退職の意向を伝えたのですが、話が進まず心配です【第402回｜保育士お悩み相談】

12月の末に、次年度の意向の聞き取りのため園長に呼ばれ、話をしました。
その際、年度末で退職することも考えていると話しました。
園長からは、「わかりました。それなら、私は退職するという方向で、来年度の人事を私がいないものと思って考えるのと、採用活動を行います。もし続けたいとなっても内定者が決まっていたらごめんなさいとなることがあるのは了承してください。」と言われました。
その後現在に至るまで、園長に再度呼ばれることも、退職に関して話があるとかも何もなくて…
なので、3か月前に一応退職の意思表示はしていますが、自分からもう一度きちんと話をしないといけないとは思っています。
主な退職理由は家庭の事情ですが、精神的に参ってしまったのもあるので、もう一度自分から話をしなければいけないのがとても怖くて苦痛です。
精神的苦痛は副園長に対してが一番大きく、ただ園長が不在なことも多く、まずは副園長を通してということになるので、どのように伝えればいいのかと悩んでいます。
副園長に、「以前から相談していましたが、家庭の都合で〜」と退職することを伝えるのか、「来年度のことで園長先生にお話がありますので、近々時間を作ってもらえないでしょうか」と話をするのか、
どのようにすれば一番よいのでしょうか？
また、退職願いも持参した方がいいのでしょうか？
お恥ずかしいのですが、わからないことが多く、教えていただけると助かります。
年末に一応意思表示をしているのはいえ、再度伝えるのであれば今月中に話をしなくてはいけないと思いますので、お忙しいとは思いますが、ご返信よろしくお願いします。

こまりんさんのご相談文を読ませていただきました。

退職の意思を伝えていらっしゃるにもかかわらず、園側からその後の対応がないのは心配になるのではと感じます。
当方でもどのようにしたら良いのか一緒に考えていきたいと思います。

お辛い中申し訳ありませんが、お時間を頂けたらと思います。

お待たせいたしました。

早い段階で園長に退職を伝えていらっしゃるにもかかわらず、その後何も話がないというのは心配になりますよね。
お話を伺う限りでは、年末の時点で園長はこまりんさんの退職を認めていらっしゃるように思われますが・・・。

【年末に園長に退職することを伝え、承認してもらいました。しかし、その後退職に関しての話がなく、どうしたら良いのか悩んでいます】とのご相談につきまして、当方の回答としましては【副園長に「園長にはすでに退職については伝え済み」ということを前置きした上で、どうなっているのか確認してみてはいかがでしょうか】と考えます。

園長が不在がちであるということ、まずは副園長を通してからということを考慮すると、こまりんさんがおっしゃるとおり、副園長に相談することが望ましいのではと感じます。
その際には、「年末の園長との面談で退職することを伝えており、園長からも承認を頂いたのですが」と園長にすでに話をしていること（「年末の面談」という具体的な時期も伝えることもポイントです）、そして園長からも「わかりました」と承認をもらっていることを前置きとしてしっかりと伝えた上で、「その後話し合いの機会がないのですが、どうなっておりますでしょうか？」と確認してみてはいかがでしょうか。

退職願につきましては、園側が退職を認めない際の最終手段として用いれば良いのではと考えます。
当サイト内に退職願について記載した記事がございますので、ご紹介いたしますね。

保育士の辞め方と退職理由｜やめさせてくれない時の対処法と面接時の退職理由

またyoutubeの動画でも、退職について（辞めさせてくれない場合など）詳しく解説しておりますので、よろしかったらご覧下さいね。

ほいくのおまもりチャンネル（YouTube）

少しでもお役に立てましたら幸いです。
よろしかったらその後のお話を聞かせて下さいね。

やはり自分から副園長に確認するしかないですよね…
「家族で話し合い、家庭の事情で、3月末での退職も考えています」と、はっきり「退職します」と言わなかった、自分の伝え方が悪かったのもあるとは思うのですが…
ここまで何も話がないとは思いませんでした。

精神的にしんどいので、できるだけ顔を合わせたり話したりしたくないのですが、辞められない方が困るので、勇気を出してもう一度話してみようと思います。

ありがとうございました。

園長もこまりんさんが辞めたいというお気持ちは分かっていらっしゃるとは思いますが、念の為に確認をしておくことで、確実に辞める方向で話を進めることが出来るのでは、と感じます。
確認を取らなかったことで、万が一にも退職の手続きが進んでいないということがあってもいけませんものね。

副園長には話しかけることもおつらい状況とのことですので、かなりの勇気が必要なこととお察しします。
ただ、こまりんさんがおっしゃるとおり辞められない方が困りますね。
また、退職が決まればあと１ヶ月ほどで現在の職場を離れることが出来るのですから、「もう少しで会うこともなくなるから」と割り切って考え、少しでもこまりんさんの心の負担が軽くなるよう意識付けてみてはと感じます。

退職に向けての話がスムーズに進みますことを強く願っております。

今日副園長に確認も含めて、再度今年度で退職する旨を伝えてきました。
やはり、年末に話した時点で退職は承認されていました。
あとは私が退職届けを出すだけでよかったみたいです。
何も言われなかったのでわからず悩んでいたのですが、拍子抜けというか、あっけなかったです。
退職理由の確認と、退職理由が家庭の事情なので、他で働くとかではないよねって念押しので確認をされました。
落ち着いたらまた家庭と両立できる仕事を探しますが…とりあえずは家庭に専念するのでと答えましたが、生活もあるので、全く働かないことはは正直無理です。
アルバイトや派遣でも働いていることがバレたら悪いでしょうか？
家庭の事情と心の状態が落ち着き、もう一度保育したいと思ったら、保育業界に戻る際に不利になるでしょうか？

退職がすでに承認されていたとのことで、ほっと安心されたことでしょう。

「家庭の事情」という退職理由について、園側から「本当にそうなのか」と念押しをされたとのことですが、今後こまりんさんがどのような職に就くのかはこまりんさんの自由なのですから、気になさらなくて良いのではと感じます。
こまりんさんの（ご家庭の）ライフプランもあるのですから、働きたいと思った時には働けば良いのだと思いますよ。

退職理由はあくまでも「退職時に辞めざるをえなかった理由」なのですから、退職後に「辞めざるをえなかった理由」が解消される可能性も充分にあります。
また、仮にバレたとしても今後の転職活動に大きく響くことはないのではと感じます。
いずれ保育の仕事がしたいと思った時には保育業界に戻っても良いのではと思いますよ。