体力的に無理があるのか、病欠を重ねてしまいます【保育士お悩み相談｜第269回】

【性別】女性
【年齢】30代
【保育士経験年数】1年
【特に解決したいこと】今の勤務園との適性
【相談文】前職で事務職を1年半していて、今月から保育士として働いています。園児140名中1歳児26人のクラスの補助をしています。持ち帰りの仕事もまだ殆ど無いですし、保育の仕事が嫌いなわけではありません。人間関係も悪い方ではないです。ただ体力的にしんどくて、勤務5日目で高熱が出て病欠してしまいました。金土と休み貰って、その翌週頭から2週間順調に勤務出来てましたが、昨日からまた高熱で病欠してしまっています。元々熱が出やすい体質でも無いのに、月2回も病欠、これが実はストレスなのかと思うと、先生方に申し訳なくて、顔向け出来ません。今週末に行事があるため、今日熱が下がったので、出勤準備していたら、冷や汗とめまいと吐き気で出勤できませんでした。家では2歳半の息子のワンオペ育児もあり、病欠中は息子とも遊んでやれません。出来れば今の職場でずっとお世話になりたいのですが、身体が無理だと言っているのかな？と思うと悩みます。転職は全く考えていません。ただ来月もこんな調子だったらどうしようと、不安でたまりません。何かご意見頂けたら嬉しいです。よろしくお願い致します。

こんばんは。

ご相談内容、拝見いたしました。

何度も体調を崩されているとのこと、とてもお辛い思いをされていることと思います。ぜひ、ご一緒に、今後のことを考えていければと思います。

ただいま多くのご相談を受けておりますため、お辛い中申し訳ありませんが、お時間を頂けたらと思います。

こんばんは。

お待たせしまして申し訳ありませんでした。

今月より保育士として勤務されていらっしゃるのですね。
前職が事務職とのことですから、保育園とは職場環境も業務内容も大きく異なるのではないかと思います。
少しでも早く慣れようと気を張っていらっしゃるでしょうし、デスクワークではないため体力の消耗も激しいことと思います。
気力・体力ともに疲れがたまっていらっしゃるのではとお見受けします。

【保育の仕事を始めたが、体力的につらく、病欠も続き困っています】とのご相談につきまして、当方の回答としましては【現在の体力的な悩みについて上司に相談してみてはいかがでしょうか】と考えます。

現在の園での人間関係は悪くはなく、持ち帰り仕事が殆どないとのことですので、環境的な条件は決して悪くはないのではという印象を受けました。
また、こまりんさんご自身も保育が嫌いではなく、現在の職場で続けたいと思っていらっしゃるとのことですので、園に対しての不満もないのではとお見受けしました。

ただ、上記でもお伝えしたとおり、早く慣れようと気を張って過ごし、体力的な消耗も激しいことから疲れがたまっていらっしゃるのではと思います。
クラス内で発熱等病気になる子供がいれば保育士にうつるリスクも当然ありますし、疲れがたまり体力も低下していればうつる確率も上がるかもしれません。
また、回復段階で、もしくは回復しきっていないまま職場復帰されることで、再び病気にかかるということもありうるかもしれませんね。
ご自身が病気になることを責め、「来月も同じような調子だったらどうしよう」と不安になることで、ストレスにつながる可能性も考えられるでしょう。

現在の状況についての悩みを上司に話してみることで、働き方について一緒に考えて下さるかもしれません。
その際には「現在の職場環境に満足していること、このまま現在の園で続けたいこと」をしっかりと前置きとして伝えた上で、「体力的につらく、病欠も続いており、先生方に対して申し訳なく思っている」と「ご自身の悩み」として打ち明けることで、こまりんさんのおつらい気持ちを汲み取って頂けるのでは、という期待が持てます。

当サイトの相談でも過去に「保育を始めたら病気にかかりやすくなった」というご相談を受けたことがあります。
看護師として病児保育の園で働いていらっしゃる方ですので、こまりんさんとは異なる立場ではありますが、「同じ様に病気にかかりやすくなる人もいるんだな」ということが分かるだけでも少しはお気持ちが楽になれるかもしれませんね。
下記にご紹介いたしますので、よろしかったらご覧下さいね。

【第77回】保育士お悩み相談｜病児保育をしている園で働いて、病気になりやすくなり困っています…

病気にかかると、何よりもこまりんさんご自身がおつらいでしょうし、お子様の育児もありますから、なかなかご自身の体力の回復を優先することが出来ないかと思います。
どれだけ予防をしていても病気にかかることは避けきれないことですから、どうかこれ以上ご自身を責めず、休める時にゆっくりと身体を休めて頂けたらと思います。

少しでもおつらいお気持ちが晴れますように。