こんにちは、ほいくのおまもりです。
今回の相談者からのお悩みは、『過去に勤めた幼稚園でつらい思いをしました。新年度より保育の仕事に就きたいと考えていますが、不安が拭えません』というご相談。
回答者のほいくのおまもりは『時間の許す限りじっくりと情報収集や職場見学をする等、こまりんさんの雰囲気に合う園を探すことで少しでも安心出来るのではと考えます』とアドバイス。
どうぞ、御覧ください。
保育士お悩み相談（LINE）
【年齢】20代
【保育士経験年数】幼稚園1年半
学童1年 パート
子育て支援センター2年
こども園3ヶ月
子育て支援センターとこども園はパート勤務で在職中
【相談文】
学生のころ無資格バイトで子育て支援センターで働いた後、新卒で幼稚園に勤めました。年少の副担任でしたが、夏過ぎた頃、年中を担任していた同期が退職し、年功序列を重んじている園だったので私が引き継ぐことに。クラスは崩壊、私は右も左も子どもたちのこともわからないまま引き継ぎされ、怒号が飛び交う日々。挙げ句の果てには幼稚園向いてないとまで言われました。
一般業務について幼稚園教諭をしていた友人に相談しても一人の負担がかなり多くかなりの量を抱えていたり、毎日3時間眠れたらいいほうでした。先輩が出勤する前には出勤し、先輩が全員退勤してからの帰宅のため行事がなくとも帰宅はいつも22時近くでした。また、その残業代は何時間やっても月5,000円しかつきません。体調や身体的にもその影響がで始めていて、保護者に心配されるほどでした。
その後、園長、教務主任より下の先輩方みんなからのいじめが始まり精神的に追い込まれていました。新年度そのまま持ち上がりで年長の担任になりましたがいじめや仕事量が昨年より倍増し限界をとうにこえていてドクターストップがかかりました。そのため年度途中でしたが退職をしました。それ以来恐怖で職員室に入れないほどでした。
その後、結婚をししばらく保育業界から離れてパートをしていましたが、夫の転職でご縁があり学童に勤めました。そこでやはり私は子どもが好きだ、子どもの成長を見守りたい、育児をする親子に寄り添いたいと感じました。
その後、離婚をして、幼稚園に勤める前にアルバイトをしていた子育て支援センターで人員不足と言うことでパート勤務を始めるとどん底にいた自分が子どもたちから力をもらいたちまち自然に笑えている自分がいました。いまは、子育て支援センターとこども園掛け持ちでパート勤務をしていますが、新年度から園、もしくは小規模保育園等に復帰を考えています。経験した不安が拭えたわけでもないし、正直なところ全否定され続けた幼稚園1年半勤務だったので自信もありません。私なんかかが子どもたちの前に立って担任としていていいのだろうか。そんなことと葛藤しながらつぎの仕事を保育業界にもどるか一般企業にもどるか悩んでいます。
離婚後の心機一転！と思っています。
長くなりましたがよろしくお願いします。
ご相談内容、拝見いたしました。
以前お勤めされた幼稚園での待遇があまりにも悪く、おつらい思いをされたのですね。
再び保育業界に戻りたくとも不安になるお気持ちはとても良く分かりますよ。
ただいま多くのご相談を受けておりますため、お待たせしまして申し訳ありませんが、お時間を頂けたらと思います。
お待たせしまして申し訳ありませんでした。
幼稚園で勤務された１年半は、非常におつらい期間であったこととお察しします。
「幼稚園向いてない」と言われてしまうと、自信もなくなってしまうでしょうし、「私なんかが子どもたちの前に立って担任としていていいのだろうか」と不安になるお気持ちはとても良くわかりますよ。
【過去に勤めた幼稚園でつらい思いをしました。新年度より保育の仕事に就きたいと考えていますが、不安が拭えません】とのご相談につきまして、当方の回答としましては【時間の許す限りじっくりと情報収集や職場見学をする等、こまりんさんの雰囲気に合う園を探すことで少しでも安心出来るのではと考えます】。
新年度まであと半年ほどありますので、まだ時間的には余裕があるかと思います。
まず、不安を解消するためにどのような園に勤めたいか、イメージをはっきりとさせてみると良いかもしれませんね。
職場の雰囲気、業務の内容、行事、通勤時間等、こまりんさんが勤めたい園のイメージをメモに書き出すことで、どのような園で勤めたいのか整理されていくのではと考えます。
整理したイメージをもとに情報収集をし、実際に園に足を運び、見学をすることで、「この園は自分に合うかどうか」が体感出来ることと思います。
時間の許す限り複数の園を見学すると、他の園との比較も出来ますからさらに良いかと思いますよ。
もし不安が解消されないようでしたら、見学日とは別の日にそっと園の様子を見学しに行ってみるのも方法の一つです。
園の普段の様子が見ることが出来ますので、本来の子ども達の様子や、職員同士の関わり方等を垣間見ることが出来るかもしれません。
下記は転職の流れについて詳細に記載しております。
よろしかったら参考になさってみて下さいね。
また、こちらでは複数園を見学する大切さについて記載しております。
記事中では「実習園」となっておりますが、転職の際にも役に立つ内容となっております。
幼稚園勤務時は、残業代も満足に出ず、帰宅時間が遅いという待遇の悪さがありましたね。
一番の悩みの種であった職員との関係についても、新人であったこまりんさんをしっかりとフォローせず、いじめ、叱り飛ばすことが多かったようですね。
「幼稚園向いてない」と言われたとのことですが、こまりんさんが一人前に成長するよう育てきれなかった園側の責任でもあるのですから、それをこまりんさん全てに転嫁するのは間違っているのではと思います。
現在お勤めの子育て支援センターやこども園で、子ども達と向き合い、やりがいを持って保育をされていらっしゃるのですから、こまりんさんが「向いていない」ということは全くありませんよ。
「子どもが好き」であり、「子どもの成長を見守りたい」「育児をする親子に寄り添いたい」という信念はとても素敵だなと思っております。
いずれも保育をするうえでとても大切なことではないでしょうか。
こまりんさんは担任として子ども達の前に立っても良いのですよ。
ですから、どうか自信をもって前に進んで頂けたらと思います。
もし不安な気持ちが晴れない時にはお話をしにいらして下さいね。
いつでもお待ちしております。
少し、肩の荷がおりたような気分です。
見学にいくことからはじめてみたいと思います！
ありがとうございます。
「少し肩の荷がおりた」とのことで、当方もほっとしております。
素敵な園とのご縁がありますように。
よろしかったらその後のお話を教えて下さいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「私も相談してみたい・・・」というあなたは↓↓↓
お悩み相談の説明ページ
