした。
解説文
山でクマくんがお月さまに話しかけると、その声がこだまして「お月さま」が話しているように聞こえる・・・クマくんの勘違いが生んだ、かわいらしいお話です。
お月さまと話すクマくんの嬉しい気持ちを大切にし、「こだま」という種明かしは保育者の心の中にしまっておくのも良いですね。
「クマくん」のシリーズは他にもありますので、子ども達が気に入ったら是非読んであげてくださいね。
赤ずきん
ねらい
- 見聞きしたことのある物語に親しむ
- 話の展開に興味を持ちながら見る
あらすじ
赤いずきんをかぶった「赤ずきん」は、病気のおばあさんのところへお見舞いの品を持って行く途中で、オオカミに会いました。
一度はオオカミの悪だくみで食べられてしまったおばあさんと赤ずきんですが、無事かりうどに助けられます。
みんなは切ったオオカミのお腹に石をつめ、お腹の重さに耐えらなくなったオオカミは死んでしまいました。
おばあさんは赤ずきんの見舞いの品を食べ、すっかり元気になりました。
解説文
子ども達も一度は耳にしたことがあるかもしれない、有名な童話の一つです。
無邪気な赤ずきんと怖いオオカミ、それぞれのキャラクターが子ども達にも伝わるよう、声色やトーンなどを使い分けて読むのも面白いでしょう。
少々ボリュームのある絵本ですが、ハラハラする展開もあるので、子ども達も話に引き込まれるのではと思います。
おだんごぱん
ねらい
- 話の展開を想像しながら楽しむ
- 外国の昔話に親しむ
あらすじ
おじいさんとおばあさんがおだんごぱんを作りました。
おだんごぱんはじいっとしているうちにさびしくなって、家から転がり出ていってしまいました。
途中で動物たちに食べられそうになりますが、おだんごぱんは上手に逃げていきます。
最後に出会ったのはかしこいきつね。
さあ、おだんごぱんは逃げることができるでしょうか。
解説文
今から50年以上も前に作られた、ロシアの昔話です。
おだんごぱんが逃げる際に歌う「うた」は、動物に出会うたび繰り返し登場します。
子ども達が繰り返しを意識し楽しめるように、うたごとに大きな変化をつけずに読んでも良いかもしれませんね。
お待たせしました
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